ホテル・宿泊業の内定につながる職務経歴書とは?書き方のポイントや記入例を紹介!

ホテル・宿泊業への就業を目指す方の中には「どのように職務経歴書を書けばよいのだろう」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。人柄が重視されることが多い業界であり、ポイントを押さえて作成することが重要です。本記事では、ホテル・宿泊業への応募に適した職務経歴書の書き方を紹介します。例文の掲載もあるので、ぜひご一読ください。

ホテル・宿泊業への応募にも欠かせない職務経歴書

ホテル

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就職・転職では、履歴書とともに職務経歴書の提出を求められます。ホテルなどの宿泊業では人柄重視の採用が多く、経験は問われないこともありますが、職務経歴書の提出はほとんどの場合において必須であることを押さえておきましょう。

採用担当者は、職務経歴書から応募者の業務経験・スキルを確認し、企業が求めている人材かどうかを判断します。

それでは、ホテルなどの宿泊業に応募する際に好印象を持ってもらうためには、どのようなポイントを意識して職務経歴書を作成すればよいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

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【ホテル・宿泊業への応募】職務経歴書の基本的な書き方

パソコン

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まずは、職務経歴書の基本的な書き方を理解しましょう。

職務経歴書に決まった形式はありませんが、内容は2枚以内の用紙にまとめることが目安です。採用担当者が一目で見て分かりやすいように作りましょう。

また、採用担当者が知りたい順に上から書いていくと、前半を読んだ段階でよい印象を持ってもらえるはずです。人柄重視のホテル・宿泊業への応募であれば、採用担当者は仕事に対する「思い」を知りたがっているのではないでしょうか。「応募職種→自己PR→志望動機→職務経歴」の順番で作成するなど、見せ方を工夫しましょう。

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【ホテル・宿泊業への応募】職務経歴書の内容

続いて、職務経歴書に記載する内容について確認していきましょう。

タイトル・日付・氏名・応募職種

用紙にはタイトル・日付・氏名・応募職種を忘れずに記入してください。

タイトルは用紙の上部中央、日付・氏名は改行して右寄せで書きましょう。日付は提出日・投函日を記します。その後、最初の項目として応募職種を記載してください。

自己PR・志望動機

職務経歴以外の部分では、履歴書に書ききれなかった自己PRや志望動機を記入します。

自己PRは、これまでの仕事で取り組んだことや出した成果を根拠として伝えられると説得力があります。職歴を整理してから考えるとスムーズに作成できるでしょう。

勤務先企業

これまで勤務してきた企業について記載します。企業情報は、会社名・資本金・従業員数・事業内容・在籍期間・職種・雇用形態を箇条書きで記してください。

宿泊業界から別のホテルなどに転職する場合は、顧客数や客室数など、企業規模が分かるような内容を入れることがおすすめです。これまでどのような施設で働いてきたのかを伝えることで、入社後のイメージを持ってもらいやすくなるはずです。

職歴の詳細

自分が担当した業務や取得した免許・資格、習得したスキル、成果などとアピールできるポイントを盛り込みましょう。

ここで注意したいのは、前向きな内容のみを記載することです。前職の批判や、スタッフの仲の悪さを連想させるような内容を書くと「他責的な理由で辞めた」と判断されてしまいます。

また、自分の実績を数字で表すこともポイントです。客観的な評価を記入することで、自分の能力を正確に伝えることができるでしょう。

【ホテル・宿泊業への応募】業界の特徴にマッチした職務経歴書を書くポイント

ホテルや宿泊業への応募で採用担当者に好印象を持ってもらうためには、業界の特徴に合わせた書き方をすることが重要です。

ホテル・宿泊業ならではの、押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

意欲・人柄を中心が伝わる内容にする

ホテル・宿泊業では、人柄や意欲が重視される傾向があります。お客様と直接関わる職種に応募するのであれば、なおのことです。そのため、ホスピタリティや接客に関する情報があれば、積極的に記入してください。

これといった経験がない場合は、自分なりのホスピタリティや接客に対する考え方が伝わる内容にしましょう。例えばこれまでの仕事が事務職であれば「現場のスタッフがしてほしいことを考え、先回りして対応した」といったエピソードがあるのではないでしょうか。そうした経験はお客様対応にもいかせるはずです。

職務経歴書からも「ホテルにふさわしい人柄」と「この企業で力を発揮したいという意欲」を伝えられるように作成しましょう。

読みやすさを大切にする

ホテルは丁寧さ・正確さが大事な職場です。職務経歴書で雑さが垣間見えてしまっては、不採用の原因になりかねません。誤字脱字に注意して、慎重に書きましょう。また、手書きの場合は一文字一文字のバランスに注意し、ぱっと見て「整っている」という印象になるように仕上げてください。

内容量が多いときは、面接官に関心を持ってもらえる情報・アピールになる情報・スキルを示す情報のみを列記します。

【ホテル・宿泊業への応募】内定につながる職務経歴書の記入例

ここまでの説明を踏まえて、職務経歴書の記入例を見ていきましょう。ご自身の職務経歴書を作成する際の参考として、役立ててくださいね。

職務経歴書

令和〇年△月×日現在

おもてなし 太郎

応募職種 料飲サービススタッフ

自己PR

貴ホテルのレストランサービスの仕事で生かせると感じたスキル・知識を列挙します。

◇料理の提供

➡食材や作り方、食べ方などを説明。料理に対する質問にも対応

◇海外から訪れたお客様の対応、〇〇検定準1級

➡日本語が堪能でないお客様の対応も可能

◇接客経験

➡立ち居振る舞い・言葉遣いのマナーや接客用語を習得。お客様に快適な時間を提供できるよう気配りに努める

志望動機

転職支援エージェント〇〇から貴ホテルを紹介してもらったことをきっかけに、貴ホテルのホームページや採用サイトを拝読しました。

同業他社との比較研究をおこなった結果、貴ホテルは空港が近いこともあり、海外からのお客様が多いと認識しております。

そのことを把握してから、「最高峰の接客マナーを誇る、かつグローバルな環境があるホテルに身を置きたい」と考える私にとって、貴ホテルで働きたいという気持ちが揺るぎないものになりました。

自身の語学スキル・料理知識・レストラン業務経験を生かして、ぜひ貴ホテルに貢献させていただきたいです。

職務経歴

株式会社 〇〇(20××年4月~現在)

事業内容:本格フレンチのレストラン営業

資本金:***万円、従業員数:30名

職種:ホール・フロアスタッフ

雇用形態:正社員

担当業務 習得したスキル・知識、成果等
接客サービス ◇食事・ドリンクの提供。状況に応じてキッチンのフォロー

➡臨機応変な対応を学ぶ

◇海外から訪れたお客様の対応

➡アンケートにて名指しでお客様から高評価を得る。上層部からの提案で外国人観光客が多い支店へ異動

◇クレーム対応

➡適切な対応方法と、会社へのクレームは自分へのクレームと捉えることを学ぶ。スムーズな運営の実現

予約・売上・在庫など数値管理 ◇メール・電話の対応

➡文語上・口語上、それぞれの状況における正しい敬語の使い方を習得

◇発注・棚卸し作業

➡売上や顧客数を見て在庫管理をおこなう。FAXの使い方を習得

清掃・衛生管理 ◇新型コロナウイルス対策に注力

➡看護師経験を積んでいる上司から効率良く清掃する技術を学ぶ

研修、取得した資格 習得したスキル・知識、成果等
新人研修
  • ・社会人の基礎知識、ビジネスマナーの習得
  • ・接客用語/正しい敬語/料理知識の習得
  • ・配膳のトレーニング
  • ・予約取り/電話応対の習得
資格 〇〇免許➡~~に役立てるため。

〇〇検定準1級➡取得した理由

〇〇検定1級 勉強中(△月受験予定)➡取得する理由

ホテル・宿泊業の職務経歴書作成はおもてなしHRにご相談ください

面接

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職務経歴書は、自分の経験やスキルをアピールできる手段のひとつです。分かりやすく具体的に、採用担当者の心に響く職務経歴書を作成しましょう。また、簡潔な文章やレイアウトの見やすさも重要です。

「押さえるポイントが多くて職務経歴書をうまくまとめられない……」といった悩みは、おもてなしHRにご相談ください。

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