【未経験でホテルのフロント】志望動機はどうする?
これからホテルのフロントに転職したいという方の中には、ホテルに勤めた経験がなかったり、接客業の経験すらなかったりする方もいるはずです。
ホテルフロントの求人を見てみると、未経験者でも応募可能なものも多く、実際に未経験者でも採用されるケースは少なくありません。
ホテルのフロントは、未経験であっても挑戦しやすい職種であることは間違いありませんが、誰でも採用されるわけではないことは言うまでもありません。
採用されるために肝心なのは志望動機です。
就職・転職における志望動機は、採否の鍵を握るものです。採用担当者の目に留まる、充実した内容にしなければなりません。
経験があれば、実績や経験談を盛り込むことができますが、未経験の場合はそうはいきませんよね。
経験者に比べるとアピール材料が少なくなっていまいがちな未経験者の志望動機。どのような内容にすると効果的なのでしょうか。
未経験でホテルのフロントを目指す場合の、志望動機のポイントを見てみましょう。例文も紹介していますので、参考にしてはいかがでしょうか。
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【未経験でホテルフロント】志望動機のポイントは?
未経験でホテルフロントに応募する場合の志望動機は、どのようなことを意識すると良いのでしょうか。志望動機のポイントを紹介しますので、参考になさってください。
志望動機を明確にする
志望動機は明確なものにしなければならないというのは、志望動機を考えるうえでの鉄則です。ここで重要なのは、未経験の場合にはどのようにして明確にするのかということです。
採用担当者は未経験の応募者に対して「なぜ未経験の職種に応募しようと思ったのか」を知りたいと思っています。ここは必ず抑えておくべきポイントです。
また、求める人材像にマッチしているかも重要なチェックポイント。特にホテルのフロントの場合、人柄を重視して採用するケースも少なくありません。
経験やスキルをアピールすることは難しいですが、応募したいホテルが求めている人物像にマッチしている要素を盛り込むと、採用担当者の目に留まりやすいでしょう。
- なぜこのホテルなのか
- なぜフロントなのか
- なぜ未経験で応募したのか
転職に至った経緯も合わせて上記の要素をまとめると、採用担当者からの理解も得られやすいでしょう。
活かせる経験・スキルをアピールする
ホテルのフロントの求人に目を通してみると、必要な経験やスキルなどの条件が記載されていることがあります。
- コミュニケーション能力がある
- 社会人経験が3年以上ある
- 語学力がある
- パソコンの基本操作ができる
- 細やかな気遣いができる
- 人と話すのが好き
- 協調性がある
未経験でも、こういった経験やスキルがあれば歓迎としている求人も見受けられます。ホテル業界の経験や、接客業の経験があればさらに良いとされることが多いようですが、該当する条件があれば積極的にアピールすると良いでしょう。
必要なスキルを得るために行っていることを伝える
未経験であっても、不足する経験やスキルを補おうとする努力をアピールするのも効果的です。
ホテルのフロントは未経験でも、フロントで活かせる資格取得を目指して勉強中であったり、語学を習得するためにスクールに通ったりしている場合は、効果的なアピール材料になります。
そういった努力は、意欲や熱意として伝わりますので、採用担当者から好印象です。
キャリアビジョンを伝える
どのような企業も、長く働いてくれる人材を求めています。もちろん、ホテルも同様です。
ホテルのフロントとして長く働いてくれる人材が欲しいと考えているものですので、将来はどのような人材になりたいか、どのように貢献していきたいかといったキャリアビジョンを伝えることも重要です。
未経験であるということは、ゼロから経験やスキルを身につけることになります。
「一生懸命がんばります!」と熱意を伝えるだけでなく、身につけた先のビジョンを明確に伝えることで、一緒に働くことをイメージしてもらいやすくなるはずです。
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【未経験でホテルフロント】志望動機の例文
未経験でホテルのフロントを目指す場合のパターンは、大きく分けて3つあります。
- ホテル業界の経験はあるが、フロントは未経験
- ホテル業界の経験はないが、接客業の経験がある
- ホテル業界の経験も、接客業の経験もない
それぞれのパターンに合わせて、志望動機の例文を紹介します。
職種未経験の場合
学生時代に、貴ホテルの宴会場でサービススタッフとしてアルバイトをした経験があります。アルバイトであったため、長期間働くことはできませんでしたが、そこで目にしていたホテルのフロントスタッフの姿が印象に残っています。
穏やかに対応しながら常に細やかな気配りをする様子は、私の憧れでもありました。
大学卒業後は事務員として勤務していたため、パソコン操作などには自信があります。ホテルでの接客経験もありますので、これまで身につけたスキルをフルに生かして、貴ホテルの発展に貢献したいと考えています。
業界未経験の場合
大学卒業後は5年間、アパレル販売員として勤務しています。接客経験を積んでいく中で、接客スキルをさらに磨きたいと考えるようになりました。
お客様との会話からニーズを読み取ったり、一歩先回りして商品を提案したりすることを得意としております。「〇〇さんだから」とお客様から信頼していただけることもあり、やりがいを感じる場面もありますが、自身の成長を考えて転職を決意しました。
「心からのおもてなしでお客様に最高の思い出を提供する」という貴ホテルの方針に感銘を受けております。接客経験を活かし、お客様に最高の思い出を提供し続けられるよう尽力いたします。
業界・職種共に未経験の場合
学生時代、1年間の語学留学をしたことをきっかけに、現在も英会話スクールに通い続けております。そのため、英語の日常会話は問題ありません。
これまでは、塾の講師として英語を教えておりましたが、語学力を活かしてさらに活躍できる場で働きたいと考えるようになり、外国人宿泊客の数が半数を超える貴ホテルに応募させていただきました。
ホテル業界での経験や接客業の経験はありませんが、コミュニケーションスキルには自信を持っています。教えていただくことも多いかと存じますが、貴ホテルのお役に立てるよう努めてまいります。
未経験でホテルのフロントに応募するなら「おもてなしHR」
ホテルのフロントは未経験でも応募可能な求人も多くあります。意欲を持った人材を求めているホテルもあるため、挑戦したい!という気持ちがあればチャンスは十分と言えるでしょう。
意欲や熱意を採用担当者に伝えるために重要なのが、志望動機です。未経験の場合は、志望動機に迷ったり不安になったりすることが多くなるはずです。
そのような場合は「おもてなしHR」にご相談くださいね!アピールできる経験やスキルを一緒に探したり、採用担当者の目に留まりやすい書き方のアドバイスをしたり、志望動機作成のお手伝いをさせていただきます。