面接後のお礼メールの例文を紹介！
Farknot-Architect1-stock.adobe.com
面接後のお礼メールが合否を左右する、というケースは極めて少ないようです。
ですが、業務の時間を割いて面接の機会を設けていただいたことへの感謝や、志望度の高さを伝えられるため、時にお礼メールが面接通過の後押しになることもあるのだそう。
そのため、お礼メールを送るのは必須ではありませんが、少しでも印象アップを図りたいとお考えなら、送って損はないはずです。
しかし、普段からビジネスメールを送り慣れていない場合、どのように文章を組み立てればいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
自信を持ってお礼メールを送るためには、まずいくつかの例文を読んで雰囲気を掴むのがコツです。
次の項目からは、シチュエーションに合わせた面接後のお礼メール例文をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか？
面接後のお礼メール例：①件名
本文に移る前に、まずは件名についてご説明します。
件名は、言わばメールの顔です。少ない文字数の中で伝えたいことを、読み手に確実に届けるための工夫をしなければ、最悪の場合開いてすらもらえないことも考えられます。
そのため、件名を考える際には、
・誰からのメールか
・どんな要件なのか
という点を明確に入れ込むことを忘れないようにしましょう。
【例①】「一次面接のお礼 （大学名・氏名）」
【例②】「【大学名・氏名】本日の面接のお礼」
記名がなかったり、「本日はありがとうございました」のように内容が見えてこない件名はNGです。はっきりと簡潔な件名にすることを心がけてくださいね。
なお、お礼メールは面接の当日に送るのが基本です。送るのを失念し、面接から日が経ってしまった場合は、無理に送らない方がいいかもしれませんよ。
ホテル＆旅館業界の就職・転職についての記事
面接後のお礼メール例：②一次面接後
一次面接後のお礼メールで意識すべきことは「シンプルさ」です。面接で伝え切れなかった自己PRを長々と書いたり、ダラダラと要領を得ない文面は、読み手にとって負担になります。
メールの基本的な構成は、
・本文
・結びの挨拶
の3点ですので、いずれのパーツもできるだけ短くまとめることを意識しましょう。
件名：【〇〇大学 おもてなし 太郎】一次面接のお礼
〇〇株式会社 人事部
採用ご担当者様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年、おもてなし太郎と申します。
本日はお忙しい中、一次面接のお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。
以前より貴社を第一志望としておりましたが、面接を通してその気持ちがより一層強くなりました。
もし次の機会をいただけた暁には、何卒よろしくお願いいたします。
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げます。
——————————–
〇〇大学〇〇学部学科
おもてなし 太郎
自宅TEL：000-0000-0000
携帯TEL：000-0000-0000
E-mail：taro-omotenashi@xxx.co.jp
——————————–
面接後のお礼メール例：③二次面接後
aijiro1-stock.adobe.com
二次面接後のお礼メールには、一次面接の時よりも少しだけ自分が感じた印象などを取り入れてみましょう。
ただし、ここでも長く書きすぎるのは禁物です。テンプレートに少々アレンジを加えるくらいの気持ちだと、ちょうどいいバランスになりますよ。
件名：【〇〇大学 おもてなし 太郎】二次面接のお礼
〇〇株式会社 人事部
採用後担当者様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年、おもてなし太郎と申します。
本日はお忙しいところ、面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。
面接を通して〇〇様のお話を伺うことで、貴社の魅力や事業のビジョンなどをより深く理解することができ、貴社で働きたいと思う気持ちがますます深まりました。
貴重な機会をいただきありがとうございます。
取り急ぎ、お礼を差し上げたくメールを差し上げました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
——————————–
〇〇大学〇〇学部学科
おもてなし 太郎
自宅TEL：000-0000-0000
携帯TEL：000-0000-0000
E-mail：taro-omotenashi@xxx.co.jp
——————————–
面接後のお礼メール例：④最終面接後
最終面接後のお礼メールには、入社への意気込みを取り入れることがポイントです。
これまで通り長すぎない文章量で、なおかつ前向きな姿勢を示せるのがベスト。あくまで押しつけがましくなく、印象アップを狙えるようなメールにしましょう。
件名：【〇〇大学 おもてなし 太郎】最終面接のお礼
〇〇株式会社 人事部
採用後担当者様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年、おもてなし太郎と申します。
本日はご多用のところ、最終面接のお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。
〇〇様のお話を伺う中で、貴社の経営理念に大変な感銘を受けました。
また、以前より感じていた貴社で働きたいという気持ちが、これまでの面接を通じますます高まって参りました。
取り急ぎ、最終面接のお礼を差し上げました。
良い結果をいただけましたら、貴社の一員として貢献したいと考えております。
最後となりますが、貴社のますますの発展とご多幸をお祈り申し上げます。
——————————–
〇〇大学〇〇学部学科
おもてなし 太郎
自宅TEL：000-0000-0000
携帯TEL：000-0000-0000
E-mail：taro-omotenashi@xxx.co.jp
——————————–
お礼メールはあくまで感謝の気持ちを表明するもの
buritora1-stock.adobe.com
面接後のお礼メールは、その名の通りあくまで感謝の気持ちを伝えるためのものです。
採用の可否に直接関係することはほとんどありませんので、前のめり過ぎる文面は避けるのが吉。
誤字・脱字や言葉遣いに注意を払い、面接の時間を割いてくれたことに対する感謝を、簡潔につづりましょう。
Facebookでシェア
X(Twitter)で投稿
