ホテルから荷物を送ることはできる?
結論として、ホテルから荷物を送ることは可能です。
しかし、ホテルによっては、配送サービスをおこなっていないこともあります。利用をお考えの場合は、事前にホテルへ確認を取っておいたほうが安心です。
また、ホテルスタッフの方であれば、お客様から問い合わせがきたときに、きちんと説明・対応できるように準備しておきましょう。
分からないときは、分からないからといって雑に扱わず、必ずサービスの取り扱い方を確認し、誠意ある対応を心がけてください。
問い合わせひとつでも、対応の善し悪しでホテルの印象は大きく左右されます。
ホテルに宿泊してもらえるかどうかが決まることもあるため、重要性をよく理解しておくことが大切です。
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ホテルから荷物を送る方法
ホテルから荷物を送りたいときは、まずフロントに荷物の配送を依頼しにいきましょう。
フロントスタッフの指示に従い、伝票記入・支払い・荷物の受け渡しをおこなえばOKです。
料金
ホテルから荷物を送るときにかかる料金の相場は、1000円〜3500円ほど。基本的に配送料のみの支払いになるようです。
また、荷物のサイズや送る場所ごとに料金は変動します。そのため、荷物はコンパクトにまとめておくとお得です。
ホテルによっては手数料がかかる場合もありますが、たいていは350円〜500円ほどで済みます。ただし、荷物1点につき手数料が取られることもあるので注意しましょう。
伝票の書き方
伝票はフロントでもらうことが可能です。
記入方法は通常配達のときと変わらず、お届け先・依頼主・お届け日・時間・品名欄を埋めます。
このとき、品名を書き忘れる方が多いですが、きちんと記入するようにしてください。内容物が記入されていないと、配送できないことがあるためです。
ダンボールはもらえる?
ダンボールは、フロントや売店で購入できるホテルがあれば、用意されていないところもあります。
ホテル内に売店がないところでは、置かれていないことが多いようです。
ダンボールがない場合は、自分で梱包するものを用意して荷造りしなければなりません。近くのコンビニエンスストアやスーパーなどで購入しましょう。
ガムテープについては、たいていの場合ホテルで貸してもらえます。
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ホテルから荷物を送るときの注意点
ここでは、ホテルから荷物を送るときの注意点を紹介します。
きれいな状態で荷物を届けるためにも、一通り確認していきましょう。
壊れやすいものの配達
繊細なもので、丁重に扱ってほしいときは、伝票の品名欄に「例:食品(下積厳禁)」などと書いておきましょう。
また、取り扱い注意の種類には、
- われもの
- ガラス
- 立積厳禁
- 下積厳禁
- 横積厳禁
- 横倒し厳禁
- 水ぬれ厳禁
- 折曲厳禁
などがあります。
スーツケースやキャリーバッグの配達
スーツケースやキャリーバッグはそのまま送ることが可能です。
そのまま送る場合は、ケースの取っ手部分に配送情報が貼り付けられます。
配送中のダメージによる傷や汚れが気になる場合は、梱包したほうが安心でしょう。
冷蔵・冷凍品の配達
多くの場合、冷蔵・冷凍品の荷物を保管する冷蔵庫がホテルにはありません。
そのため、荷物の配送サービス自体は用意されていても、衛生的に冷蔵・冷凍品は受け付けられないというホテルも多いので注意が必要です。
自宅からホテルに荷物を送る方法は以下の記事を参考にしてくださいね。
ホテルのサービスを活用して快適に過ごそう!
長期旅行のような場面では、どうしても荷物が増えてしまいがち。
そのようなときこそ、ホテルの配送サービスを利用して、より快適に旅行を楽しみましょう。
また、ホテルごとにサービスの設け方は異なりますので、事前に電話やホームページなどで確認したほうが確実です。