ホテルの法人会員とは?
会社とホテルとで契約を結ぶことを法人契約といい、法人名で入会した方のことを法人会員といいます。
法人契約の目的は、出張や研修など仕事に関わることがほとんどですが、ホテルの法人会員になると、それ以外にもいろいろなサービスを受けられることが多いようです。
例えば、通常の宿泊料金よりも安くホテルを利用できたり、従業員やその家族がホテル内の施設を利用できたりすることもあります。
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法人契約のホテルはプライベートでも利用可能?
ホテルの法人会員になった場合、会社で法人契約をしているホテルをプライベートで利用することはできるのでしょうか。
会社がホテルの法人契約をする場合、出張旅費や会議・研修会場として利用することを目的としている場合が多く、仕事に関係する場合にのみ利用できるというイメージがあるでしょう。
しかし、法人契約をしているホテルでも、プライベートで利用することができるケースもあるのです。
例えば、福利厚生の一つとして法人契約を結んでいる場合。この場合は、社員が法人会員となり、プライベート利用における法人価格での利用は福利厚生の目的の一つとなります。
ただし、会社によっては法人契約のホテル利用はあくまでも「仕事に関すること」と決まりを設けている場合もあるので、会社の規定や総務に確認してみると良いでしょう。
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法人契約しているホテルの予約方法
仕事やプライベートでの利用など、法人契約を交わしているホテルを予約する場合、どのように予約をするのででしょうか。ご紹介していきます。
ホテルの予約方法や金額の設定などは、会社とホテルの取り決めによって異なります。
例えば、「電話予約の場合のみ法人契約価格を適用する」「特定の予約サイトを経由する」「法人会員専用入口からアクセスする」など、対応はさまざまです。
たとえ法人会員であっても、なにも知らないまま予約してしまうと、法人契約のサービスを受けられない可能性があります。
利用してから後悔することがないよう、法人契約のホテルを利用する場合は、社内規定やルールを確認したうえで、ホテルや会社の担当窓口にしっかりと確認してください。
なお、以下の記事ではホテルの割引制度についてまとめて解説しています。併せてご一読ください。
法人会員なら法人契約のホテルを利用できることも多い!
会社がホテルの法人契約を利用する目的は主に仕事によるものですが、社員の福利厚生として取り入れている会社もあります。
そのため、法人会員であれば、プライベートでも法人契約のホテルを利用することができる可能性があります。
ただし、注意しなければならないのは、会社とホテルの契約内容によって利用目的やサービスの範囲が異なるということ。
会社ごとに決まり事や利用制限がありますので、利用したいときに迷うことがないよう、自分の会社はどうか、事前に確認しておくことも大切ですね。