部屋飲みできるホテルが増えている
現在、部屋飲みプランを提供しているホテルが増えていることをご存じですか?
新型コロナウイルスが流行している昨今、部屋飲み需要が高まったことにより、飲み会のプランを展開するホテルが増加傾向にあるようです。
もちろん、部屋飲みプランがないホテルでも、客室でお酒を飲むことは可能ですよ。
ホテルでお酒を飲むことにはさまざまなメリットがある一方、デメリットも考えられます。それぞれどのような例があるか、次の項目から見ていきましょう。
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ホテルで部屋飲みをするメリット
まず、ホテルで部屋飲みをするメリットからご紹介していきます。
完全個室で楽しめる
ホテルでの部屋飲みなら、周囲の目を気にすることなくプライベートな空間でお酒を楽しむことができます。
会話が周囲に漏れ聞こえるのを心配したり、知らない人との席の近さに戸惑ったりすることもありません。
また、コロナ禍の影響で人との距離感が気になる昨今、信頼のおける相手だけと空間を共にできる点は大きなメリットではないでしょうか。
飲み終わった後すぐに休める
ホテルの宿泊と合わせて部屋飲みをしたり、宿泊とセットになった部屋飲みプランを利用することで、飲み会を楽しんだ後すぐに休むことができます。
お酒をそれなりに飲めば、帰りが億劫になってしまうこともあるでしょう。ですが、ホテルの部屋飲みなら、その場で横になり朝を迎えることも可能です。
帰りのことを気にすることなく飲み会をしたい方には、ホテルの部屋飲みがおすすめですよ。
部屋飲みプランが豊富なホテルも
ホテルの中には、さまざまなコンセプトの部屋飲みプランを展開している施設があります。
日本酒やワインなど特定のアルコールを豊富に取り揃えているプランや、フードに力を入れているプランなど、ホテルを選ぶ段階からすでに楽しくなってしまいそうです。
部屋飲みをする相手と一緒に、どのプランにしたいかをご相談してみてはいかがでしょうか。
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ホテルで部屋飲みをするデメリット
続いて、ホテルで部屋飲みをするデメリットをご紹介していきます。
騒音で注意されることも
ホテルの部屋飲みをする際に気をつけなければならないのが、騒音です。
アルコールが入り、楽しい雰囲気になると、どうしても声のボリュームが大きくなってしまうもの。
多少ならまだしも、周囲の部屋に響き渡るほどの音量で騒いでしまえば、他の利用客に多大なる迷惑をかけてしまうことになります。
騒音で注意されることのないよう、節度を持って飲み会をする必要がありますよ。
部屋が狭い場合は複数人での飲み会に向いていない
客室の広さによっては、複数人での部屋飲みが難しい場合もあります。
部屋の規模と参加人数を考慮した上で部屋飲みをセッティングしないと、楽しさよりも窮屈さが勝ってしまう飲み会になりかねないので、十分な下準備を心掛けましょう。
部屋飲みを認めていないホテルもある
中には、部屋飲みを認めていないホテルもあります。トラブルにも繋がりかねませんので、部屋飲みをする前にホテルの利用規約を確認しておくことをおすすめします。
ホテルで部屋飲みをする際の注意点
ホテルで部屋飲みをする際は、以下の点に注意する必要があります。他の宿泊客への配慮を忘れず、心ゆくまで部屋飲みを楽しみましょう!
声の大きさに気をつける
アルコールが入った状態では難しいという方もいらっしゃるかもしれませんが、声の大きさには極力気を遣うようにしましょう。
飲み会を楽しむことは大切ですが、それによって誰かに迷惑を掛けるのはあってはならない行為です。
ホテルの部屋飲みプランを利用する場合、他の客室と離れた部屋を案内されることもあるかもしれませんが、個人で部屋飲みをする場合はそうはいきません。
飲み会の参加者各々が注意をし、適切な声量で部屋飲みを楽しんでくださいね。
匂いの強い食べ物などはなるべく持ち込まないようにする
あまりにも匂いの強い食べ物を持ち込んでしまうと、客室の壁紙にその匂いが移ってしまう恐れがあります。
ほとんどの食べ物は問題ないですが、あまりにも匂いが強いと感じる食べ物の持ち込みは控えましょう。
汚したら片付けること
完璧に掃除をする必要はありませんが、部屋を汚したら汚しっぱなしにするのはNG。適度に片付けをし、過度に部屋を汚すことのないようご注意くださいね。
楽しく部屋飲みをするためにもマナーには気をつけよう
ホテルでの部屋飲みは、周囲の目を気にせず存分に飲み会を楽しむ事ができるというメリットがあります。
しかし、ホテルの本来の利用方法が宿泊である以上、他の利用客への配慮は必須であると言えるでしょう。
楽しく部屋飲みをするためにも、マナーには十分に気をつけるよう心掛けてくださいね。