正社員登用試験に向けて志望動機を書こう!書き方のポイントや例文を紹介

正社員登用の際には、書類選考や面接が用意されていることがあります。なかでも悩みやすいのが志望動機の書き方。通常の就職や転職のときとは少し異なり、正社員の登用の場合は、志望動機の中で「自分は正社員として活躍できる」と強くアピールしなければいけません。どのような書き方や内容にすれば良いのでしょうか?当記事では、書き方のポイントや例文などを紹介します。

正社員登用試験に向けて対策しよう!志望動機は何を書く?

疑問

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正社員登用は、アルバイトやパート、契約社員のような非正規雇用から、正社員にキャリアアップするための試験です。非正規雇用で働く方の中には、正社員登用を目指して働き続けている方もいるのではないでしょうか。

正社員登用の試験では、主に書類や面接を通して選考がおこなわれます。なかでも悩みやすく、採用担当者から重要視されているのが志望動機。

多くの場合、就職や転職活動の際に入社の目的を中心に述べることでしょう。

しかし、正社員登用での志望動機は、「自身が企業へ貢献できる人材である」という部分をより深堀りする必要があります。

非正規社員として長く働いてきたことで積み上げた実績や、仕事に対する姿勢をアピールしつつも、正社員としての責任感や判断力が備わっていることを伝えなければなりません。 

「同じ会社だから」「長期間働いてきたから」と、正社員登用を軽んじてしまうこともありそうですが、正社員雇用に対する企業の姿勢は厳しいものです。

志望動機を弱いものにしてしまうと、折角のチャンスを逃してしまう可能性もあります。

正社員として採用してもらうためにも、書き方やポイントをおさえて志望動機をしっかり固めていきましょう!

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【書き方】正社員登用試験に向けた志望動機

ポイント

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いざ志望動機を書こうと思っても、どのように書けばいいのか分からず、なかなか書き出せないこともありますよね。この項目では、正社員登用試験に向けた志望動機の書き方について4つのステップで解説します。

(1)今まで活動してきたこと

まずは、現在のポジションや今までの活動内容について簡潔に述べましょう。築いてきた実績や業績に貢献してきたことがあれば、軽く触れてみてもいいかもしれません。

 

ただし、この部分ではだらだらと長く書き連ねずに、あくまでもシンプルに伝えることを意識してくださいね。

(2)正社員登用を志望する理由

次に、なぜ非正規雇用ではなく、正社員を希望するのかを考えます。内容があやふやにならないためにも、2つの雇用形態の違いは明確にしておきましょう。

なかには、「安定した生活を送りたい」「自信をつけたい」という本音をもつ方もいるかもしれませんね。

しかし、私欲的な理由では採用担当者が「企業に貢献する気持ちは薄いのだろうか」と不安に感じ、印象が悪くなってしまう恐れも。

企業は、常に貢献してくれる人材を求めています。

  • ・キャリアアップをしたい
  • ・長く業務に携わりたい
  • ・積みたい経験がある

などと業務に関わる内容でアピールするといいでしょう。

(3)今後どのように仕事をしていきたいか

今後のキャリアについて、考えていることを伝えていきましょう。

非正社員に比べると正社員の仕事は範囲が広く、責任も伴います。正社員になることで、企業から求められるものが、がらりと変わるでしょう。

 

正社員に求められる立場や姿勢を理解し、それに向けてどのように取り組んでいきたいかを的確にアピールすることが大切です。

(4)企業に貢献できることとは何か

どのように企業に貢献していきたいのかを述べて締めくくりましょう。正社員登用に限らず、企業は貢献度の高い人材を採用したいと考えています。

企業にとってメリットとなることを書き出し、説得力をあげていきます。

 

どのように貢献していきたいかを書くためには、企業研究が欠かせません。念入りに企業研究をおこない、志望動機にズレがないように心がけてくださいね。

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【ポイント】正社員登用試験に向けた志望動機

ポイント

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正社員登用するときの志望動機をよりまとめやすくするために、+αでいくつかポイントを抑えておきましょう。3つ紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

(1)企業の強みを理解する

企業の強みを理解することで「なぜその企業なのか」が考えやすくなります。

 

企業の強みを整理することは、一般的な採用試験のときと違いはありません。

しかし、非正規雇用として働いたからこそ見えてくる・実感する企業の強みもあるのではないでしょうか。

 

今後も長く勤めていきたい意欲があるということは、その企業に何かしらの魅力を見出しているはずです。

働きながら見つけた魅力や強みを整理して、非正規社員として働いてきたからこそ書ける志望動機を考えてみてくださいね。

(2)非正規雇用を選んでいた理由を振り返る

なぜ非正規雇用を選んでいたのか理由を振り返ることで、正社員になりたい理由がはっきりしてくるかもしれません。

正社員に比べると拘束時間が短かったり、転勤がなかったりするため、非正規社員ならではの働きやすさを感じていたこともあるでしょう。

正社員になれば、非正規社員ならではのメリットを手放すことになります。

 

多くの場合「なぜ正社員なのか?」という質問がされるようですので、正社員と非正規雇用の違いはしっかり認識しておきましょう。

(3)正社員登用について確認しておく

正社員登用をすることで、どのようなメリットや変化があるのか把握しておきましょう。

正社員になることで、雇用は安定し、給与も高くなります。社会的な信用が高いのも正社員です。

その分、残業があったり、責任のある立場になったりするのも正社員。メリットばかりを考えていると、ミスマッチが起こるかもしれません

 

正社員登用がどういったことなのか理解しておくと、「正社員の働き方が合わなかった」というようなことは避けられるでしょう。 

【例文】正社員登用試験に向けた志望動機

志望動機は「オリジナル性」がなければ、インパクトがないありきたりなものになってしまいます。例文を参考にしつつ、オリジナリティを意識して作成しましょう。

例文ではホテル業を例に紹介します。

<例文>

私はこれまでアルバイトとして3年間フロントを担当しており、お客様のチェックイン・チェックアウトの手続きや予約の受付を中心に携わってきました。

働いていくなかで、お客様対応のほかに、新人の育成やオペレーションの見直しなどマネジメント業務にも挑戦したいと考えるようになりました。

正社員という立場になることで責任の範囲が広がりますが、今後はその責任感をもって自身の裁量で仕事に取り組んでいきたいと考えております。

地域に長く愛されている貴社において、長期的なビジョンをもち、よりよいホテル作りに貢献できるよう努めていきたいと存じます。

3年間の実績は、企業にとって魅力を感じるポイントです。基本的な業務は問題ないと判断されるでしょう。

また、非正規社員として働くなかで湧いた意欲もアピールできています。

正社員の立場も理解しながら、将来を見据えた志望動機になっているので好印象に捉えてもらえそうです。

なお、宿泊業界で正社員として勤務したいと考えている方は「おもてなしHR」をご活用ください。非公開求人なども紹介可能です。

志望動機を固めて正社員登用を成功させよう!

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正社員登用の志望動機は、「正社員と非正規雇用で何が異なるのか」という点を意識することが大切です。

一通り書き終わった際は、周りの人に目を通してもらうことで、よりよいものに仕上がるかもしれません。

採用担当者が納得できるような志望動機に磨き上げ、正社員登用を成功させましょう!

また、就職や転職をお考えで宿泊業界に興味がある方は、当サイト「おもてなしHR」をご活用ください。

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