未成年の宿泊同意書|テンプレートと書き方・不要なケースを解説

旅行の計画を立てる若者

未成年がホテルに宿泊する場合、保護者の同意書の提出を求められるケースがあります。

同意書には決まった公式書式は存在せず、施設ごとに独自の様式を用いているか、保護者が自作して提出する形が一般的です。

この記事では、すぐに使えるテンプレートと記入例をはじめ、必要な記載項目・提出タイミング・同意書が不要になるケースまでを解説します。

この記事でわかること
  • 宿泊同意書の必須項目テンプレートを活用した書き方 ▼詳細
  • 未成年の宿泊で同意書が必要なケース不要な条件の違い ▼詳細
  • 宿泊同意書の提出タイミング中高生のみで宿泊する際の注意点 ▼詳細

未成年の宿泊同意書の書き方|テンプレートと必須項目

施設指定の書式がない場合、保護者が自作した同意書でも受け付けてもらえるケースが大半です。必要な項目を押さえ、手書きまたはWordで作成すれば十分に対応できます。

テンプレートの基本構成と必須項目

同意書には、施設が「誰が・誰の宿泊を・どのような条件で許可したか」を確認できる情報が不可欠です。以下の項目を漏れなく盛り込むことが、トラブルを防ぐ基本的な構成です。

未成年者宿泊同意書(必須項目)

宛先 宿泊施設名(ホテル・旅館の正式名称)
作成日 同意書を記入した日付
(宿泊直前の日付が無難)
未成年者情報 宿泊者本人の氏名・生年月日・
宿泊日時点の年齢
宿泊情報 チェックイン日とチェックアウト日
同意の内容 未成年者が保護者同伴なしで
宿泊することへの同意文
保護者情報 氏名・続柄・現住所
(番地やマンション名まで正確に)
緊急連絡先 当日確実につながる電話番号
(携帯番号など)

記入例と書き方のポイント

続柄や連絡先は、宿泊施設が緊急時に迷わず連絡できるよう具体的に記載します。

「保護者」ではなく「父」「母」と書き、電話番号は確実に繋がる携帯番号を指定してください。

Wordで作成する場合はA4サイズで印刷し、手書きの場合は黒または青のボールペンを使い、修正液は使わずに書き直すのが原則です。

保護者の署名と捺印の正しいルール

署名欄には、親権者または保護者が自分の手で氏名を記入する「自署」が求められます。

第三者による代筆は、保護者の意思確認ができないとして受け付けない施設もあります。

捺印については認印で問題ないケースがほとんどですが、シャチハタ(浸透印)を不可とする施設もあるため、事前に規定を確認しておくと安心です。

未成年の宿泊同意書が必要なケースと不要な条件の違い

反対の方向を指す二つの矢印Ratana21 / stock.adobe.com

未成年者だけで宿泊する場合、多くのホテルや旅館は親権者・保護者の同意書を求めます。ただし、保護者が同伴している場合や年齢・目的によっては提出が不要なケースもあります。

保護者同伴なしの18歳未満は原則必要

18歳未満の子どもだけで宿泊する場合、同意書の提出や保護者への電話確認が必須です。

安全管理の観点から、施設側は保護者の承諾なしに未成年者を宿泊させることはありません。

チェックイン時に書類の不備があると、その場で保護者に連絡を取るなどの対応が必要になり、手続きに時間がかかります。

18歳の高校生は施設によって判断が分かれる

法律上は18歳で成人となりますが、在学中の高校生は未成年と同様に扱う施設が多数存在します。

2022年4月の民法改正で成年年齢が18歳に引き下げられたため、同意書は不要とするホテルがある一方で、学年や在籍状況を基準に同意書を求めるケースも少なくありません。

予約時に施設へ直接問い合わせておくのが確実な対応です。

学校行事や保護者同伴の場合は不要

保護者がいっしょにチェックインして宿泊する場合は、同意書の提出は不要です。

また、修学旅行や部活動の遠征など、引率教員が同伴する学校管理下の宿泊でも、個別の同意書は省略されるケースが大半です。

ただし、学校側が一括して保護者から承諾を得ていることが前提となります。

宿泊同意書の提出方法と中高生旅行の注意点

デスクの上に置かれた注意点の文字がかかれたブロックELUTAS / stock.adobe.com

同意書の提出方法は「事前提出」と「当日持参」の2パターンがあり、施設の指示に従うのが基本です。中学生や高校生のみで宿泊する場合は、年齢制限のルールにも注意が必要です。

事前のメールやFAXで送付する

施設から事前送付を指定された場合は、メール添付・FAX・郵送のいずれかで対応します。

メール添付の場合はPDFでの送信が一般的で、スキャンやスマートフォンでの撮影データが使われます。

郵送やFAXを選ぶ場合は、宿泊施設側が確認する余裕をもてるよう、チェックイン日の2〜3日前には到着するよう手配してください。

宿泊当日にフロントへ直接提出する

多くの宿泊施設では、チェックイン時にフロントで同意書を手渡しして確認を受けます。

記入漏れや捺印・自署の不備があるとその場で修正が必要になります。

保護者の署名が必要な書類は宿泊者本人では対応できないため、自宅で内容を十分に確認してから持参してください。

中学生・高校生のみで宿泊する際の確認事項

高校生だけでの宿泊を受け入れている施設でも、中学生以下の単独宿泊は断られる傾向にあります。

18歳未満でも特に年齢が低い場合、安全管理上の理由から受け入れを制限しているホテルは少なくありません。

学生証の提示を求められることも多いため、旅行の計画を立てる段階で施設の宿泊規定を確認しておくことが大切です。

未成年のホテル宿泊と同意書に関するよくある質問

Q.同意書に決まった書式はありますか?

A.

公的に統一された書式は存在しません。宿泊施設が独自の様式を用意している場合はそれに従いますが、特定の指定がなければ、宿泊者氏名・生年月日・緊急連絡先・保護者の署名と捺印といった必要項目を満たした自作書式でも対応できます。無料のテンプレートをダウンロードして活用する方法も一般的です。
Q.同意書は手書きとパソコン作成のどちらが有効ですか?

A.

いずれの方法で作成した書類も、法的な有効性に差はありません。ただし、保護者本人が記入したことを証明するために、氏名欄の自署と捺印を直筆で求める施設もあります。パソコンで印刷したフォームを使う場合でも、署名欄だけは手書きで記入すると、フロントでの確認がスムーズです。
Q.保護者が当日同行できない場合、祖父母が署名してもよいですか?

A.

原則として、同意書への署名は親権者(父母)が求められます。ただし、同居の親族や法定代理人であれば認めるケースもあり、施設の方針によって対応が異なります。誰の署名が有効かを電話などで事前にホテルへ確認しておくと確実です。当日フロントで判明すると、チェックインできない可能性も出てきます。
Q.修学旅行や部活遠征では同意書はどう扱われますか?

A.

学校や団体が保護者から一括して同意を取得・管理するケースが多く、宿泊者本人や個々の家庭からの別途提出が不要な場合もあります。同意書の有無や提出先は引率者や担当教員が把握していることが多いため、不明な点はまず学校の窓口へ確認するとよいでしょう。
Q.18歳でも未成年扱いになりますか?

A.

2022年4月施行の改正民法により、日本の成年年齢は20歳から18歳に引き下げられました。法律上は18歳から成人のため、原則として保護者の同意書は不要です。ただし、独自の規定で在学中の高校生などを別扱いにしている宿泊施設もあります。18歳での一人宿泊や友人同士での宿泊を予定している場合は、事前に施設へ確認しておくと確実です。

未成年の宿泊同意書は必須項目を押さえて事前準備を万全に

宿泊施設が定めた書式でなくても、親権者・保護者の氏名・連絡先・捺印など必要項目がそろっていれば、自作テンプレートでも受理されます。

ただし施設ごとに規定が異なるため、チェックイン前に電話で確認しておくと当日のトラブルを防げます。

18歳未満の宿泊者が同伴なしで利用する場合は特に、緊急連絡先の記入漏れや捺印忘れといった不備が受付を遅らせる原因になりやすいため、印刷後にもう一度確認する習慣をつけておくと安心です。

事前の準備をしっかりと行い、スムーズなチェックインにつなげてください。

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