本当の「コミュニケーション能力」の意味とは?

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コミュニケーション能力の高さを誤解する人は多く、「自信が持てない」と悩む方はたくさんいらっしゃるそうです。
基本的なコミュニケーション能力の意味とは、自分と相手との意思疎通をスムーズに行うことです。
単に人懐こかったり、グイグイと自分のペースに相手を巻き込める方が「コミュニケーション能力が高い」と評価されることがあります。しかし、自分本位でコミュニケーションを取る方が、必ずしもコミュニケーション能力が高いとは言えません。
コミュニケーション能力の高さは、いかに相手の視点に立てるかがポイントとなります。むしろ、コミュニケーションに苦手意識のある方のほうが、相手と深く向き合えている可能性があるのです。
本当にコミュニケーション能力がない人の特徴は以下の通りです。
・他人に興味がない
・自分の都合を第一に考える
・話の目的や結論が見えない
・ネガティブな言葉で話し始める
このような特徴に覚えのある方は、いますぐに自分自身を見直してみましょう。反対にこれらが見られない方は、周りの人はあなたが思うよりもコミュニケーション能力の高さを評価している可能性もあるでしょう。
コミュニケーション能力が低いからといって、仕事の成果に直接影響するわけではありません。ところが、コミュニケーション不足は伝達ミスなどを誘発します。
仕事をつつがなく進行するためにも、コミュニケーション能力の基本は身に付けておいたほうが良いかもしれませんね。
コミュニケーション能力の基本

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コミュニケーション能力の基本は「聴く力」と「伝える力」です。それぞれどのようなスキルなのか、詳しく解説いたします。
聴く力
コミュニケーション能力において、「聴く力」は傾聴力とも言われます。「聴く力」を疎かにすると、相手にこちらの言い分を十分に伝えられなくなってしまいます。
まずは相手が発する情報を受け取り、気持ちを汲み取ることが大切なのです。
伝える力
「聴く力」と同じくらいに重要なのが、「伝える力」です。
ビジネスシーンでは自分の考えを伝える力がかなり求められます。プレゼンテーションや交渉、上司への提案などをする際には特に必要なものですよね。
「伝える力」を発揮するには、話す内容を頭の中で整理してから相手に伝えるようにしてください。
ビジネスでは非言語コミュニケーションも大切!

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コミュニケーション能力で重視されるのは、お互いが発する言葉だけではありません。表情や声のトーン、話すスピード、目線、ジェスチャーなどの「非言語コミュニケーション」も含まれています。
非言語コミュニケーションを豊かに表現できる人ほど、言葉だけでは伝えきれない情報を発信することができるのです。実際に非言語コミュニケーションをうまく使うと、以下のような効果が生まれます。
・相手の気持ちが読み取りやすくなる
・相手との信頼関係を向上できる
相手の本音を受け取ったり、自分の想いや考えを相手によく伝えたりするためには、非言語コミュニケーションを活用したほうがより深いコミュニケーションが取れるでしょう。
コミュニケーション能力はどうやって高められる?

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コミュニケーション能力を高めたい方は、まず「聴く力」と「伝える力」を重点的に養うと良いでしょう。
「アサーション」という考え方も知っておいて損はありません。アサーションとは、相手と同じ立場に立って自己主張するためのコミュニケーション能力です。
相手の主張を頭ごなしに否定したり自分の意見を押し通そうとするのではなく、お互いの意見や価値観を尊重したうえで自分の考えをわかりやすく伝える手段なのです。
また、読書を習慣づけるとコミュニケーション能力が向上するかもしれないそうです。日常で意識的に読書を取り入れてみてはいかがでしょう?
一方で、自分自身を「人見知りだ」と決めつけてしまい、自分で成長を止めてしまっているケースがあります。あなたが自分の可能性を狭めていることも考えられますので、自分に自信を持つことから始めてみても良いかもしれませんね。
「アサーション」とは? コミュニケーション能力を向上させる対処法を紹介
環境や状況によって求められる「コミュニケーション能力」を理解しよう!

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コミュニケーション能力の基本は「聴く力」と「伝える力」ですが、とても幅広い意味があります。
それぞれの環境や状況によって求められるコミュニケーション能力は、少し違いが見られるのです。
たとえば、営業職の場合は基本の「聴く力」と「伝える力」のほかに、顧客が話しやすくなるような「場をつくる力」なども求められます。
さらにリーダーなどの役職を担う方には、基本的な能力に加えて、円滑な人間関係を築くために部下を「褒める力」などが必要とされているようです。
しかし、どんな職種や役職、状況でもコミュニケーション能力の基本は同じです。
自信のない方は、「聴く力」と「伝える力」を押さえてからご自身に必要なコミュニケーション能力を理解し身に付けていきましょう。
もっと詳しく知りたい方は、下記のリンクを併せてチェックしてみてくださいね。