ホテルでルームサービスを頼む5つの方法
ルームサービスの頼み方はホテルや宿泊する部屋のグレードによって異なります。代表的な5つの方法を見てみましょう。
なお、ホテルがどの方法を採用しているかは、客室に備えてある利用案内などを読めば分かるはずです。
内線電話で頼む
もっともスタンダードな方法は、内線電話によるオーダー。
フロントやルームサービス専用の内線電話に掛けてルームサービスをオーダーしたい旨を伝えると注文を聞いてくれます。
ドアプレートで頼む
注文書がドアプレートになっているホテルもあります。注文を書いて外側のドアノブに下げておくとスタッフが回収し、ルームサービスのオーダーが通るという仕組み。
翌朝の朝食をオーダーする際などには便利な方法です。
予約で頼む
ルームサービスの中には予約が必要なものもあります。例えば記念日のケーキや特別な演出の依頼など。
「バースデーケーキの予約は〇日以上前に」などとしているホテルもあるので、早めに計画を立ててくださいね。
タブレットやテレビモニターで頼む
客室数が多いファミリー層向けホテルなどでは、専用タブレットや客室のテレビモニターによるオーダーを採用している場合があります。
簡単な操作でオーダーできる点はメリットと言えるでしょう。
バトラーやフロアコンシェルジュを通して頼む
高級ホテルなどでグレードの高い客室に泊まると、バトラーやフロアコンシェルジュのサービスが利用できることもあります。
バトラーやフロアコンシェルジュはゲストに代わってさまざまな手配を整えてくれる存在。ルームサービスをオーダーする際も、彼らに伝えればOKです。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
ルームサービスを頼む際の疑問を解消!よくあるQ&A
オーダー方法は上記の通りですが、ルームサービスを利用したことがない人は他にもさまざまな疑問を抱いているのではないでしょうか。
ルームサービスに関してよくある疑問を、Q&Aで解消しましょう。
支払いはいつ?
ルームサービスの料金は部屋付けにし、チェックアウト時に清算するのが一般的です。一般的な出前とは異なり、その場で清算する必要がないことを覚えておきましょう。
ただし、ルームサービスの内容や利用頻度によっては高額になるため、一定の金額に達した場合、途中で清算すると定めているホテルもあります。
食べた後の片づけはどうする?
ルームサービスを食べ終わった後の食器やサービスワゴンは、以下のように扱いましょう。
- そのまま客室に残しておく
- 回収を依頼する
- 廊下に出しておく
一般的にはいずれの方法でも良いと言われていますが、廊下の混雑状況や客室の広さなどを見て判断しましょう。
以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご参照ください。
値段が高いのでは?
値段だけで考えると、ルームサービスは確かに割高です。カレーライスが4000円近い値段だったりすることは珍しくないでしょう。
しかし、価格設定の背景には多額の人件費や設備費などが掛かっているという理由があります。高い料金を支払うからこそ味わえる、優雅な楽しみなのですね。
ルームサービスの価格設定については以下の記事で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
チップは渡したほうが良い?
日本のホテルではサービス料が上乗せされているので、別途チップを渡す必要はありません。なお、サービス料はオーダーした料理の価格の10%が相場。
サービス料については以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご参照ください。
オーダーは何時でもできる?
ルームサービスを24時間受け付けているところもあれば、特定の時間だけ提供しているところもあるため、ホテルによって対応できる時間は異なります。
また、モーニング・ランチ・ディナー・アフタヌーンティーなど、時間限定のメニューがあることも。客室のメニューに提供時間が記載されているはずなので、よく確認しましょう。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
ルームサービスでホテルの真髄を味わおう
究極のサービス業と言われるホテルの中でも、個別に対応するルームサービスは特別なものです。一流のサービスマインドに触れる良い機会なので、ぜひオーダーしてみましょう!
なお、ホテルサービスの仕事を探す際にはおもてなしHRをご活用ください。