シャンプーバーとは
シャンプーバーとは、入浴スペースを利用するお客様に向けて設置されるコーナーで、数種類のシャンプーやコンディショナーの中からお好みのものを自由に選ぶことができます。
多くのホテルでは、浴室に備え付けられているシャンプーを使うケースがほとんどですよね。
そのため、選択の余地がないのが常だったのですが、シャンプーバーを設けることでお客様が好みのシャンプーを使用することが可能になります。
数々のシャンプーの中から、普段から使っている銘柄を選んだり、使ってみたいと思いつつも今まで手を出し損ねていたブランドをあえて使う人もいるのだそう。
「ズラッと並んだシャンプーの中からお気に入りを見つけるのが楽しい」「いつもと違うシャンプーが試せるのがありがたい」という意見もあり、なかなかの好評を博しているようです。
大浴場を備えているホテルはもちろん、各客室に設置してあるユニットバスのみのホテルでも、シャンプーバーの一角を設置してしまえば、お客様に利用してもらうのも難しくありませんよ。
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シャンプーバーの利用方法
シャンプーバーの利用方法に特別な決まりはなく、ホテルによってまちまちです。
例えば、
・カゴを用意し、お好みのシャンプーをボトルごと浴室に持って行ってもらう
・使い切りのパックを展開し、自由に取ってもらうよう説明する
などの方法もあるでしょう。
そのホテルにとって最も都合の良い方法で、シャンプーバーを利用してもらえるよう考える必要がありますよ。
なお、シャンプーバーの利用方法を、お客様に正しく理解してもらえるような努力も求められます。
受付での説明はもちろん、シャンプーバーに詳しい利用方法を書き記し、目立つように配置してくださいね。
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シャンプーバーをより楽しんでもらうための工夫
シャンプーバーをお客様に楽しんでもらうためには、ただ設置すればいいというわけではありません。ほんの一工夫を加えるだけでも、人の心をワクワクさせるような効果がありますよ。
髪質のお悩みごとにジャンル分けする
髪質にお悩みを抱えている方は少なくなく、さらにその方向性はさまざまです。
そのため、髪質のお悩みごとにジャンル分けをしてあることで、お客様にとって利用しやすいシャンプーバーを作り上げることができますよ。
・硬質でうねりやすい髪
・まとまりがなくパサついた髪
・癖が強く扱いにくい髪
・地肌が弱くただれやすい
という具合にジャンル分けをするだけで、自分に合ったシャンプーをスムーズに選ぶことができるでしょう。
種類と本数を豊富に取り揃える
「シャンプーバー設置!」と銘打っているのに肝心のシャンプーの種類が少ないと、お客様を落胆させてしまう恐れがあります。
どんなに少なくても5種類程度は準備しておき、ボトルを持ち出してもらうタイプのシャンプーバーなら各3本以上は常に備えておくのが無難ですよ。
さまざまな種類のシャンプーがズラリと列をなしている様子は、それだけでお客様の気分を高めます。無理のない範囲で、できる限り豊富な種類のシャンプーを取り揃えてみてくださいね。
雰囲気を重視した設置を心がける
せっかくシャンプーバーを設置しても、味気のないラックにただ並べただけでは面白味に欠けます。
ホテルの雰囲気に合わせたデザインの棚に置いたり、ライティングで凝った印象を演出するなど、シャンプーを選ぶことそのものに雰囲気が出るようなレイアウトを意識してみましょう。
他にも、ポップでシャンプーの特性を紹介したり、さりげなく小さめの観葉植物を配置するのも素敵です。
雰囲気のあるシャンプーバーは写真映えもいいので、SNSを見たユーザーに興味を抱いてもらうきっかけにもなるのではないでしょうか。
シャンプー以外のヘア&ボディケア用品を揃えても〇
シャンプーバーにはシャンプーとコンディショナーを用意するのが一般的ですが、もう少しアイテム数を増やしてみるのもいいでしょう。
例を挙げると、
・ボディクリーム
・化粧水・乳液
・パック
・アイクリーム
などが、シャンプーバーと併設されていたら、お客様にもより喜んでもらえるはず。これらの方法は、特に女性客を獲得したいとお考えの場合に有効ですよ。
女性客の集客を狙うならシャンプーバーの設置を
シャンプーバーの華やかなビジュアルに、予約検討の段階で心を掴まれる人も多いのだとか。
また、実際に利用したことのあるお客様からの評価が高いケースもままあり、それ故にリピーターを見込むことも不可能ではありません。
特に女性客の集客を狙いたい場合は、シャンプーバーの設置がかなりおすすめですよ。