ホテルの支払いは現金でもOK?
ホテルの支払いは現金でおこなえます。
まれに、完全キャッシュレス化の宿泊プランが用意されていることはあるものの、現金払いを不可としているホテルはほとんどありません。
現金不可は、特別な特典を付けているプランや、価格を安く提供しているプランによく見られます。ただ泊まるだけであれば、特に気にする必要はないでしょう。
しかし、海外ホテルを利用する際は、少々注意しておきたい点があります。
支払い方法は国内のホテルと同じく現金でもOKですが、クレジットカードがないとチェックインできない場合があるのです。
クレジットカードの情報を「デポジット」とみなすホテルがあるため、支払い時に使用せずとも所持しておく必要があると言われています。
デポジットは海外ホテルに見られる仕組みです。簡潔に言うと「預かり金」「保証金」のような役割を果たし、チェックインのときに提示を求められます。
現金でも可能ですが、クレジットカードでないとチェックインを断られるおそれがあるのです。
そのため、海外ホテルを利用する際は、クレジットカードを作成しておいたほうがベターでしょう。
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ホテルの支払いを現金でおこなうメリット・デメリット
ホテルの支払いを現金でおこなうメリット・デメリットはあるのでしょうか?
以下の表に、宿泊客とホテルの視点に分けてまとめました。
宿泊客 | ホテル | |
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メリット |
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デメリット |
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宿泊客側から考えると、クレジットカードやデビットカードを使わないため、トラブルに巻き込まれにくいというメリットがあります。
国内のホテルではもちろん、海外ホテルでトラブルが起こった際はより一層苦労してしまうでしょう。語学に関して熟練していないと、事情をうまく伝えられないためです。
また、現金払いにすることでホテル側は、手数料を取られずに済みます。
しかし、キャンセル料が回収しにくくなるというデメリットがあるので、無断キャンセルが続けば大きな打撃を受けてしまうでしょう。
▼ホテルの決済はどのタイミングでおこなわれる?下記記事も併せてチェック!
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現金払いでキャンセル料が発生した場合は?
「現金払いでホテルの予約を取ったものの、キャンセルしなくてはいけない……」という場面に出くわすかもしれません。
クレジットカードであればカード会社が処理をおこなってくれますが、現金払いでキャンセル料が発生した場合は、自分で手続きをおこなう必要があります。
無断キャンセルはNGです。やむを得ず取り消す場合は、必ずホテルに連絡を入れましょう。
キャンセルの連絡を入れた後、ホテル側から直接振り込みの依頼がきます。電話またはメール、住所宛に通知書が届くなどホテルによってさまざまです。
案内にしたがって、キャンセル料を支払うようにしてくださいね。
また、現金払いでは、キャンセル料の支払いは「現金のみ」とされていることが多いです。ポイントやクーポン券などは使用できないと念頭に置いておきましょう。
▼ホテルのキャンセル料はいつから発生する?詳しくはこちら!
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さまざまな決済方法が導入されていますが、ホテルの支払いは現金でも可能です。
クレジットカードを作成していなかったり、オンライン決済に不慣れだったりする方でも、気軽にホテルを利用できます。
分からないことがあるときは、ホテルに直接問い合わせれば丁寧に答えてくれるはずですよ。
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