「最終面接に落ちた……」辛いと感じるのも無理はない
せっかく最終面接まで進んだのに落ちたとなれば、辛いと感じるのはむしろ当然のことではないでしょうか。
特に、まだ内定を一つももらっていない状況での最終面接落ちは、精神的ダメージもかなりのものになってしまいます。
しかし、あまりにも長い間くじけていれば、いつまで経っても内定を得ることはできません。思う存分落ち込んだら、サッと切り替えて次に向けての行動を始めることが大切ですよ。
次回以降の対策を立てるためには、まず今回はなぜ落ちたのか、原因を明らかにする必要があります。
よくある原因を次の項目でご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてください。
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最終面接に落ちた原因を探ろう
最終面接まで行ったのに落ちるケースには、いくつかの原因が考えられます。面接をした時のことを思い出しながら、問題点を探ってみましょう!
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受け答えに問題があった
最終面接で落ちる最大の原因は、やはり面接時の受け答えにあります。
・話の内容に一貫性がない
・質問に対する回答がズレていた
・失言をしてしまった
・自分の意思ではなく、面接における「正解」ばかりを答えていた
ご自身の面接を振り返り、上記のようなミスをしてしまった心当たりはありませんか?
失敗は誰にでもあることですが、大切なのはその後の立て直しです。
たとえミスをしても、面接の時間内になんとか挽回できるような立ち振る舞いをすれば、内定をもらうことも不可能ではないのだとか。
受け答えに問題がなかったかを振り返ると同時に、立て直しのチャンスがどの時点にあったかを考え、今回のミスを次の面接に活かしましょう。
すぐに辞めてしまいそうな雰囲気があった
企業は、できるだけ長期的に働いてくれそうな人を採用したいもの。
そのため、言動の端々から「この人はすぐに辞めてしまうかもしれない」という雰囲気を感じ取ると、採用への意欲は後退してしまいます。
特に、短期間で職を転々としている人に対し、面接官はどうしても懐疑的になってしまうでしょう。
面接官の不安を払拭するほどの熱意を見せることができなければ、不採用になるのを防ぐことは難しいのではないでしょうか。
同時に受けた求職者の方が優秀だった
結局のところ、最終に限らず面接で落ちてしまう理由は、他の求職者の方が自分よりも優秀だったという点に尽きます。
自身の失敗を振り返ることはもちろん大切ですが、今回は運が悪かったという切り替えができるかどうかが、就職活動を成功させるカギではないでしょうか。
最終面接に落ちたら不採用通知に返信するべき?
最終面接に落ちたことを知らせるメールに、返信するべきか否かで悩んでしまう人もいるのでは?
この件に関しては、返信をしなくてもまったく問題はありませんのでご安心ください。
ただし、担当者にかなりお世話になっていたなどの特別な事情があり、返信したいという気持ちが強いならしてもいいでしょう。
転職の最終面接では落ちないって本当?
「転職で最終面接まで進んだら落ちることはない」という説もあるようですが、あまり信じない方がいいでしょう。
新卒だろうと転職だろうと、落ちる時は落ちます。根拠の無い噂に振り回されることなく、最終面接への準備をきちんと進めてくださいね。
「一緒に働きたい」と企業側が判断した時に内定は出るもの
企業が内定を出す決め手は、やはり「この人と一緒に働きたい」と思うか否かという点にかかっています。
その判断基準は企業によってまちまちなので、もし落ちても気に病みすぎることはありませんよ。今回は縁がなかったのだと切り替えましょう。
ただし、あまりにも落ちるようなら、自分に問題がないか疑いを持つことも大切です。納得のできる就職活動にできるよう、行動を起こしてくださいね。