英語が学べる仕事12選！働きながら英語力を身につけよう！

英語に興味があり、勉強をしているという方なら、一度は「仕事をしながら英語が学べる環境があればいいな」と考えたことがあるのではないでしょうか。英語が学べる仕事はたくさんあります。この記事では、英語が学べる12の仕事を紹介します。また、仕事で英語を学ぶうえでの注意点も見ていきましょう。

英語力を身につけたいなら働きながら英語が学べる仕事を選ぼう

近年、アジア圏でも英語を公用語とする企業が続々と登場しています。グローバル化が進み、海外進出を果たす日本企業が増えたということも相まって、これまで以上に「英語力を身につけたい！」という方が若年層を中心に増えているようです。

しかし、英語は会話を重ねなければなかなか成長を実感できません。どの言語にも共通して言えることですが、使わなければ徐々に能力が落ちていってしまうものなのです。そのような背景から、「日頃から英語を使用する環境に身を置こう」と考えて、この記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか。

英語を学べる仕事に就けば、賃金を得ながら英語力を身につけることが期待できます。英語が学べる仕事にはどのようなものがあるのかを、詳しく見ていきましょう。

働きながら英語が学べる仕事：観光に関わる仕事

海外からのお客様と接する機会が多い業界として代表的なのは、観光業界です。インバウンド需要の高まりによって人手を増やそうとしている企業も多く、未経験でも比較的チャレンジしやすい業界と言えるでしょう。

英語が学べる仕事の中でも、狙い目である「観光に関わる仕事」を紹介します。

ホテル・旅館のスタッフ

海外からのお客様をおもてなしする機会が多いのが、ホテル・旅館のスタッフです。特に、外資系のホテルや、海外観光客が多く訪れる観光地の旅館などであれば、英語研修を用意していることもあります。

未経験であれば、まず接客・接遇英語を学び、自ホテル・自旅館に関する英語を学ぶところからのスタートが多いでしょう。宿泊業界は接客の最高峰と呼ばれることもあります。お客様との会話を膨らませるためにも、自発的に英語を覚えようとする意欲が高まるかもしれません。

宿泊業に必要な英語力については以下の記事をご参照ください。

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旅行会社のツアーコンダクター・ガイド

旅行会社のツアーコンダクターやガイドは、英語が学べる仕事の一つです。

しかし、ツアーコンダクターの場合、英語を使う海外での業務には「総合旅程管理主任者資格」という資格が必要です。この資格は、英語試験のほか、海外での実地研修をしなければ取得できません。

まずは国内のみのガイドができる「国内旅程管理主任者資格」を学校や個人で取得してから、「総合旅程管理主任者資格」を取得する流れが一般的です。未経験でも入社のチャンスはありますが、すぐに英語で業務ができる環境ではないことを覚えておきましょう。

旅行代理店スタッフ

旅行代理店で英語を使うのは、国際旅行を扱う部署と、海外の駐在員です。

国際旅行を扱う部署へは、大学や専門学校で外国語を扱う学部・英語学科などで学んだ方が優先的に配属されることが多いようです。該当の教育を受けていない求職者・未経験者は、TOEICやTOEFLなどで英語のスキルを証明することが必要です。

旅行代理店への転職については以下の記事もご参照ください。

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航空・交通関連

キャビンアテンダントや鉄道の駅係員なども海外からのお客様を案内するため、英語での対応が必要な職業です。自身の求める英語力のレベルによりますが、常に英語を使う場所で働くためには、最低限日常会話ができる程度の英語力が必要です。

ただし「英語を使うこともある」という仕事であれば、未経験での入社も不可能ではないはず。例えば駅や空港の中の売店には外国人のお客様も訪れると考えられますが、接客でよく使うフレーズを覚えていれば対応に困ることは少ないでしょう。

また、英会話レッスンなどが福利厚生として用意されている企業もあるので、働きながら徐々に英語力を高めていけるのではないでしょうか。首都圏や観光地の勤務であれば、外国人観光客に対応する機会も増えるため、自然と英語力が高まるかもしれません。

観光地の飲食店

外国人が多く訪れる観光地の飲食店でも、英語を使う機会があります。

飲食店であれば、オーダーを受ける、おすすめの周辺観光地を教えるなどと、コミュニケーションの幅は広くはないかもしれませんが、採用ハードルは比較的低いでしょう。特に、人手不足が深刻な飲食店では、未経験者を歓迎しているところも少なくありません。

観光地の飲食店での仕事が気になる方は、企業がどれほど従業員に英語教育の機会を提供しているのか確認し、応募を検討するとよいでしょう。

リゾートバイト

学生さんや、アルバイトで働きたい方には、リゾートバイトがおすすめです。

リゾートバイトとは、リゾート地に住み込みで働くアルバイトのことです。勤務地は、旅館やホテルをはじめ、スキー場や遊園地などさまざまあり、未経験でも採用されやすい傾向が見られます。

外国人観光客に人気のスポットで働けば、自然と英語力が身につくことでしょう。「観光業や英語を使う仕事は未経験！」という人は、リゾートバイトからチャレンジして経験を積んではいかがでしょうか。

リゾートバイトについては以下の記事をご参照ください。

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働きながら英語が学べる仕事：英語に関する仕事

次に紹介するのは、英語との関わりが深い仕事です。業務で「英語そのもの」を扱うため、働くことで英語力を高められることでしょう。

英語塾や英会話スクールのスタッフ

「英語塾や英会話スクールで働くためには一定以上の英語力が必要なのでは？」と考える方もいるでしょう。確かに講師として働くのであれば、人に教えられるだけの英語力は必須です。

しかし、受付スタッフや事務スタッフなどの場合は、そうとも限りません。通常業務で英語を使うことがほとんどなく、英語力不問の求人も少なくないのです。

外国人講師とコミュニケーションを取ったり英語の教材に触れたりすることで、英語を学べる可能性があります。

語学留学＋インターンシップ

海外の企業などが募集しているインターンシップに参加することも、働きながら英語を学ぶ方法のひとつです。しかし、「これから英語を学んでいきたい」という段階の英語力では、海外のインターンシップへの参加は難しいかもしれません。

どうしても海外のインターンシップに参加したいのであれば、語学留学とインターンシップを組み合わせたプログラムを活用する方法があります。海外留学をあっせんする事業者などで扱っており、2カ月〜半年程度、海外に滞在できることが多いようです。

「海外のインターンシップに参加した」という実績を作ることもできるので、英語を使う仕事への就職・転職にも有利に働くかもしれません。

働きながら英語が学べる仕事：その他の仕事

観光業や常に英語を使う環境ではないという場合でも、英語力が身につく仕事はあります。英語を学べるチャンスが多い仕事の例を見ていきましょう。

外国人が集まる飲食店の店員

在留外国人が多く住んでいる都市部や地域には、外国人に人気の飲食店があることが多いもの。多くの外国人がやってくる飲食店の店員として働けば、英語を話す機会が増えるでしょう。

ただし、気楽に楽しむ場所なのでスラングが飛び交うことも。観光地の飲食店と同様、未経験でも採用されやすい傾向が見られますが、正しい英語は職場以外の場所で学ぶ必要があるかもしれません。

外資系企業

外資系企業であれば、英語力が求められます。履歴書や面接などの選考が英語で実施される企業も少なくありません。また、外資系には実力主義の企業が多いため、未経験での応募は不利に働きがちです。

ただし、自身のビジネス英語力をさらに高めたい人にとっては、間違いなくよい環境です。英語力のほか、日本以外の企業の考え方は、大きな刺激を与えてくれることでしょう。

海外販路があるメーカーや商社

海外販路を持つメーカーや商社であれば、英語対応の部署があるでしょう。

英語での書類作成などの事務や、営業での海外赴任では、自然と英語力が高まるはずです。ただし、ビジネス英会話ができる前提での採用が多いので、旅行代理店の国際旅行の部署と同様、高い英語力が身についていなければ該当部門で仕事をするのは難しいかもしれません。

ベンチャー企業

グローバル展開が比較的容易なインターネット関連のベンチャー企業であれば、英語力の重要性を上層部が理解しています。そのため、福利厚生で英会話教室に通う際の補助制度があったり、海外ボランティアに行く費用を負担したりという企業もあるようです。

日常的に英語を使うという訳ではありませんが、選択肢の一つとして考えてみましょう。

働きながら英語が学べる仕事を探すなら「おもてなしHR」にご相談ください

英語を学べるとして12の仕事を紹介しました。どの仕事をするのであっても、自分自身で英語力を高めるために努力することが重要です。「英語を教えてもらう」という受け身の姿勢にならず、積極的にスキルを磨いてくださいね！

なお「外国人のお客様が多い職場で働きたい！」という方には宿泊業界で働くこともおすすめです。ホテル・旅館の仕事を探す際にはおもてなしHRにご相談ください。