感染対策にサーモグラフィーカメラを導入したホテルも
ホテル内での集団感染を防ぐためには、新型コロナウイルスに感染している可能性のある人の宿泊を断ることが、何よりも重要になるでしょう。
そのため、対象者が発熱しているか否かがひと目でわかるサーモグラフィーカメラを、フロントに設置するホテルがかなり増えているそうです。
自覚症状が無い、あるいは症状を隠している人に対して、サーモグラフィーカメラは実に有効です。
クラスターの可能性をできる限り排除するために、サーモグラフィーカメラは活用されています。
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ホテルが行っている新型コロナウイルス感染対策の例
サーモグラフィーカメラ設置の他にも、ホテルが行っている感染対策は多数存在します。いくつか例をご紹介していきましょう。
非対面チェックイン・アウト
チェックインやチェックアウトの際、端末を用いた手続きを導入することで、フロントとお客様が接触する機会を減らすことができます。
人の手で手続きをする際、どうしても対面での会話は避けられませんので、少しでもリスクを軽減したいとお考えの方におすすめですよ。
アルコール消毒の設置
手指消毒用のアルコールは、新型コロナウイルスに有効だとされています。ロビーやレストラン、化粧室などに設置し、こまめな消毒を促すことで、感染の防止を図っています。
アクリル板の設置
会話時に飛沫が飛ばないよう、フロントなど会話を必要とするスペースにアクリル板を設置しているホテルも。
ホテル側をお客様の両者にとって、安心感の強い感染対策ではないでしょうか。
スタッフのマスク・フェイスガード着用
ホテルスタッフにマスク、あるいはマスクとフェイスガードを装着させることで、飛沫を防止します。
同時にスタッフの身を守ることにも繋がるので、まさに一石二鳥ですよ。
換気・加湿
新型コロナウイルスの感染防止には、適度な換気と加湿が必要不可欠です。ウイルスが蔓延する環境を作らないためには、どちらも欠かせない要素でしょう。
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検温の実施をアピールすることで利用者からの安心感が得られる
数あるホテルの感染対策の中でも、検温の実施は利用者からの安心感が得られやすい傾向があります。
ホテルでクラスターを発生させないためにも、サーモグラフィーカメラの導入は必要ではないでしょうか。
感染防止策のガイドラインに従い、お客様が安心して利用できるようなホテルの環境を整えることが求められていますよ。