ホテルのロビーや廊下で見かける「セルフクローク」は、フロントスタッフを介さずに自分で荷物を預けられるロッカー設備です。
ICカードやワイヤーで施錠するタイプが主流で、チェックイン前後の空き時間にも活用できる便利なサービスとして、多くの宿泊施設に導入されています。
この記事では、セルフクロークの仕組みと種類、具体的な操作手順、利用時の注意点をまとめて解説します。
セルフクロークはフロント不要で荷物を預けられるロッカー設備
セルフクロークとは、スタッフを介さずにお客様自身が操作して荷物を一時保管できるロッカー設備のことです。
チェックインより早く到着した場合や、チェックアウト後も観光を楽しみたい場合に、フロントへ声をかけることなく手荷物を預けられます。
従来のクロークはフロントスタッフが荷物を受け取り、管理・保管する形式でした。
一方、セルフクロークはお客様自身が施錠・解錠を行うため、スタッフの業務負担を軽減しながら、待ち時間なく利用できる点が大きな特長です。
フロントが混み合う時間帯でもスムーズに預けられるのは、宿泊者にとって実際に使いやすいポイントでしょう。
ロッカーのサイズや施錠方式はホテルによって異なり、暗証番号式・ICカード式・ワイヤー錠タイプなど複数のタイプが存在します。
キャッシュレス対応や多言語表示を備えた設備も広まっており、外国人旅行者を含む幅広いお客様が利用しやすいスペースになっています。
セルフクロークの基本的な使い方と操作の流れ
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ICカード式のセルフクロークは、ルームキーを使ってロッカーを施錠・解錠する仕組みです。
フロントスタッフを介さずに荷物を保管できるため、チェックイン前やチェックアウト後の時間を自由に使えます。
荷物を預けるときの操作
操作そのものはシンプルで、扉を開けて荷物を収納し、ICカードをかざすだけで施錠が完了します。
多くのホテルではルームキーがそのままICカードとして機能するため、別途カードを受け取る手間はありません。
手順は以下のとおりです。
- 空いているロッカーを選び、扉を開ける
- 手荷物をロッカー内に収納する
- 扉を閉め、カードリーダーにICカード(ルームキー)をかざす
- 施錠を示すランプや音で完了を確認する
ロッカーのサイズはホテルによって異なります。
スーツケースなどの大型荷物は入らないケースもあるため、預ける前にサイズを確認しておくと安心でしょう。
荷物を取り出すときの操作
取り出す際も、預けたときと同じICカードをカードリーダーにかざすだけで解錠されます。
特別なパスワードや手続きは不要で、スタッフに頼らず自身で完結できるのがセルフクロークのメリットです。
手順は以下のとおりです。
- 荷物を預けたロッカーの前に移動する
- カードリーダーにICカードをかざす
- 解錠されたら扉を開けて荷物を取り出す
- 扉を閉めてロッカーを元の状態に戻す
チェックアウト後にルームキーを返却している場合は、ICカードが手元にないため解錠できなくなります。
チェックアウト前に荷物を取り出しておくか、ルームキー返却のタイミングをフロントスタッフに相談しておくとよいでしょう。
ICカード式とワイヤー式、セルフクロークの主な種類
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セルフクロークには、大きく分けてICカード式とワイヤー式の2種類があります。
どちらも共通するのはスタッフを介さずに荷物を保管できる点ですが、施錠の仕組みや対応できる荷物のサイズが異なります。
ICカード式の特徴
ルームキーをかざすだけで施錠・解錠が完了するタイプです。
暗証番号を別途覚える必要がなく、チェックイン時に受け取ったキーをそのまま使えるため、操作の手間が最小限に抑えられます。
チェックアウト後に荷物を一時預けしたい場合も、フロントでの手続きなしにロッカーを利用できる施設があり、時間を有効に使いたい宿泊者に向いています。
ただしロッカーのサイズは機種によって決まっているため、大型のスーツケースは入らないケースも。
事前に施設のスペックを確認しておくと安心でしょう。
ワイヤー式の特徴
ロッカーではなく、ワイヤーを荷物に巻き付けてフックやポールに固定する方式です。
ボックス型の制約がないため、大型スーツケースや複数個の手荷物をまとめて保管できる点が大きな強みと言えます。
施錠はダイヤル錠や南京錠を自身で管理するため、番号の設定と解除の手順を把握しておくことが大切です。
番号を忘れると解錠できなくなる場合があるので、メモを残すなどの対策を講じておきましょう。
なお、ワイヤーはあくまでも盗難の抑止が目的であり、完全な防犯機能を保証するものではありません。
貴重品はフロントへの預け入れや客室内の金庫を併用するのが賢明でしょう。
チェックイン前やチェックアウト後もセルフクロークを利用できる
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セルフクロークは、チェックイン前とチェックアウト後の時間帯にも利用できるホテルが多く、空き時間を手ぶらで過ごすうえで心強い存在です。
ただし、利用可能な時間帯や条件は施設によって異なるため、事前に確認しておくと安心でしょう。
チェックイン前の利用
チェックイン時刻よりも早くホテルに到着した場合でも、ロビー内や共用スペースに設置されたセルフクロークに荷物を預けることができます。
スタッフに声をかけずに自身で操作して施錠するため、フロントが混雑している時間帯でも待ち時間なく手荷物を保管できるのがメリットです。
ロッカーのサイズやスペース数には限りがあるので、ピークシーズンや大型連休の前後は早めに向かうと余裕を持って利用できます。
チェックアウト後の利用
チェックアウトを済ませたあとも観光や買い物の予定がある場合、セルフクロークに荷物を一時預けして身軽に外出できます。
多くのホテルでは当日の宿泊者であれば退室後も一定時間の利用が可能です。
ただし、無制限に預けられるわけではなく、利用可能な時間の上限が設定されているケースもあります。
当日のチェックアウト時に上限時刻を確認しておくと、帰りの交通に余裕を持って対応できるでしょう。
ホテルのセルフクロークを使う前に確認しておきたい注意点
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事前に確認を怠ると、荷物が預けられなかったり、取り出せなくなったりするトラブルにつながることがあります。
利用する前に、預けられないものの種類・利用可能な時間帯を押さえておくと安心でしょう。
預けられないものがある
セルフクロークには、施設によって預け入れを禁止しているものがあります。
現金・貴重品・クレジットカードのほか、食品や危険物(刃物・スプレー缶など)が対象となるケースが多く、これらはフロントのスタッフに相談するか、自身で管理する必要があります。
禁止品目はロッカー扉の内側や近くの案内板に記載されていることが多いため、利用前に一度目を通しておくと確実です。
利用できる時間帯に上限がある
セルフクロークは、チェックイン前やチェックアウト後の一時保管を想定して設置されているため、利用できる時間帯や保管できる時間に上限が設けられていることがあります。
「当日中のみ」「ご利用は〇時まで」といった制限が設けられているケースがあり、長時間の保管には対応していない場合も少なくありません。
宿泊日程とのずれが生じそうな場合は、フロントに確認しておくのが賢明です。
ホテルのセルフクロークに関するよくある質問
セルフクロークはICカードかワイヤーで手軽に使える荷物一時預けサービス
チェックイン前やチェックアウト後の荷物を、フロントスタッフに声をかけずとも自身で手早く預けられる点が、セルフクロークの最大の強みです。
ICカード式とワイヤー式というタイプの違いはあっても、いずれも施錠・管理の手間をお客様自身で完結できる仕組みになっています。
サイズや空き状況は施設によって異なるため、大きめの荷物を預ける予定があれば、宿泊前にホテルへ確認しておくと安心でしょう。
フロント業務の混雑時間帯でも手荷物の保管をスムーズに済ませられるセルフクロークは、限られた滞在時間を有効に使いたいときの心強い選択肢です。
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