旅行や出張の先で荷物が増えてしまったとき、ホテルから自宅へ直接送ることができます。
多くのホテルではフロントが宅配便の取り次ぎを行っており、伝票さえ正しく書ければ当日でも手配が可能です。
ただし段ボールの有無や対応している運送会社はホテルによって異なるため、事前に確認しておくと当日スムーズに動けます。
この記事では、手順・伝票の書き方・段ボールの入手方法・料金の目安まで、必要な情報をまとめて解説します。
ホテルから荷物を送る2つの方法とその手順
ホテルから荷物を送る方法は、フロントに取り次ぎを依頼するパターンと、自分でコンビニや運送会社の営業所へ持ち込むパターンの2つが主流です。
どちらを選ぶかは宿泊施設の対応状況と、手間・料金のバランスで判断するとよいでしょう。
| 比較項目 | フロント依頼 | 自己手配 (コンビニなど) |
|---|---|---|
| 手間 | 少ない (フロントが手配) |
やや多い (持ち込みが必要) |
| 料金 | 施設によって手数料が加算される場合あり | 運送会社の基本料金のみ |
| 段ボール | ホテルが用意するケースが多い | コンビニや営業所で購入 |
| 対応時間 | フロント営業時間内 | コンビニは深夜も対応可 |
フロントに依頼して送る
フロント経由の発送は、チェックアウト前日の夜か当日朝に申し出るのが基本的な流れです。
多くのホテル・旅館では運送会社との契約があり、伝票や段ボールをフロントが用意してくれます。
宿泊者が行うのは、送り先の住所・氏名・電話番号などを伝票に記載することと、荷物をフロントに預けることが中心です。
スーツケースや大きな荷物はそのまま発送できる場合も多く、梱包の手間が省けるのがメリットです。
発送の締め切り時間が設定されていることもあるため、希望日に届けたい場合は早めに相談しておきましょう。
自分でコンビニや営業所から送る
ホテルが発送の取り次ぎに対応していない場合は、近隣のコンビニや宅急便の営業所へ持ち込む方法があります。
荷物が多い・重い場合は、まずホテルのベルデスクへ預け、身軽な状態でコンビニへ向かうと移動が楽になります。
段ボールはコンビニや営業所で購入でき、サイズも複数から選ぶことが可能。伝票はその場で記入できるため、事前準備がなくても対応できます。
料金は荷物のサイズと重量、配送先の距離によって変わるため、窓口で確認してから手続きを進めるとスムーズでしょう。
伝票の書き方|依頼主・宛先の正しい記入方法
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送り状(伝票)の記入で迷いやすいのは「依頼主欄にどの住所を書くか」という点です。
宿泊中にホテルから発送する場合は、ホテルの住所と部屋番号を組み合わせて記入するのが正しい方法です。
依頼主(送り主)欄の書き方
依頼主欄には、自宅ではなく現在宿泊中のホテルの情報を記載します。
記入する内容は、ホテルの正式名称・住所・部屋番号・宿泊者本人の氏名・連絡の取れる電話番号の5点です。
住所欄には「東京都千代田区〇〇1-2-3 △△ホテル 205号室」のように、施設名と部屋番号まで正確に書きます。
氏名は予約者ではなく荷物を出す宿泊者本人の名前を記入します。
電話番号はホテルの代表番号でも構いませんが、自分の携帯番号を記入しておくほうが確認の際にスムーズです。
宛先欄の書き方
宛先欄には、届け先となる自宅の正確な住所と受取人の氏名を記入します。
マンション・アパートの場合は建物名と部屋番号まで漏れなく記載しましょう。
在宅していない時間帯に届く場合は、伝票の指定欄に希望日と時間帯を記入して配達日時を指定するのが便利です。
旅行中でそのまま直帰しないときは、帰宅予定日の翌日以降を配達希望日に設定しておくと、再配達の手間を省けます。
段ボールの入手方法と梱包のポイント
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段ボールはフロントで購入・入手できるケースが多く、旅先で買い足す手間を省けます。
梱包の基本を押さえておくと、配送中の破損リスクを下げられるでしょう。
段ボールの入手先
多くのホテルや旅館では、フロントで段ボールを有料販売しています。
サイズは小・中・大など数種類を用意している施設が多く、スーツケースに入りきらないお土産 or 衣類の量に合わせて選べます。
在庫に限りがある場合もあるため、チェックアウト前日までにフロントへ確認しておくと安心です。
無料で提供している施設もあるため、料金も合わせて聞いておくとよいでしょう。
梱包時の基本ポイント
中身が動かないよう、新聞紙やタオルなどの緩衝材を隙間に詰めるのが基本です。
特にお土産の瓶類や陶器は個別に包んでから箱に入れると、破損を防ぎやすくなります。
箱の底面はガムテープをH字に貼って補強するのが一般的です。
重量が増えるほど送料も上がるため、サイズと重さのバランスを意識して梱包するのがおすすめです。
ホテルから荷物を送る料金の目安
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料金は荷物のサイズと発着エリアの組み合わせで大きく変わります。
事前に料金の仕組みを把握しておくと、手続きをスムーズに進めやすくなります。
料金の決まり方
宅配便の料金は「三辺合計のサイズ区分」と「発送元から届け先までの距離(ゾーン)」の2軸で決まります。
60サイズから160サイズまで段階的に区分されており、同じ荷物でも近距離と遠距離では金額が倍近く変わることもあります。
スーツケースや大きなお土産箱は100〜160サイズに該当するケースが多く、重量制限(サイズごとに上限が設けられています)も確認が必要です。
正確な金額は、発送に使う宅配会社の公式サイトで調べられます。
料金を抑えるポイント
ホテルからの発送で料金を抑えたいなら、送り状の記入や梱包を自分で済ませ、集荷の依頼だけをフロントにお願いする方法が有効です。
宿泊施設によっては手続きの代行料がかかる場合もあるため、自分でできる作業を済ませておくことで余分なコストを削れます。
また、荷物が複数ある場合は1つの段ボールにまとめてサイズを下げると、1個口あたりの送料を節約できるでしょう。
ホテルから荷物を送る前に確認したい2つの注意点
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発送前に、送れない物品と時間的な制約を把握しておくと、当日のトラブルを避けられます。
チェックアウト当日の手配は想定より時間がかかることがあるため、余裕をもった準備が重要です。
発送できない物品の例
現金・貴重品・生き物・危険物は、宅配便での発送が原則できません。
具体的には、ライターや電池内蔵の機器(モバイルバッテリーなど)、アルコール度数の高い飲料、医薬品類なども取り扱い対象外となる場合があります。
精密機器や購入金額の大きいお土産などは、万が一の破損に備えて保険付きサービスの利用を検討すると安心です。
事前に配送業者の公式サイトや伝票に記載の禁止品リストを確認しておくと、フロントでの手続きがスムーズになります。
チェックアウト時間との兼ね合い
宿泊施設によって、当日の荷集め受付には締め切り時間が設けられています。
チェックアウトがその時間を過ぎると、当日発送ができず翌日扱いになることも少なくありません。
着日指定をしている場合は位置づけ上、特に注意が必要です。
前日夜のうちにフロントへ発送の希望を伝え、集荷の受付時間や手続きに必要な書類を確認しておくのが確実です。
ホテルから荷物を送るときのよくある疑問
ホテルからの荷物発送、スムーズに済ませるために
宿泊中の荷物発送は、フロントへの事前確認と伝票の正確な記載を押さえれば、思いのほかスムーズに手続きできます。
荷物の量やサイズによって宅急便の選択肢や料金は変わるため、チェックアウト当日に慌てるより、前日のうちに配送方法を決めておくと安心でしょう。
施設ごとに対応時間や利用できるサービスの内容が異なる点も、あらかじめ念頭に置いておきましょう。身軽になった分、旅の最後まで存分に楽しんでくださいね。
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