面接の受付マナー:身だしなみ
面接官に悪い印象を抱かせないためには、身だしなみが欠かせません。
どれだけ優秀な経歴があったとしても、最低限の身だしなみができていないとかなりマイナスなイメージを与えてしまうので、十分に注意しましょう。
一度受付を済ませてしまうと、お手洗いに行くことができない場合も想定されますので、あらかじめ身だしなみのチェックをしておくことが必須です。
下表に身だしなみチェックのポイントをまとめたので、ぜひご参考にしてみてください。
共通 | ・寝癖や髪の乱れはないか
・顔に汚れがついていないか/メイクが崩れていないか ・スーツに汚れや埃が付着していないか ・襟元からインナーが見えていないか ・シャツがはみ出るなどだらしない着こなしになっていないか ・靴に汚れは無いか |
男性 | ・靴ひもがほどけていないか
・ネクタイが曲がっていないか ・第一ボタンは留まっているか |
女性 | ・お辞儀をしても髪が顔に掛からないか
・ストッキングが伝線していないか ・スカートが曲がっていないか |
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面接の受付マナー:到着時間
面接の受付には、面接開始時間の10分前前後に到着するのが望ましいです。遅刻はもちろんのこと、早く着く過ぎても企業に迷惑が掛かってしまうので、うまく調整してくださいね。
もし遅刻しそうな時はなるべく早めに連絡をし、お詫びの言葉と到着見込み時間を伝えましょう。
また、早く着いたため時間を潰したい時は、企業のすぐ近くだと社員の方と鉢合わせてしまうことが想定されるため、少し離れた場所で過ごすことをおすすめします。
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面接の受付マナー:挨拶
受付の方に対する挨拶の第一声をどうすべきか迷ってしまうケースもあるようですが、「こんにちは」で問題ありません。
「お疲れ様です」「ご苦労様です」というように、社員間で行う挨拶は避けましょう。
受付の際、挨拶に含めるべき事項は、
1、目的と約束の時間
2、自身の名前
3、取り次いで欲しい相手
の3点です。ここで、挨拶の例をご紹介しましょう。
こんにちは。本日〇時に面接のお約束をさせていただいております、おもてなし太郎と申します。恐れ入りますが、人事ご担当の〇〇様にお取り次ぎをお願いしてもよろしいでしょうか。
もしご自身が学生の場合は、名前の前に大学名と学部名も告げてください。また、担当者の名前がわからない場合は「面接ご担当者様」と言い換えることもできますよ。
面接の受付マナー:スマートフォンなど電子機器の電源OFF
意外と忘れがちなのが、スマートフォンなど音の出る電子機器の電源を切ること。
マナーモードでも問題ありませんが、設定ミスでうっかり音が鳴ってしまうケースも考えられる為、OFFにしておく方が安心でしょう。
面接の受付マナー:面接後の挨拶
面接終了後も気を抜いてはいけません。もし受付に担当者がいる場合は、「本日はありがとうございました」と挨拶をしてからその場を辞すのが無難ですよ。
マナーを遵守し、個性は面接時に表現すること
稀に、印象を残そうとして奇抜な行動をとってしまう人がいるようですが、かえって逆効果になります。それは面接だけでなく、受付での振舞いも同じこと。
「無礼な人が来たな」と思われないためにも、マナーは遵守するべきです。
面接の受付をマナーに則って済ませ、個性は適切な手段で面接時に表現することを心がけましょう。