ビストロとは
ビストロとは、フランス語で「小さな料理店」という意味の言葉です。
日本ではカジュアルなフレンチレストランをビストロと呼ぶことが多く、和気藹々と食事を楽しめる雰囲気があります。
高価な食材はあまり使わず、庶民的な料理を出すという特徴があるため、フランス料理が食べられる店の中では比較的敷居が低いと言えるのではないでしょうか。
ドレスコードや格式を重んじたマナーを求められることが無いので、気軽に美味しいフランス料理を食べたい方と相性が良いお店ですよ。
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ビストロとブラッスリーの違い
ビストロと混同されやすい言葉に、「ブラッスリー」があります。
ブラッスリーはビール醸造所を指す言葉で、ビストロよりもさらにカジュアルに食事ができるレストランを呼ぶ際に使われます。
ビストロとの明確な線引きはありませんが、ビールが主体で食事を楽しめるフランス料理店をブラッスリーと呼ぶケースが多いそうですよ。
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ビストロで提供される料理の例
ビストロでは庶民的なフランス料理が提供されますが、具体的にどのような料理を食べられるのでしょうか。いくつかの例を見ていきましょう。
ラタトゥイユ
野菜の煮込みを指す「ラタトゥイユ」。玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカ、ナスなどの食材を、トマトやハーブと一緒に煮込んで作ります。
そのまま食べるだけでなく、十分に冷やして食べてもまた美味しい料理で、さっぱりと飽きのこない味わいです。
ブイヤベース
ブイヤベースは、魚介類を香味野菜と共に煮込んだ料理のこと。ニンニクやサフランの風味で、トマトや玉ねぎ、ジャガイモなどの野菜も入っています。
世界三大スープに数えられ、風邪にも良いことから薬膳鍋としても知られていますよ。
コンフィ
食材を油に浸し、低温でじっくり煮た料理を「コンフィ」と言います。豚肉や牛肉だけでなく、鴨肉や牡蠣、マッシュルームなどあらゆる食材で作ることができるのだそう。
ジューシーでしっとり、ホロホロとした食感に仕上がり、保存にも向いている点が特徴的な料理です。
ビストロで働くには?
ビストロで働くためには、同系統のレストランへの就職を目指すのが妥当でしょう。しかしそれだけでなく、カジュアルなフレンチレストランがあるホテルで働くという手もあります。
ポジションにもよりますが、調理の仕事は未経験者を募集しているケースも少なくないため、比較的間口が広いと言えるでしょう。
転職活動に不安がある方は、転職エージェントを頼るのがおすすめです。求人探しや書類添削、面接対策など、転職活動に必要な作業のサポートを受けることができますよ。
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カジュアルなフレンチレストラン、ビストロでは、賑やかな雰囲気で食事ができます。
お客様に美味しい料理と楽しいひとときを提供する仕事がしたいなら、ビストロで働くことも検討してみてはいかがでしょうか。
なお、ホテル併設のビストロで働きたいとお考えの方は、当社サービス「おもてなしHR」にお気軽にご相談ください。