ホテルの荷物預かりサービスの時間や料金、仕事内容を解説

「荷物が多くて、持ち運ぶのが大変」「旅先で荷物が増えて、移動が大変」などの経験をしたことのある方もいるのではないでしょうか。そんなとき、宿泊先のホテルで荷物を預かってくれたら嬉しいですよね。大きな荷物はホテルに預け、小さな手荷物一つで移動できれば快適になるはずです。今回は、一般的なホテルが行う荷物預かりのサービスと、利用する際の注意点についてご説明します。

ホテルの荷物預かりサービスとは

スーツケース

iStock/tolgart

多くのホテルでは宿泊者向けサービスの一環として、荷物の預かりサービスを提供しています。また、宿泊者が持ち込む荷物だけでなく、事前に配送した荷物を受け取ったり、宿泊後に増えてしまった荷物を自宅に発送したりできるホテルもあります。

しかし、全てのホテルで同様のサービスが受けられるわけではありません。カプセルホテルなどの小規模なホテルでは、荷物の預かりや発送を行っていない場合もあるので注意が必要です。事前に預けたい荷物がある際は、ホテルに問い合わせてみると良いでしょう。

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ホテルに荷物を預ける方法やタイミングは?

荷物預かり

iStock/Bignai

ホテルに荷物を預けたい場合、どのようなタイミングで預けることができるのでしょうか。ここでは、ホテル滞在を基準に、チェックイン前とチェックアウト後の荷物預かりサービスについて見ていきます。

チェックイン前

多くのホテルでは、基本的に15時を目安にチェックインが始まります。通常は、チェックイン当日であれば午前中からでも荷物を預かることが可能です。

早い時間に目的地に到着して、チェックイン時間まで身軽に行動したいという場合、ホテルのフロントを訪ね「当日宿泊予定であること」「チェックインまで荷物を預かってほしいこと」などを伝えると良いでしょう。

ホテルによっては、チェックイン前に荷物を預けると、部屋に荷物を運んでおいてくれる場合もあります。

チェックアウト後

チェックアウト後の荷物預かりについては注意が必要です。チェックイン前に荷物を預かってくれるところでも、チェックアウト後は預かってくれないホテルもあります。

また、預かりができる場合でも、時間帯の制限が付くケースもあるのです。フロントの営業時間はホテルによって異なりますが、何時から何時までと区切られていることがあるので、宿泊するホテルに問い合わせしておくと良いでしょう。

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ホテルに荷物を預ける際に気をつけること

フロント荷物

iStock/ThamKC

ホテルに荷物を預ける際、気をつけるべきことはなんでしょう。ここでは、荷物預かりサービスの利用で注意したいポイントについてご説明します。

荷物の内容

まず、注意したいのは荷物の内容です。腐敗の可能性が高い「生もの」は預からないというホテルは多くあります。また、盗難の恐れがある「現金や貴重品」や破損の心配がある「こわれもの」も同様です。

預かった荷物を置くスペースはホテルによって様々ですが、荷物の扱い方もホテルや担当者によって違うため、あらかじめ理解しておく必要があります

預けた荷物に関する盗難や破損等の事故については、基本的にホテル側では責任をとってくれないことも念頭においておきましょう。

料金

もう一つ注意したいのは料金についてです。基本的には無料で荷物預かりをしてくれるホテルが多いものの、中には「荷物1個あたり〇〇円」などと料金設定をしているところもあります。

荷物預かりサービスを利用したいと考えている場合は、あらかじめ有料か無料か、有料ならいくらかということもホテルに確認しておくとトラブルなく預けられるでしょう。

ホテル側が荷物預かりサービスを提供する理由

フロント

iStock/Hispanolistic

ホテルの運営側は、他のホテルとの差別化を図る目的や顧客満足度の向上のため、荷物預かり等のサービス提供を行っています。

また、チェックイン前とチェックアウト後の荷物の預かりは当日が基本ですが、あらかじめお願いしておくことで、前日から翌日まで預かってくれる施設もあるようです。

荷物預かりサービスは、利用客にとって利便性が高く、また利用したいと思うポイントでもあります。

なお、以下の記事ではホテルに荷物を送る場合やホテルから荷物を場合のそれぞれの方法を解説しています。詳しく知りたい方は参考にしてくださいね。

ホテルの荷物預かりサービスの仕事内容

クローク

iStock/ShotShare

ホテルが荷物を預かる際、利用客と接するのが「フロント」や「クローク」です。

フロントは、宿泊予約や会計などのほか、案内や受付を行う場所で、クロークは、ホテルやレストランなどでコートや手荷物を一時的に預かってくれる場所のことを言います。

クロークに荷物を預ける際は、「預かり証」や「番号札」などが発行されることがありますので、紛失しないように保管しておきましょう。

フロントもクロークも基本的には宿泊者のみ利用が可能です。しかし、クロークに関しては、ホテル館内のレストランやホテルで行われる結婚式に出席する人なら利用できる場合があります。

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