接客の経験を活かして働きたい!
「接客の経験を活かして働きたい」と考え、転職活動に臨んでいる方も多いのではないでしょうか?また、履歴書や面接でアピールしていきたいという方もいるかもしれません。
接客経験で得られるスキルは、多くの職業で活かすことができます。まずは、具体的にどんな場面で活かせるのかご紹介します。
お客様の対応をするとき
接客において欠かせないお客様の対応は、接客スキルを一番発揮できる場面でしょう。
いかにお客様一人ひとりに合わせて「おもてなし」できるかによって、会社の印象や業績が変わってくることも。
コミュニケーション能力や臨機応変に対応する力などが求められる最も重要な仕事です。
お客様のニーズを考えるとき
接客では、お客様が求めているものが何かを常に意識しながら働きますよね。これは接客業に限った話ではなく、ほとんどの職業に共通しています。
例えば、企画業務はお客様と直接対応することはなくとも、お客様のニーズを考え、それをもとにしてプランを練ります。一見関係ないようにみえる仕事にも、接客スキルを活かせる場面があるのです。
こんな場面でも!社員同士で会話をするとき
社員同士で話すときも接客スキルを活かせることがあります。
接客では、お客様一人ひとりの特徴を素早く察し、相手に合わせて対応することがありますよね。それが社員同士の間でも発揮されると、好印象を与えると同時に信頼関係も築くことができます。
社内環境やチームワークに影響し、働きやすさも変わってくるでしょう。チームワークがよいものとなれば生産性に拍車がかかり、業績の向上も期待できます。
このように、接客スキルを活かせる場面というのは意外に多いもの。上記の他にもさまざまな場面で活かせるので、次の項目で紹介する「強み」を確認して自分の性格や長所などと照らし合わせてみましょう。
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接客の経験を活かせる強みはこれ!
接客に活かせる強みと言われても具体的に思い浮かばない方もいるかもしれません。しかし、考えてみるとどれも仕事でプラスに働いてくれるようなことばかりです。簡単にいくつかご紹介します。
<強みになる!接客スキル>
- 丁寧な言葉遣い
- 臨機応変に対応できる
- 気配りができる
- マルチタスクが得意(同時進行で複数の作業を行い、短時間でその作業を切り替えて行う能力)
- お客様のニーズを理解して提案ができる
このように、接客に活かせる強み・スキルはさまざまです。これらをアピールできれば、転職活動でも有利に働きかけることができるでしょう。
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接客の経験で得た強みを活かすときのポイント
就職・転職活動をしている中で、履歴書や面接に向けて準備を進めている方もいますよね。自己PRや志望動機では強みをアピールしなければなりませんが、どのように強みをアピールしていくとよいのでしょうか?
接客の経験で得た強みを活かすポイントについてみていきましょう。
<意識するといい3つのポイント>
「臨機応変に対応する力があります。」「コミュニケーション能力があります。」と単純に答えるだけでは、説得力に欠けてしまいますよね。
そこで、
2.1のスキルが「具体的にどのような業務」で活かせるのか
3.1、2を経て企業にとって「どんなメリット」が生まれるのか
これらを踏まえて書き出すことでより具体性が増し、自己PRや志望動機に説得力がでてくるでしょう。
なかには、接客スキルの中から抜粋するときにどれを活かせばいいのか迷ってしまうこともあるはず。その際は、企業が求めているスキルとは何かを調べたり想像したりすることが大切です。
例えば、企業のミッションやビジョンが「お客様一人ひとりと向き合う」であれば、臨機応変に対応できることやニーズを理解して提案できるというような接客スキルを活かせるでしょう。
この場合、ミッション・ビジョンへの貢献に繋がることをアピールすると、好意的に捉えてもらうことが期待できます。
企業への理解を深め、求めているスキルと合わせたアピールをすると就職・転職成功に近づくかもしれません。
接客の経験を活かして働ける職業とは?
接客の経験を活かせる職業には具体的にどんなものがあるのでしょうか。
宿泊業
ホテルや旅館では、接客スキルを十分に活かすことができます。宿泊施設によっては高レベルな接客スキルを求められることもあるので事前の情報収集が大切。
宿泊業は、より質の高い接客力を身につけたいという人や体力・精神力に自信がある人に向いている仕事でしょう。
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飲食業
飲食業では、お客様とだけでなくスタッフ同士の連携も重要です。積極的にコミュニケーションを取る姿勢が求められます。
マルチタスクのスキルが求められる場面も多く、素早く頭を回転させて業務を遂行していくのが得意という方にはぴったりかもしれませんね。
介護職
常に人と接する仕事のため、人と接することが好きだったり気配りがよくできたりというようなスキルをもっていると、力を十分に発揮できるでしょう。
高齢の方と接することが多いので、言葉遣いや話し方が丁寧であると利用している側も気持ちよく過ごすことができるのではないでしょうか。
受付
企業や商業施設の顔ともいえる重要な職業です。受付によって企業の印象が左右されるといっても過言ではありません。
礼儀正しさや清潔感が求められる他に、どんなことにも冷静に判断ができるような人には向いているでしょう。
コールセンター
直接お客様と話すわけではありませんが、電話だからこそ表情が読めず相手がどう感じているのか分かりづらいという難点があります。
その分、言葉に意識が集中するので、日々丁寧な言葉遣いや話し方を意識している方には向いているかもしれません。
営業職
営業職はお客様と向き合う仕事です。商品やサービスを提案する際には、相手の立場を理解して接することが大切で、相手に分かりやすく伝える力が必要になってくることもあります。
人と話すことが好きで、お客様のニーズを汲み上げるスキルを培ってきたという人は活かせる場面が多いでしょう。
「接客の経験」を上手に活かした就職・転職活動を!
接客の経験で得られる強みや実際に活かしていける職業・職種などをご紹介しました。接客経験から得た強みは、ホテルや旅館、飲食店やコールセンターなどさまざまな職業・職種で活かすことができるスキルです。
就職・転職活動の際には、ただ強みをアピールするだけでなく、強みが企業にとってプラスになるかどうかを述べるというように一工夫して活用しましょう。積極的に接客スキルの強みを活かして就職・転職活動に臨んでみてくださいね。
接客スキルを十分に活かして働きたい、レベルの高い接客を身につけたいという方は、ホテルや旅館への就職・転職を検討してみてはいかがでしょうか?