業界未経験の志望動機の書き方とは?例文と記入するポイントを解説

業界未経験の志望動機の書き方はマスターしていますか?畑違いの業界に興味があっても、印象的な志望動機を書くのは至難の業のはず。また、アピールできる材料が少ないので悩む方は多いでしょう。大事なのは、書くポイントをしっかり押さえたうえで意欲を伝えることです。当記事では、業界別で未経験の志望動機の例文などを詳しく紹介します。

目次

    業界未経験の志望動機は「熱意」だけでは足りない?

    面接を受ける女性

    iStock.com/kazuma-seki2

     

    職種・業界すべて未経験だけど、志望動機はどのように書いたらいいのだろう・・・・・・。」と、悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか?

     

    これまでのキャリアを捨てて、一念発起して新たな業界にチャレンジすることは決して悪いことではありません。

     

    また、たとえ業界未経験だとしても、業界によっては今後の成長に期待して積極的に採用してくれることもあります。

     

    ただ、未経験だとしても意欲や熱意だけをアピールした志望動機では、採用担当者の印象に残らないかもしれません。

     

    業界未経験の方の志望動機は、向上心だけではなく、応募する企業の下調べを徹底したうえで、興味を持った理由を具体的に記すことも必要です。

     

    加えて、これまでの経験を活かせることもアピールできれば、ライバルと差をつけられるでしょう。

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    業界未経験の志望動機を書くときのポイント

    転職活動をする女性

    iStock.com/byryo

     

    ここでは、業界未経験の志望動機を書くポイントを4つ解説します。書き方に悩んでいる方は、今後のヒントとして活用してくださいね。

    志望した理由を明確にする

    まず、「なぜその業界に興味を持ったのか?」という理由を明確にすることです。

     

    未経験だからこそ、何かのきっかけがなければ志望した業界に興味は持たないはずでしょう。

     

    どの業界でも、サービス内容や市場規模は異なるので、興味を持った部分を整理したうえでエピソードなども交えながら記入すると一目置かれるかもしれませんよ。

    志望した業界で活かせるスキルや経験をアピールする

    志望した理由をまとめたら、その業界で活かせる自身のスキルや経験をまとめましょう。

     

    「専門的知識はないから、業務に活かせる部分はないだろう」と、諦めていませんか?

     

    実は、業界や職種が変わっても、これまで培ってきた経験を活かせる「ポータブルスキル」というものがあります。

     

    ポータブルスキルとは、コミュニケーション能力や課題解決能力など、仕事をスムーズに進めるために必要なスキルのことです。

     

    ポータブルスキルのチェックにあわせて、自己分析も進められれば意外な共通点が見つかるかもしれませんよ。

     

    参考:厚生労働省/ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)

     

    志望する業界で働くために取り組んでいることを伝える

    志望する業界で活かせるスキルや経験が整理できたら、その業界で働くために努力していることをアピールしましょう。

     

    業界経験者であれば、身につけたスキルや資格などを伝えられますが、未経験の方はそういった武器を持っていません。

     

    それを補うためには、「この業界で働きたい!」という裏付けを証明する必要があります。

     

    たとえば、資格取得に向けて勉学に励んでいる、パソコンスキルを高めるために学校に通っているなど。

     

    目に見える実績などがなくても、努力している姿勢が企業側に伝われば採用される確率は高まるでしょう。

    業界・企業研究をしっかりおこなう

    最後に、興味を持った業界や企業について知る作業を進めましょう。業界未経験で新たなステージにチャレンジすることは、素敵なことですよね。

     

    ただ、その業界に対する知識が曖昧だったり、企業研究を疎かにしたりすると、説得力のある志望動機が書けないうえ、転職に失敗するリスクが高まります。

     

    一般的に、「どのようなサービスを取り扱い、どのような仕事をおこなっているのか?」という視点で業界研究をしたら、興味を持った業界内の企業をピックアップして企業研究を進めるそうです。

     

    業界未経験の方は、より丁寧な業界・企業研究をおこなうようにしましょう。

     

    なお、おもてなしHRに掲載されている業界未経験OKの求人情報を知りたい方は、以下のボタンからチェックしてみてくださいね。

     

    ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事

    【業界別】未経験の志望動機の例文を見てみよう

    履歴書を持つ女性

    iStock.com/maroke2

     

    ここでは、未経験の志望動機の例文を業界別で解説します。

    「飲食業界」から「宿泊業界」の志望動機

    「以前、御社のホテルを利用させて頂いたときに、高度な接客サービスをしながら全ての業務をマルチタスクにこなされている姿に感銘を受けたことから、ぜひ入社したいと思い応募しました。

     

    前職は飲食業界でホールスタッフのリーダーとして、スタッフの指導管理とマニュアル作成を担っていました。マニュアルの内容を見直したことで、無駄な作業が省かれ、作業の効率化に貢献できたのは大きな収穫となっております。
    未経験ではありますが、これまで培った接客スキルを活かして御社に貢献したいと思っております。」

    上記の例文では、飲食業界で貢献してきた内容や宿泊業界で活かせる接客スキルを、分かりやすくアピールできていますね。

    「宿泊業界」から「IT業界」の志望動機

    「学生時代に身につけた知識を活かしたいという思いを捨てきれず、またひとつのものを作り上げる達成感を感じたいと思い、御社を志望いたしました。

     

    前職で培ったコミュニケーション能力と向上心は、今後チームで活躍するうえで役に立つと思います。
    なお、学生時代にJavaを学びましたが、より高い専門的知識を身につけるために通信教育を受けながら勉学に励んでおります。」

    上記の例文では、IT業界に興味を持ったきっかけや働くために取り組んでいることを、きちんと伝えられていますね。

    業界未経験の志望動機の書き方に悩んだら転職エージェントに頼ろう!

    転職エージェントの女性

    iStock.com/marchmeena29

     

    業界未経験の志望動機は、熱意だけではなく興味を持った理由やその業界で活かせるスキル・知識などを余すことなく記入することが大事です。

     

    ぜひ、魅力的な志望動機を作成して、採用担当者に好印象を与えましょう。

     

    ただ、書き方のポイントを把握しても、上手く内容をまとめられるかどうか不安ですよね・・・・・・。

     

    そんなときは、業界別に特化した転職エージェントの力を借りるのがおすすめです。

     

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