移住ツアーってどんなイベント?代表的な移住ツアーや婚活などのユニークなツアー事例を紹介

移住ツアーとは、移住前に現地の暮らしを体感できるイベントです。

代表的なツアーは、「パッケージ型」「オーダーメイド型」「宿泊体験型」の3種類に分けられますが、それぞれどのようなツアーなのでしょうか。

3種類の移住ツアーの概要をはじめ、注目の集まる移住婚活ツアーやオンライン移住ツアー、移住ツアーに参加する心構えをご紹介します。

移住ツアーの例 [1]:パッケージ型の体験ツアー

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まず始めにご紹介するのは、最も開催する自治体が多いパッケージ型の移住ツアーです。

パッケージ型の移住ツアーは、文字通り、自治体によって内容・行程が定められているツアー。スケジュールは1泊2日、あるいは2泊3日で組まれることが多いようです。

ツアーの流れは、市町村の概要・魅力の説明を受けた後に、移住後の生活と関係の深い施設を巡る、というのが一般的でしょう。夕食時には、地元の方々や先輩移住者との交流の場を用意している自治体も多い印象です。

パッケージ型の体験ツアーに参加するメリットは、その地域の情報が一通り得られることでしょう。移住検討者からのニーズの高い内容が詰め込まれているので、どんな参加者にとっても為になる情報が得られるはずです。

ただし、団体旅行のように、他の参加者とも行動を共にする必要があります。「気になる場所だけじっくり視察したい」という方や、小さな子どもも一緒に参加するという方は、少し窮屈に感じることがあるかもしれませんね。

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移住ツアーの例 [2]:オーダーメイド型の体験ツアー

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「パッケージ型では満足できない……」という方の夢を叶えてくれるのが、オーダーメイド型の移住体験ツアーです。

オーダーメイド型の移住ツアーでは、検討者1人ひとりの要望に沿って行程が組まれます

「空き家をじっくり見学したい」「起業した方のお店で話を聞きたい」などの要望が叶えば、さらに充実した移住体験ができそうです。

また、完全オーダーメイド型だとハードルが高い、という移住検討者に向けに作られた、セミオーダー型の移住ツアーを実施している自治体もあります。

メインを、まち歩き・住まい・先輩移住者との交流の中から選ぶような形であれば、気軽に参加できそうですよね。

ただし、オーダーメイド型の移住ツアーは、移住者の受け入れ実績が多い自治体や、受け入れに前向きという自治体での開催が中心。全ての自治体で行われている訳ではありませんので、注意しましょう。

裏を返せば、パッケージ型ツアーの有無が、移住先決定の判断材料のひとつになることもあるかもしれませんね。

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移住ツアーの例 [3]:職業体験型のツアー

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農山漁村で盛んに行われているのは、職業体験型の移住ツアーです。

仕事を通して、まちやその地域に住む人々に触れることになるため、前項まででご紹介したどのツアーよりも、移住先の暮らしをよりリアルに知ることができるでしょう。期間は数日から、長ければ1カ月ほどまでとさまざまです。

注意点として覚えておいていただきたいのは、職業体験型のツアーは、新規就農や起業、地域おこし協力隊としての「移住」が前提になるものが多いということ。

ツアーが開かれるのは、その産業・地域の未来の担い手に参加して欲しい、という背景があるのです。

よって、ツアーの期間が長ければ長いほど、移住の「検討者」から「希望者」として見られやすくなります。

「体験だけしてみたい!」という軽い気持ちであれば、グリーンツーリズムをする方が賢明かもしれません。

ただ、必ずしも移住や就業をしなければならない、という制約がある訳ではありませんので、気になる方は温度感を見ながら、参加地域を慎重に選んでくださいね。

婚活?LIVE配信?ユニークな移住ツアーも!

開催されることが多い3つの移住ツアーをご紹介しましたが、中にはユニークなツアーを開催している自治体も。

中でも、注目を集める「移住婚活ツアー」と「オンライン移住ツアー」についてご紹介します。

移住婚活ツアー

少子高齢化は日本全体で叫ばれる問題ですが、地方の深刻度は都会のそれとは比べ物になりません。そんな状況を打破しようと、移住と婚活を組み合わせたツアーを開催する地域もあります。

代表的な移住婚活ツアーは、都心に住む独身女性が地方に出向き、地方の独身男性と交流を深めるというもの。家業を継ぐ、両親の介護をするなどの理由で、地元に残る・戻る男性は少なくないのです。

実際に、まち巡りや農作業を通じて仲が深まり、交際をスタートさせた方々もいるのだとか。自治体主催であれば費用負担も少ないはずですので、気になる方はぜひ参加してみてください。

オンライン移住ツアー

コロナ禍以降、移住関連のイベントが続々とオンラインに移行するなか、さらに感度の高い自治体が始めたのが移住ツアーの生配信です。

オンライン移住ツアーの内容は、対面型のツアーとさほど変わりありません

しかし、実際に足を運んでいる訳ではないのに魅力が伝わる、と参加者の反応は上々。

オンライン移住ツアーは今後もますます増えることが予想されますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

移住ツアーに参加する前の心構え

iStock.com/Imagesines

移住ツアーは、移住をより現実的に考えることができる有用なイベントです。

しかし、何の考えもなしに参加をしては、せっかくの時間が台無しになってしまいます。移住ツアー参加者の3つの心構えをご紹介しますので、ぜひ心に留めておいてください。

参加の目的を明確にする

参加前には、移住ツアーに参加する目的を明確にしておきましょう。

移住後のイメージを膨らませる、職業体験をする、子どもにまちの雰囲気に対する意見を聞くなど、人によってさまざまなゴールが設定できるはずです。

「とりあえず行ってみる」というのも悪い考えではありませんが、それであれば観光で充分。

なぜ移住したいか、移住先でどんなことがしたいのかが整理されていれば、より濃い時間を過ごすことができます。参加前に、今一度整理しておくようにしましょう。

地域のことを予習しておく

参加前には、雑誌・インターネットで地域のことをしっかりと調べておくのも重要です。

インターネットを使えば、大抵のことは調べることができます。

しかし、調べが浅ければ、「この地域は合わない……」と、ツアー参加中に後悔をする恐れも。

せっかくの時間ですから、可能な限り予習をしたうえで、参加に臨みましょう。

1度の下見で満足しない

移住ツアー参加者の中には、「ビビッときた!」という理由で、移住を決めようとする方も少なくないようですが、1度のツアーで即決をするのは早計です。

と言うのも、移住ツアーはあくまで地域の暮らしを切り取った、一部分に過ぎないからです。

春夏秋冬の季節の移ろいは考慮できているでしょうか。また、移住ツアーで見た良い面ばかりに気を取られていないでしょうか。

移住は、これからの人生を左右する一大イベント。点ではなく、線で捉えるのが重要です。

1度の訪問では地域の全ては把握できないということは、心に留めておきましょう。プライベートで足を運び、まちの雰囲気を見るのもおすすめですよ。

移住ツアーへの参加は地域理解に繋がる!

移住ツアーは「パッケージ型」「オーダーメイド型」「職業体験型」など、自治体によって開催される形式が異なります。

ご自身が移住先として検討している地域で行われている移住ツアーを調べてみるのが、移住への第一歩です。

求める移住ツアーの開催が確認できたら、ぜひ参加してみましょう。オンライン移住ツアーは参加のハードルも低いはずですので、気軽に参加してみてくださいね。

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