転職したい企業の求人がない!直接応募してもいい?
転職活動は、求人サイトに掲載されている中から企業を選んで応募するのが一般的ですが、以前から憧れている企業があり、転職を希望する方もいると思います。
しかし、タイミング良く希望する企業に求人が出ているとは限りませんよね。そんなとき、企業に直接応募をしていいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
結論から言えば、企業へ直接応募することはできます。ただし、応募を受け付けてもらえるかどうかは企業により異なります。
たとえ求人が出ていなくても、「欠員の予定がある」「意欲的な人材を歓迎する」など、選考をしてくれる企業もありますが、そういったケースはごく一部のようです。
多くの場合、選考を受け付けてくれる可能性は低いため、直接応募の難易度は高いということを覚悟しておいたほうが良いでしょう。
それでも諦められないほど強い気持ちがあるのなら、断られることを覚悟しつつ、問い合わせてみるのも一つの方法です。
実際に直接応募から採用に結びついたというケースもあるので、チャレンジしてみる価値はあるかもしれませんね。
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転職を希望する企業に直接応募する方法
では、転職を希望する企業に直接応募をする場合、どのような方法が適切なのでしょうか。それぞれご紹介していきます。
電話
まず、スタンダードな方法は電話での問い合わせです。企業の採用担当者に採用の予定について確認してみましょう。
電話は相手の時間を奪うことになるので、確認事項を絞り簡潔に伝えることが大切です。気持ちが高まるあまり一方的にならないよう注意してください。
企業に強く興味を持っていることを簡潔に述べたうえで、「もしよろしければ、選考の機会をいただけませんか?」と用件を伝えてみましょう。
メール
前述したように、電話は時間帯の難しさや相手の負担になってしまうことがあります。電話での直接応募に不安がある場合は、メールでの問い合わせも考えてみましょう。
メールは相手の好きな時間に確認できるというメリットがある一方で、電話よりも熱意が伝わりにくいというデメリットがあります。
メールで問い合わせる場合は、自分自身のスキルを棚卸ししたうえで、その企業でどのように活躍できそうかをうまく伝えることが重要です。
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企業に直接応募する際の注意点
求人の出ていない企業に自分で問い合わせをする場合、すべて自己責任で行動しなければなりません。開かれていない扉を叩くわけですから、一筋縄ではいかないことを覚悟しておきましょう。
直接応募ならではの注意点として挙げられるのは、「採用のハードルが高い」「求人の詳細が不明なままの応募になる」という点です。
ここまでお伝えしてきたとおり、求人が出ていない企業に直接応募することは、一般的な転職活動よりも採用のハードルが高くなります。
問い合わせた途端に断られたり、応募すら受け付けてくれなかったりと、精神的にダメージを受けることもあるでしょう。
また、求人が出ていないということは、企業側から発信されている情報が少ないということ。そのため、応募前にしっかりとリサーチしておく必要があります。
特に志望のきっかけが「企業の商品やサービスが好き」「ネームバリューの高さや企業のブランドそのものに憧れがある」などの場合は注意してください。
「好き」であることと「仕事」は別物です。熱意によってモチベーションが維持できるのは素晴らしいことですが、雇用形態や給料、福利厚生面において自分が納得できなければ、長く働き続けることは難しいでしょう。
もし採用になった場合、入社後に後悔することのないよう、自分にとって最低限必要な条件や環境が整っているかを確認しておくことが大切です。
直接応募もOK。不安な人はエージェントの活用もアリ!
転職を希望する企業に求人が出ていなくても、企業への直接応募はできます。ただし、その難易度は高く、応募を受け付けてくれるかどうかは企業次第です。
精神的なダメージを受けることもあるので、強い意思がないと心が折れてしまうかもしれません。しかし、難しいからこそ採用につながったときは、何ものにも代え難い喜びとなるでしょう。
とはいえ、仕事をしながら自分一人で転職活動を続けるのは不安ですよね。そんな方は、転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。
転職エージェントは、専任のアドバイザーが疑問や不安を解消しながら、あなたの転職活動を全面的にサポートしてくれる心強い存在です。
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