【例文付】バイト履歴書の本人希望欄の書き方は?基本ルール・記入のポイント・ケース別の例文を紹介!

バイトの入口とも言える履歴書。学歴は事実を、志望動機は思いを書けば良いだろうというイメージが湧くものですが、「本人希望欄」は何をどこまで書くのが正解なのかと、戸惑ってしまいますよね。ご紹介するバイト履歴書の本人希望欄の基本ルールや、ケース別の例文を参考にしながら、ルールに沿った履歴書を作成していきましょう。

バイト履歴書の本人希望欄の基本ルール

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バイト応募時には、多くのバイト先が履歴書の提出を求めるはずですが、「本人希望欄」の記入に戸惑ってしまう方も多いよう。希望は、どの程度まで伝えても良いものなのでしょうか。書き始める前に、基本ルールを確認しておきましょう。

記入しても問題のない項目

  • ・勤務時間帯
  • ・シフト(週の勤務日数/希望する曜日など)
  • ・希望職種
  • ・勤務地
  • ・通勤方法
  • ・扶養の範囲内
  • ・入社可能日
  • ・連絡が繋がりやすい時間帯

上記は、履歴書・本人希望欄に記入しても問題ないと考えられている項目です。

特に学生や、小さな子どもを持つ方であれば、バイトに入る時間帯・シフトが限られていることも少なくないですよね。

もし、どうしても避けたいことが思い浮かぶのであれば、気負わず本人希望欄に記入しておくのが賢明です。事前に伝えておくことで、採用のミスマッチを最小限に抑えることができるでしょう。

記入を避けるべき項目

  • ・時給/給与などのお金にまつわる希望
  • ・賞与/交通費/福利厚生などの待遇への希望
  • ・募集要項で定められている項目に対する希望(勤務地/職種など)

お金や待遇にまつわることや、募集要項に反するような希望は、たとえ本人希望欄であっても記入すべきではないと考えられています。

本人希望欄は、あくまで希望を伝える欄。要望を押し通すような扱いをしないよう、注意してくださいね。

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バイトの履歴書・本人希望欄で気を付けたいポイント

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では、実際に履歴書・本人希望欄の記入時にはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。バイトの本人希望欄作成時に気を付けたい、3つのポイントをご紹介します。

たくさん希望を挙げるのはNG

本人希望欄に書かれている内容は、「どうしても譲れない条件」と捉えられることが一般的です。わかりやすく言えば、「この希望が通らなければ、働くことができない」というレべルの希望を書く場所、と捉えられているのです。

その認識を持たずに「できればあの条件も、この条件も」と記入をしては、採用担当者から厄介な応募者・面倒な応募者と思われかねません。採用が見送りになるリスクも高まりますので、気軽に希望を書き連ねないよう注意してくださいね。

希望・理由は簡潔にまとめる

希望を記入する場合、希望する理由もあわせて記入しておく方が丁寧?と考える方もいることでしょう。結論から言えば、どうしても譲れない希望には、理由もあわせて記入しておくのがおすすめです。希望の納得感が増し、より丁寧な印象にも繋がります。

注意したいのは、読みやすさ。懇切丁寧に希望の記入理由を書く必要はありません。詳しい話は面接の場でもできるはずですので、特別な理由がない限り、まずは簡潔に書くことを意識しましょう。

「特になし」「空白」には要注意!

自分の希望に沿った条件で求人を探したため、本人希望欄に何も書くことがない、という方もいるはずですが、「特になし」と書いたり、「空白」のまま提出するのは避けるべきです。

履歴書・本人希望欄で書くことがない場合は、下記のように記入しておくのがビジネスマナー。これはバイトであっても同様です。

  • ・貴社規定に従います。
  • ・貴社規定に準じます。

上記、どちらの表現でも問題はありませんので、いずれかは書いておくようにしましょう。次項では、具体的な記入例をご紹介します。

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バイトの履歴書・本人希望欄の例文:シフトの希望

  • 勤務時間:大学の講義があるため、平日は19時以降の勤務を希望いたします。
  •      休日はフルタイムでの勤務が可能です。
  • シフト:週3~4日の勤務を希望いたします。
  • 週3~4日 月・水・金・土の勤務希望

シフトの希望を出す場合、丁寧に書きたい場合は前者を、簡潔にまとめたい方は後者のように書いておけば問題ありません。

ポイントは、プラスの表現を使うこと。「この曜日は出勤できません」のような否定的な文章は、ネガティブな印象を与えてしまったり、出勤可能なシフトを採用担当者に逆算させる手間が生じたりなどと、デメリットが目立ちます。「できること」を意識し、記入しましょう。

バイトの履歴書・本人希望欄の例文:勤務地や職種の希望

  • 〇〇店希望(自宅に近く、通勤しやすいため)
  • 希望勤務地:貴社の配属に従います。
  • 営業アシスタントを希望いたします。

勤務地や職種などの他に書く希望がない場合は、上記のようにすっきりとまとめしまって問題ありません。

注意したいのは、求人情報に記入されている文言を使うということ。〇〇駅前にあるからといって確認もせず「〇〇店希望」と記入したり、企業が「営業アシスタント」と提示しているのに「営業事務」などと言い換えないよう、気を付けましょう。

また、募集要項で問われている範囲から希望を選ぶのも重要なポイントです。10店舗から選択するよう指示が出ているにも関わらず、聞かれていない11店舗目を記入するのは回答としてふさわしくありませんよね。募集要項をすみずみまでチェックすることも重要です。

バイトの履歴書・本人希望欄の例文:休み希望

  • 必修科目の実習がある7月~8月の勤務に関しては、別途相談させていただければ幸いです。
  • 夏季休暇中、部活動の試合のため毎週土・日のいずれかは出勤不可。

出勤が難しい期間がわかっている方は、あらかじめ履歴書・本人希望欄に記入しておくのがベターです。「採用されてから言おう」と記入をしなければ、後出しの印象が強くなって働きづらくなったり、反対になかなか言い出せず、休みが取れなくなったりする恐れもゼロではありません。

正確な日程がわからなければ、面接の場で伝えるのもひとつの手ですので、採用前にわかる範囲で、伝えておくことを意識しましょう。

ただし、わざわざプライベートの休み希望を履歴書に記入する必要はありません。間違っても「ライブツアーのため、〇月は休み希望」などと書かないよう、注意してくださいね。

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履歴書・本人希望欄のマナーを守ってバイトへ応募しよう!

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履歴書は、採用を判断するための重要書類。それは、バイトであろうと正社員であろうと変わりありません。

マナーが守られている履歴書とマナー違反の履歴書とでは、採用担当者からの評価はきっと変わるはずですよね。バイトだからと手を抜かず、正しいマナーで履歴書・本人希望欄の作成にあたりましょう。

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