ホテルのルームサービスで朝食を楽しもう!
朝食はホテル滞在の楽しみのひとつですよね。レストランや会場食も良いものですが、ルームサービスを利用すればさらにリッチな気分を味わえます。
しかし、ルームサービスの利用になじみがなく「マナー違反をしてしまわないか心配……。」という人も居るのではないでしょうか。
ルームサービスはプライベートな空間でリラックスして飲食を楽しむもの。いくつかのポイントを押さえれば、難しいことはありません。
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ルームサービスの朝食:種類を把握しよう
ホテルは朝食に力を入れています。ルームサービスを提供しているホテルでは、朝食のメニューを豊富に取りそろえていることが多いのではないでしょうか。
スマートにオーダーできるように、基本的な朝食の種類を覚えておきましょう。
コンチネンタルブレックファースト
コンチネンタルブレックファーストとは、ヨーロッパ風の朝食のことで火を通していないメニューが中心です。
具体的にはバターを添えたパンやシリアル、ハム、チーズ、フルーツ、ヨーグルトといったものが挙げられます。
卵料理や肉料理は付いておらず、あっさりと軽く食べたい時に適した朝食と言えるでしょう。
アメリカンブレックファースト
アメリカンブレックファーストは労働者のための朝食が起源と言われています。メニューはボリュームたっぷりでパンやシリアル、フルーツ類の他に卵料理や肉料理も付いています。
朝からモリモリ食べたい時や、1日動き回るための力を付けたい時にピッタリの朝食ですね。
和食セット
洋風の設備・サービスを提供するホテルでも、和食の朝ごはんを提供していることが多いです。
一般的に提供されているのはお米のご飯やおかゆ、みそ汁、焼き魚やゆで卵、おひたしや納豆といったメニュー。和食派のお客様も満足の朝食です。
単品メニュー
ルームサービスの朝食はセットの他に単品メニューも用意されています。
サンドイッチやパンケーキ、オムレツなど、食べたいものだけをオーダーできるのでその日の気分に合ったメニューを選べる点がメリット。オリジナルの自慢料理を提供しているホテルもあります。
また、以下の記事では朝食の種類について詳しく解説しています。併せてご参照ください。
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ホテルのルームサービスを楽しむ際のマナー3選
ルームサービスを楽しむ際には、いくつかのマナーがあります。朝食時に気を付けたいポイントを見てみましょう。
なお、日本のホテルではメニューの料金にサービス料が上乗せされているため、チップは不要です。
料理を受け取る際の身だしなみ
客室はプライベート空間のため、レストランに入る時のようなドレスコードはなく、バスローブやパジャマなどで対応しても問題ありません。
ただし最低限、見苦しくない身だしなみにするのがマナー。下着姿や全裸・半裸はNGです。顔を洗って髪をとかし、衣服の乱れを整える程度はしておきましょう。
オーダーは時間に余裕をもって
朝食の提供時間は6時30ごろから11時ごろまでが目安です。混み合っていると届くまでに時間がかかることも。
寝坊して注文が遅れ、ホテルのスタッフを急かしたりすることがないように気を付けましょう。特に、午前中の予定がある場合は余裕を持ってオーダーすることがおすすめです。
また、食べたいメニューが決まっている場合は前日に予約し、「〇時ごろに持ってきてほしい」と伝えると良いでしょう。
食べ終わった後の片付け
ルームサービスは食べ終えた後、ワゴンに食器類をまとめ、ナプキンをかけて廊下に出しておけば良いと言われています。
しかし朝食の時間帯は廊下が混み合い、他のゲストが荷物をぶつけてワゴンが倒れたりすることが考えられます。場合によっては客室にそのままにしておくか、回収を依頼したほうが良いこともあるでしょう。
ルームサービスを楽しんだ後の片付けについては、以下の記事で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
マナーを守って優雅な朝食を!
ルームサービスの朝食は心を豊かにし、活力をもたらしてくれるでしょう。爽やかな1日を始めるためにも、マナーを守って楽しんでくださいね。
なお、ルームサービスの提供に携わるホテルの仕事を探す際には、おもてなしHRをご活用ください。