ホテル暮らしは「生活」
少ない荷物で宿泊できるホテルは、極端なことを言えば、支払いさえできれば泊まることができます。それがホテルの魅力の一つではありますが、ホテル暮らしとなれば話は別です。
ホテル暮らしとは、文字通りホテルで長期間生活する暮らし方のこと。そしてホテル暮らしにおけるホテルは、単なる「滞在先」ではなく、生活の「住居」となります。
そのため、数日間の旅行や出張なら我慢できることでも、1ヶ月以上のホテル暮らしでは不便に感じることも出てくるのです。
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1ヶ月のホテル暮らしに必要な持ち物とは?
ここでは、1ヶ月のホテル暮らしを想定し、必要な持ち物をジャンル別にご紹介します。
仕事に関するもの
ホテルでの暮らしが1ヶ月となれば、仕事関連の持ち物も必要です。以下を参考にしてみてください。
- 手帳
- 名刺
- 筆記用具
- 業務に関する資料など
デジタル機器
パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器は、現代の生活に欠かせないものの一つです。プライベートはもちろん、仕事でも必要となる場合は忘れずに持参しましょう。
- スマートフォン、携帯電話
- ノートパソコン
- タブレット
- アクセサリー類(電源アダプター・マウス・充電器)など
衣類関連
衣類はビジネス用とプライベート用に分けて考えましょう。着用や洗濯の頻度を考え、着回しができる最低限の枚数を持参してください。余裕があれば靴も2足以上あると便利です。
- ビジネス用の衣類
- プライベート用の衣類
- 下着類
- 部屋着
- 小物(時計・ベルト・ネクタイなど)
- 靴下
- 靴など
日用品・消耗品
ホテルには生活に必要な日用品は大方揃っています。足りないものや必要なものが出てきたら現地購入も可能なので、あれこれ用意する必要はありません。ここでは、事前に用意しておいた方が便利なものをご紹介します。
- 常備薬
- メガネ、コンタクトレンズ用品など
市販薬なら現地でも手に入りますが、処方薬の場合は新たに病院に行く手間がかかるので、服用しているものがあればかかりつけ医で多めにもらっておくことをおすすめします。また、視力が悪い方は、メガネやコンタクトレンズ用品を忘れずに持参しましょう。
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1ヶ月のホテル暮らしを快適に過ごすコツ
ホテルの滞在が1ヶ月以上となると、色々と準備したくなってしまいますが、荷物が多いと持ち運びが不便なうえ、時間や労力が奪われてしまいます。
ここでは、少ない持ち物で1ヶ月のホテル暮らしを快適に過ごすコツをご紹介します。
現地で調達する
先の項目でもお伝えしましたが、ホテルにはだいたいの備品が用意されています。特に日用品や消耗品は、ホテル周辺のスーパーやドラッグストアなどでも手に入るので、現地調達するのも一つの方法です。
ホテルの備品を確認
ホテルに用意されているものは、持参しても重複するだけなので、宿泊するホテルが決まったら設備や備品などをチェックしておきましょう。事前に確認しておくだけで、荷物を大幅に減らすことができますよ。
1ヶ月のホテル暮らしはお試しにぴったり!
ホテル暮らしが1ヶ月もあると、ついつい荷物が増えてしまうものです。しかし、多くのホテルには生活に必要な設備や備品が揃っています。
あると便利なものはなくても良いもの、使い慣れたものを持参した方がストレスが軽減されるなど、持ち物には人それぞれの考え方があります。
ご紹介した1ヶ月のホテル暮らしに必要な持ち物を参考に、前もってホテルの備品を確認し現地調達を視野に入れながら、荷物をコンパクトにまとめるよう心がけてください。
ホテル暮らしに興味がある方は、まずは1ヶ月のホテル暮らしからはじめ、自分に合っている、上手くいきそうだと感じたら、本格的にホテル暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。