新型コロナウイルスの流行以降WEB面接を採用する企業が増えている
世界的に流行していた新型コロナウイルスの影響により、流行前に比べてWEB面接を実施する企業の数がかなり増加しました。
中には選考がフルリモートで行われ、一度も直接顔を合わせることがないまま内定に至る人もいるのだとか。
リモートが導入され始めたばかりの頃は、「リモートだけの面接ではミスマッチが起きてしまうのではないか」という不安の声もあったようです。
しかし、WEB面接の実施が廃れていないことから、今のところ大きな弊害は起こっていないことが考えられます。
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WEB面接と対面面接、どっちがいい?
いざ面接を行う際に気になるのが、WEB面接と対面面接のどっちを選択すべきかという点です。
特に、自宅と面接会場との距離が中途半端に遠く、公共交通機関を使えば2時間程度で到着できるものの遠出をすることに抵抗があるという方は、どちらを選ぶべきか迷ってしまうのではないでしょうか。
ですが、企業から提案されている以上、どちらの面接形式を選んだから有利/不利ということはありません。ご自身にとって楽な方法を選択しましょう。
WEB面接と対面面接には、それぞれにメリットとデメリットがあります。次の項目でご紹介していきますので、両者をよく比較して選んでみてくださいね。
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WEB面接のメリット・デメリット
まず、WEB面接のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
メリット
WEB面接のメリットは、以下の通りです。
- 交通費が発生しない
- 人との接触をゼロにできる
- 移動手段/時間を考えなくていい
WEB面接の良いところは、何と言っても交通費がかからないことではないでしょうか。
遠方の企業への就職活動をすると、距離が離れていればいるほどお金がかかります。一度の面接を受けて帰ってくるだけで5万円ほどかかるケースもあることを考えると、交通費がゼロというのはなかなかに魅力的です。
また、家を出る必要がないので、面接会場や道中での人との接触を気にすることもありませんし、移動手段や移動にかかる時間などを考慮する必要もなくなりますよ。
デメリット
WEB面接のデメリットは、求職者と企業がお互いに雰囲気を掴みづらいという点です。
画面越しでも対話することそのものはできますが、直接会って話したり、実際に足を踏み入れてみなければわからない空気感などを把握することは珍しいでしょう。
面接の内容だけでなく、職場の雰囲気や働いている人の様子なども含めて慎重に企業選びをしたい方には、WEB面接は向いていないかもしれません。
対面面接のメリット・デメリット
続いて、対面面接のメリット・デメリットをご解説いたします。
メリット
まずは対面面接のメリットをご紹介しましょう。
- オフィスの雰囲気を見ることができる
- 顔を合わせて話すことで相互理解が深まりやすくなる
- 面接前後の立ち振る舞いで好印象を与えられることがある
やはり、「直接」でないと得られない情報が豊富にゲットできるという点は、対面面接の大きなメリットではないでしょうか。
「面接で職場環境や人間関係の良さを語られたけど、実際にオフィスを見た時にどんよりした空気が漂っていた……」なんてことも珍しくはないので、注意深く就職活動をしたい方には対面での面接がおすすめですよ。
また、稀にではありますが、面接以外の場面での立ち振る舞いがプラスに転じて内定が出たというケースもあるそうなので、可能な限り内定のチャンスが欲しいという方は、対面を検討してみてもいいかもしれませんね。
デメリット
対面面接の一番大きなデメリットは、交通費が発生することです。
電車やバスで行ける距離ならば許容範囲だという人もいらっしゃるでしょう。しかし、新幹線や飛行機を使わないとたどり着けない会場で面接が行われる場合、莫大な費用が発生します。
ましてや、就職活動を1社のみで終える方は大変珍しいので、応募した企業数や面接階数が増えれば増えるほど、その負担は重くのしかかります。
WEB面接と対面面接のどっちになるかは企業次第
面接の形式がWEB面接と対面面接のどっちになるかは、企業によって異なります。WEBあるいは対面を指定される場合もあれば、好きな方を選ぶよう指示されることもあります。
もし、どちらかを選ぶよう求められたら、両者のメリットとデメリットを比較し、自分にとって都合の良い手段を選びましょう。
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