北の大地・北海道でお試し移住できる地域を紹介!市町村の特色や移住内容も確認

雄大な自然と美味しい食べ物が魅力的な北海道には、2023年現在で179の市町村があります。どのような地域への移住でもリサーチ不足は厳禁ですが、冬の寒さが厳しい北海道への移住を考えるのであれば、特に入念な下調べや準備が必要です。まずは、お試し移住で北海道での暮らしを体験してみるとよいでしょう。今回は、北海道内でお試し移住ができる市町村をご紹介します。

目次

    北海道でお試し移住ができる地域

    日本列島の北端にある北海道。約83,424平方キロメートルという広大な面積を誇り、日本の国土の約22%を占めています。土地の半分が山地となっており、周囲を日本海、オホーツク海、太平洋が囲んでいるのが特徴です。

     

    また、北海道は雪国でもあるので、例年10月下旬頃から雪が降り始めます。12月には降った雪が根雪になり、地域によって差があるものの、遅いところでは4月頃まで解けないこともあるようです。

     

    このことから、北海道の移住を考える際は、各市町村の特色をしっかりと把握しておくことが大切です。そのためにも、まずは北海道でお試し移住ができる自治体をチェックしておきましょう。

     

    なお、北海道にはご紹介する市町村以外にも、お試し移住ができる自治体がたくさんあります。詳しくは、北海道の移住情報サイトで確認してみてくださいね。

     

    北海道の道庁所在地である札幌市に関しては移住支援制度はあるものの、移住体験の取り組みは行っていないのでご紹介しておりません。

     

    参考:北海道で暮らそう!|体験移住「ちょっと暮らし」

    小樽市のお試し移住

    小樽運河

    Keiichi-Wakui-stock.adobe.com

     

    札幌市の北西に隣接する小樽市は、人口10万7416人(2023年7月31日時点)の市です。小樽市の特色と、お試し移住の内容を見てみましょう。

    市の特色

    歴史的建造物が多く、ノスタルジックな雰囲気が魅力的な小樽市は観光地として有名で、小樽運河やガラス工芸などが人気です。また、札幌の市街地まで電車で約30分というアクセスの良さから、札幌市のベッドタウンとしても人気のエリアとなっています。

     

    石狩湾に面するこの市には、たくさんの寿司店が立ち並んでおり、市内に100店以上あるのだとか。新鮮でおいしい寿司を求め、毎年国内外から多くの観光客が訪れています。

    お試し移住の内容

    小樽市では、マンションやホテル、コテージなどを利用した移住体験ができます。滞在可能期間や料金は施設によって異なりますが、ホテルなどを利用する場合は2泊以上の滞在で5000円から利用することが可能です。

     

    長期滞在が可能なマンションもあり、こちらは1カ月以上の長期利用が必須となりますが、光熱費・室内清掃費などが込みで、2名で20万円で利用できます。スーパーやコンビニなどが徒歩数分の距離にあるので、利便性も高いです。

     

    出典:小樽市|小樽市の人口

    登別市のお試し移住

    全国的に有名な登別温泉がある登別市は、人口4万4697人(2023年7月31日時点)の地域です。登別市の特色と、お試し移住の内容を見てみましょう。

    市の特色

    北海道の南西部に位置している登別市には、9種類の泉質がある温泉が湧くという世界的にも珍しい温泉地・登別温泉があります。札幌まで、車や電車で1時間半程度で行けるアクセスの良さも魅力です。

     

    北海道の中でも雪が少ない地域であり、冬の最低気温もマイナス10℃以下になることがほとんどない温暖な気候となっているのが特徴。観光都市としてのイメージが強いですが、丘陵地では酪農を行っています。

    お試し移住の内容

    登別市のお試し移住は、市街地と温泉地、2種類での移住体験を用意しているのが特徴です。滞在中の料金は施設ごとに異なります。市街地での移住体験の場合は、ウィークリーマンションやマンスリーマンションの賃貸物件を利用できます。近隣に大型商業施設がある、利便性が高いエリアです。

     

    一方、温泉地での移住体験の場合は、公衆温泉浴場付きの物件なので、滞在中は温泉に入り放題です。登別温泉定番の湯である硫黄泉と、ここだけにしか湧き出していないミョウバン泉の2種類のお湯を楽しむことが可能です。

     

    出典:登別市|人口推移表

    旭川市のお試し移住

    旭山動物園のしろくま

    tkyszk-stock.adobe.com

     

    旭川市は、北海道内で札幌市に次ぐ人口32万1907人(2023年8月1日時点)を誇る地域です。旭川市の特色と、お試し移住の内容を見てみましょう。

    市の特色

    北海道北中部(道北地方)に位置する旭川市は、自然と都市機能が調和する市として知られています。道内各地とつながる旭川空港があるので、道内旅行の際のアクセスも良好です。年間の寒暖差、昼夜の寒暖差が大きく、四季が明瞭で冷涼な気候となっています。

     

    市街地には、日本初の恒久的な歩行者専用道路である平和通買物公園があり、歩行者天国の距離は旭川駅前から8条通に至るまでの約1kmという長さを誇っているのが特徴。年間を通してさまざまなイベントが行われているため、常に多くの市民や観光客でにぎわっています。

    お試し移住の内容

    旭川市では、江丹別嵐山地域の物件で移住体験ができます。木造2階建ての一軒家住宅です。利用可能期間は1カ月以上からとなり、家賃は月額の場合3万円、日額の場合1000円で借りることが可能。

     

    リース料や光熱水費は入居時期によって異なるため、利用時に確認するようにしましょう。また、備え付けの寝具を使用する場合は、利用者1人につき1万5000円の費用がかかります。

     

    出典:旭川市|旭川市の世帯・人口

    白老町のお試し移住

    北海道中南部に位置する白老町は、人口1万5531人(2023年8月1日時点)の地域です。白老町の特色と、お試し移住の内容を見てみましょう。

    町の特色

    東西に細長く伸びている白老町は、面積の約75%を森林が占めるという自然に溢れたのどかなエリアです。北海道の中でも穏やかな気候が特徴で、夏は涼しく、冬は積雪が少なめとなっています。

     

    さらに白老町には、日本有数の透明度を誇る倶多楽(クッタラ)湖があり、コバルトブルーの湖面を楽しめるのが特徴です。2020年7月には、アイヌの文化を学べる国立博物館がオープンしており、今後の発展に期待できる地域といえます。

    お試し移住の内容

    白老町では、一軒家のアメリカンハウスが用意されています。この物件には温泉がついているので、滞在中は温泉に入り放題です。温泉利用料も参加料に含まれているため、別途費用を払う必要はありません。

     

    滞在期間は29泊30日以上となっており、この日程だと15万7000円から利用することが可能です。家具や電化製品に加え、生活用品も一通り揃っているため、自分たちで持参する必要はありません。

     

    出典:白老町|令和5年度白老町の人口・世帯数

    帯広市のお試し移住

    十勝平野

    makieni-stock.adobe.com

     

    北海道中東部にある帯広市は、人口16万3100人(2023年7月31日時点)の地域です。帯広市の特色と、お試し移住の内容を見ていきましょう。

    市の特色

    豊かな自然環境に恵まれた帯広市は、帯広駅周辺を中心に、商店街や宿泊施設、医療施設などの都市機能が集積しているため、利便性の高いエリアです。北海道随一の畑作地帯として知られており、市内には農園や牧場がたくさんあります。

     

    小麦や乳製品、小豆や砂糖など、お菓子作りに欠かせない原材料が揃う帯広は、北海道の中でもスイーツの町として有名です。そのため、市内には定番の北海道土産で有名なお店から知る人ぞ知る名店までさまざまなお店が出店しています。

    お試し移住の内容

    帯広市のお試し移住では、JR帯広駅から徒歩圏内のところにあるコンドミニアムタイプの宿泊施設やビジネスホテル、農村部にあるユースホステルなどのさまざまな施設で移住体験ができます。

     

    滞在期間や料金は施設によって異なるため、利用したい期間に合わせて施設を選ぶようにしましょう。いずれの施設も生活に必要な備品や設備は整っているので、持参する荷物は少なくて済むのが特徴です。

     

    出典:帯広市|帯広市の人口・世帯数

    函館市のお試し移住

    北海道の南部・渡島地方に位置する函館市は、人口24万1698人(2023年7月31日時点)の地域です。函館市の特色と、お試し移住の内容を見ていきましょう。

    市の特色

    北海道南部に位置する函館市は、札幌市・旭川市に次ぐ北海道第3の都市として栄える市です。市街地が海に突き出ている鍵型の地形をしており、その先端には日本三大夜景のひとつとして有名な函館山があります。

     

    恵まれた自然環境をはじめ、異国情緒豊かな街並み、文化的・歴史的資源が魅力で国内外からたくさんの観光客が訪れているのが特徴です。北国としては比較的温暖な気候となっているので、過ごしやすい地域でもあります。

    お試し移住の内容

    函館市では、一軒家やマンションなどではなく、市内のホテル・旅館などに滞在する移住体験を実施しています。函館駅前・西部地区、五稜郭地区、湯川地区にあるいずれかのホテル・旅館で、長期滞在が可能です。

     

    ただし、各施設によって対応日数や利用料金が異なるため、利用する際は各施設に問い合わせるようにしましょう。ホテル・旅館によっては温泉設備が整ったところもあるので、滞在中に函館の温泉を楽しむこともできます。

     

    出典:函館市|函館市の人口

    北海道での仕事探しはおもてなしHRで

    雪だるま

    ivan-kmit – stock.adobe.com

     

    スキー場や温泉地が多い北海道は、観光地としても非常に人気があるので、道内のホテル・旅館は常に人材を求めています。

     

    「北海道で温かいおもてなしを提供したい」「北海道の良さを伝える仕事がしたい」という人は、道内の宿泊施設への就職・転職を視野に入れましょう。大きなやりがいを感じながら働けるはずです。

     

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    なお、以下のページではお試し移住ができる自治体に関する記事をまとめて紹介しています。他の地域のお試し移住に興味のある人は、併せてご参照ください。

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