ホテルの部屋の乾燥を何とかしたい!
友人との楽しい旅行、好きな場所で働けるワーケーションなど、さまざまな用途でホテルを利用する方は多いはずです。
いつもと違う環境でリフレッシュするためにも、万全の体制で有意義な時間を過ごしたいですよね。
ただ、ホテルの部屋は乾燥しやすく、宿泊した翌朝に以下の異変を経験した方もいるのではないでしょうか?
- 喉が詰まったような違和感を覚えやすい
- かゆみ、かさつきなどの肌トラブルを起こしやすい
- 抵抗力が下がり、風邪をひいてしまった
部屋が乾燥するとウイルスが増えやすくなるだけではなく、アレルギー疾患の進行や肌のバリア機能低下にもつながってしまうのですね。
当記事では、「ホテルの部屋の乾燥を何とかしたい!」とお困りの方が実践できる乾燥対策を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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ホテルの部屋が乾燥しやすい理由とは?
グランピング施設やリゾートホテルのように、適度な湿度が保たれている施設とは異なり、ビジネスホテルなどの建物は気密性が高いので乾燥しやすいそうです。
また、エアコンの暖房機能で温度は上がりますが、湿度は下がるという悪循環の空間ができあがってしまいます。
そもそも気密性の高い理由は、外の騒音が室内に届いたり、室内の音が外に漏れたりすることを防ぐためのようです。
そのため、ホテルは分厚い窓や扉を設置して外気を遮断しているので、部屋は乾燥しやすくなってしまうのですね。
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ホテルの部屋の乾燥対策6選
ここでは、ホテルの部屋の乾燥対策を6つ解説します。
滞在中のお部屋時間を快適にするためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
マスクをして寝る
マスクをしたまま寝ると、喉の乾燥を防ぐことができます。
特に、無意識で口が開いたままになっていると、そこからウイルスが入り込んで喉を痛めてしまうかもしれません。
就寝時にマスクをすると、ウイルスの侵入を防げるだけではなく、自分の息が喉を潤してくれる効果にも期待できるので実践してみましょう。
濡らしたタオルをかけておく・振り回す
お風呂上がりに使用したバスタオルなどで、乾燥を緩和させることができます。
その方法を以下にまとめてみました。
- バスタオルを適度に濡らしたら、ハンガーや椅子などにかけておく
- 周囲に割れ物などがないか確認してから、濡れタオルを振り回す
これらの方法を行うことで、充分な乾燥対策になりますよ。
枕元にコップ一杯分の水を置く
就寝前に、サイドテーブルなどにコップ一杯分の水を置く方法もおすすめです。
これだけで加湿器代わりになりますし、喉が乾燥していると感じたら夜中に水分補給もできますね。
ただ、寝返り動作によりコップが倒れる危険性があるので、サイドテーブルやベッドから少し離れた場所に置いてくださいね。
ポットやケトルで簡易加湿器を作る
部屋に備え付けのポットやケトルでお湯を沸かして、乾燥を防ぐことができます。
多くのホテルで必ずと言っていいほどポットやケトルは置かれているので、部屋に着いたらすぐに実践したい方法ですね。
ただ機種によって、お湯が沸くと自動的に電源が切れる場合もあるので注意してくださいね。
バスタブに熱めのお湯をためておく
熱めのお湯をシャワーから出して、栓をしたバスタブに目一杯ためる方法も乾燥防止に効果的です。
もちろん、入浴時に使用したお湯を残したままでも大丈夫ですが、シャワーの湯気は湿度を高めてくれる効果があるので、手間はかかりますが張り直すのがベスト。
ただ、バスルームのドアを開けっ放しにしておくと、熱気により火災報知器を作動させてしまうかもしれないので避けてくださいね。
ホテルから加湿器を借りる
ホテルから加湿器を無料で借りる方法も検討してみましょう。
ホテルでは、アイロン・ズボンプレッサーや電子機器などを無料で貸し出すサービスを行なっています。
もちろん、加湿器を用意している施設もあるので、気になる方は部屋にある「貸出一覧表」を確認してみましょう。
▼その他、ホテルで借りられるアイテムについてはこちら
ホテルでの乾燥対策を準備して快適に過ごそう!
ホテルでの乾燥対策を講じることで、喉を痛めたり、風邪を防止したりすることにつながります。
楽しい旅行の思い出を作るためにも、必要な対策を準備して快適な時間を過ごしましょう!
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