面接のお礼メールが来たら企業側は返信するべき?
面接後、就活生や求職者からお礼のメールが届くことがあります。これに対し、返信をするべきか否かで企業側が迷ってしまうこともあるのだそう。
結論から言うと、お礼メールに対する返信はしてもしなくても構いません。
お礼メールはあくまで面接を受けた側が感謝の気持ちを表明するためのもので、必須事項のやり取りではないからです。
そのため、返信をしようという意思が特にない場合や、お礼メールに返信不要の旨が記載してある場合は、企業側は無理にメールをする必要はないでしょう。
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お礼メールへの返信例
もし、面接のお礼メールに対して返信をする場合、どのような文面を送ればいいのでしょうか。求職者を学生と仮定し、例をご紹介していきます。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
おもてなし 花子 様
お世話になっております。
〇〇株式会社、採用担当の〇〇と申します。
本日は弊社の面接にお越しいただき、誠にありがとうございました。
また、ご丁寧なご連絡をくださいまして幸甚に存じます。
合否に関わらず、2週間以内に選考結果をお知らせいたします。
お待たせしてしまい大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。
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〇〇株式会社〇〇部採用担当
おもてなし 花子
住所:〒000-0000 〇〇〇〇〇〇〇〇
自宅TEL:000-0000-0000
携帯TEL:000-0000-0000
E-mail:hanako-omotenashi@xxx.co.jp
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長々とは書かず、お礼の言葉をサラッと述べる程度で構いません。あまりフランクにならないよう心がけて返信しましょう。
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企業側が面接のお礼メールに返信する際気をつけること
熱のこもった返信をしてしまうと、お礼メールを送らなかった他の就活生や求職者との間に不公平感が生まれてしまいます。
そのため、返信をするなら文面はシンプルにまとめることを意識するのが無難でしょう。
なお、「返信不要」の旨をメールに記載しておくと、面接を受けた側が「もう一度返信した方がいいのだろうか……」と戸惑わずに済みます。
お礼メールを送ってくれた学生や求職者と、必要以上に距離が近くならないよう気をつけつつ、企業側の誠実な姿勢が伝わるような返信を心がけてくださいね。
面接後のお礼メールへの返信は義務ではない
学生や求職者が面接後にお礼メールを送るのは、必須ではありません。それと同様に、企業側もお礼メールに返信する義務はないと言っていいでしょう。
ただし、お礼メールへの返信が厳禁ということではないのもまた事実。
もし、面接後のお礼メールに企業側が返信したいと考えた際には、適切な距離感を保つことを意識して文面を考えてみてください。