「仕事ができない人」15の特徴！仕事ができない人の心理や接し方とは？

あなたの周りに「仕事ができない」と言われている人はいますか？誰もが完璧に仕事をこなせるわけではありませんが、「仕事ができない人」が職場にいるとイライラしてしまいますよね。しかし、仕事ができないと言われる人は自覚していないことが多いよう……。そこで、仕事ができない人に共通する特徴や心理状態、さらに接し方のポイントについてご紹介します。

仕事ができない人ってどんな人？

仕事では、個々人に与えられた役割があります。仕事ができない人とは、仕事において「与えられた役割を果たせない人」を指すことが多いようです。

職場の中には、手を抜いて仕事をする人、必死に取り組んでも成果が出ない人など、さまざまな人がいて、仕事の進め方もそれぞれ異なります。

そうした中で、ミスが多い・時間にルーズ・責任感がないなど、特に基本的な部分が欠けている人のことを「仕事ができない人」と表すのかもしれません。

仕事ができない人の心理とは？

多くの場合、仕事ができないと言われる人は、自分自身で気がついていません。仕事ができない人の心理についてご紹介しましょう。

自分では「できる」と勘違いしている

仕事できない人は、自分の置かれている状況や実力を把握できていない場合が多いです。

自分の実力を過信しているので、たとえミスがあっても、「やればできる」「今回はたまたま」などと自分に甘く解釈しまう傾向にあります。

注意される場面があっても、自分に非はないと思っているため、反省するに至らず同じことの繰り返しになるのです。

自己中心的で自分ルールを重視する

仕事ができない人は、仕事は人との協力があって成り立っていると認識していません。そのため、周囲を考えずに仕事を進める傾向にあります。

「自分はできているからいい」「自分のやり方がいちばん」など、自己中心的な上に自己評価が高いため、周りに配慮しようという姿勢がありません。

給料さえもらえればいいと思っている

仕事ができない人の中には、仕事の内容や過程は関係なく、給料さえもらえればなんでもいいと思っている人がいます。

そのような人は、仕事に対して熱心に取り組みません。仕事以外の目的があるため、やる気やモチベーションが低く、足を引っ張ることも多いでしょう。

改善方法がわからない

やる気はあるのに間違った行動ばかりしてしまうなど、本人も自覚があるものの、何をすれば良いのかわからずつらい思いをしている場合もあります。

このようなタイプは、頭の中でどうすれば良いのか考えてばかりで行動に移していないことがほとんどです。

分からないというばかりではずっと改善されないままなので、周りの成功事例などを参考にしながら、まずは行動してみたり周りの人に相談してみるのが大切です。

必要以上に気を遣う

周囲の人に対して気を遣いすぎるのも、仕事ができない人の傾向でしょう。

人の顔色を伺っているうちにタイミングを逃し、いつまでも問題が解決できないまま……。

気を遣いすぎたために作業効率が悪くなり、結果的に仕事ができない人と言われてしまうのです。

仕事ができない人の特徴1：ミスが多い・繰り返す

仕事ができない人は、ミスが多く注意されても学習しないので、何度も同じようなミスで怒られることが多いです。中には怒られることに慣れてしまい、全く効果がない人も。

仕事ができない人の特徴2：時間管理ができない

時間にルーズ、スケジュール管理ができない人も、仕事ができない人の特徴です。どんなに丁寧に仕事をしても、期限を守れなければ意味がありませんし、信用をなくしてしまいます。

仕事ができない人の特徴3：ホウレンソウができない

仕事をする上で大事な「報告・連絡・相談（ホウレンソウ）」。最低限のことができない人は、仕事ができない人と言われても仕方ないのかもしれません。

仕事ができない人の特徴4：プライドが高い

知ったかぶりをする人も仕事ができない人の特徴でしょう。プライドが高いので、人に聞いた入り、意見を取り入れたりすることができず、ミスをしても素直に謝れません。

仕事ができない人の特徴5：自己評価が高い

仕事ができない人に限って、自己評価が高いことも。自分の実力がわかっていないので、「自分ではできている」「自分は会社に必要」などと自信たっぷりです。

仕事ができない人の特徴6：言い訳が多い

言い訳が多いのも仕事ができない人の特徴です。「でも」「だって」「〇〇したのに」などと、自分は悪くないと言い訳をして人に責任転嫁する傾向があります。

仕事ができない人の特徴7：レスポンスが遅い

レスポンスが遅い人も仕事ができないと言われます。仕事は周囲との連携が不可欠。レスポンスが遅いと業務の進行に支障をきたすだけでなく、信用を失ってしまう恐れがあります。

仕事ができない人の特徴8：ただ指示を待つ

自発的に行動しないのも特徴の一つです。仕事では、積極的に動かなければチャンスを逃してしまう場面もあります。指示待ち人間では「使えない」と思われて当然かもしれませんね。

仕事ができない人の特徴9：優先順位がつけられない

順序を立て計画的に仕事を進めることはとても大切です。仕事をする際に優先順位がつけられないと、人に迷惑をかけたり会社に損失を与えたりするリスクが高まります。

仕事ができない人の特徴10：スキル・経験不足

仕事内容に対して、スキルや経験が不足している場合もあります。自分で問題意識を持たないまま仕事を続けていても、意欲がなければスキルが上がることはないでしょう。

仕事ができない人の特徴11：ネガティブな発言

「疲れた」「辞めたい」など、ネガティブな発言が多いことも仕事ができない人の特徴です。そのわりに、実際の業務は進んでいない、問題を先送りにしていることも少なくありません。

仕事ができない人の特徴12：モチベーションが低い

仕事に対するやる気やモチベーションが低いのも特徴の一つ。モチベーションが低いと仕事に対する責任感がないので、ミスをしても反省せず、あっさり放棄してしまうこともあります。

仕事ができない人の特徴13：気を遣いすぎる

仕事には積極性も大事です。人の顔色を伺いすぎたり周りに気を遣いすぎたりして、仕事のスピードが遅く結果的に「仕事ができない人」のレッテルをはられてしまうかもしれません。

仕事ができない人の特徴14：コミュニケーションが苦手

人とのコミュニケーションが苦手なことも仕事ができない人の特徴でしょう。日頃から周りとの連携が取れていないと、大事な報告を忘れてしまうなどの危険もあります。

仕事ができない人の特徴15：整理整頓ができない

書類などが物理的に整理されていると、頭の中の情報や知識も整理されている場合が多いといわれます。そのため、整理整頓ができていない＝仕事ができないと思われるかもしれません。

仕事ができない人への接し方

自分の職場に「仕事ができない人」がいたら、次のことを頭において接してみましょう。

• 業務の進捗などを聞いてホウレンソウをくせづけする
• 相手のスキルや能力に見合った仕事を振り分ける
• 仕事の段取りや進め方を細かく丁寧に指導する
• 本人に意欲があるなら勉強会を開いてみる
• 良いところはしっかりほめてあげる
• 苦手な部分を指摘し改善点も考える

仕事ができない人は、自分の力を客観的に判断する目や余裕がないことも多いもの。そのため、自覚していなかったり、どう改善していいのかわからなかったりする場合もあります。

「仕事ができない人」と決めつけず、何がダメで何ができるのか、手助けしてあげることも大切ですよ。

「仕事ができない人」をサポートすることも大切

仕事ができる人がいれば、仕事ができない人もいます。一人一人の能力は違い、仕事の向き不向きもあるでしょう。

「仕事ができない」と言われている人が同じ環境にいる場合、「この人はこうだから」と決めつけず、仕事が円滑に進むようサポートしてあげることも大切です。

そのためには、仕事ができない人の特徴や接し方のポイントについて把握しておきましょう。