入社してすぐに体調不良…休むことはできる?注意点や連絡方法を紹介!

入社してすぐのタイミングで体調不良になってしまうと「印象が悪くなってしまうのではないか?」と休みづらさを感じますよね。しかし、休まずに仕事をすると体調が悪化したり、作業効率が落ちてしまったりと結果的に悪い方向へ転がることもあります。では、入社直後に体調不良で休みたいときはどうしたらいいのでしょうか?注意点や連絡方法などをご紹介します。

入社してすぐでも体調不良のときは無理をせず休もう

寝る

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「入社してすぐに休むのは・・・・・・」と、休むことにためらいを感じている方は多いかもしれません。

しかし、体調不良を感じたときは無理をせずに体を休めることが大切です。

ここでは、休んだほうがいいとされる理由について確認していきましょう。

(1)周囲に感染させないため

1つ目の理由は、周囲に感染させないためです。

感染リスクのある症状を患っているときに出社してしまうと、ほかの方にうつしてしまう恐れがあります。

社内で感染が拡大してしまえば、最悪の場合、営業がままならなくなることも。

「迷惑をかけないように」という心がけは大切なことです。

しかし、結果的に多大な迷惑をかけてしまうことがないように、慎重に判断してくださいね。

(2)集中力に欠けるため

2つ目に、集中力が欠けてしまうという理由があります。

体調不良のなか仕事をしようとしても、集中力が欠けているため作業効率が悪くなってしまいます。

頭痛や腹痛などが作業の邪魔をして、生産性が落ちてしまっては元も子もありません。

また、集中できないことが原因でミスが発生してしまうことも考えられます。

体調不良は自分にしか把握できません。

周りからみると単純にミスをしているようにもみえてしまい、信用に欠けてしまうことがあるため注意してくださいね。

作業効率を落とさないためにも、体を回復させることに専念しましょう。

(3)体調が悪化してしまうため

3つ目は、体調を悪化させないためです。

特に、「出社できないほどではない」という具合の場合は気を付けたほうがいいでしょう。

ちょっとした体調不良が、仕事をしているうちに悪化してしまい、少し休めば治るものが長引いてしまうかもしれません。

入社してすぐのタイミングで休みづらい状況ではありますが、悪化の心配があるときはしっかり休み、万全な状態で仕事に臨んでくださいね。

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休むべきか迷ったら!判断基準とは?

迷う

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仕事を休むべきかどうか、判断に悩むときもありますよね。

判断基準となる具体的な症状を、いくつかまとめました。

具体的な症状例

  • ・37.5度以上の発熱がある
  • ・咳やくしゃみが止まらない
  • ・吐き気や息苦しさが続く
  • ・めまいがして立っていられない
  • ・ストレスによる精神的疲労がある 等

他に頭痛や腹痛といった症状でも、ひどい場合は起き上がれないことがあります。

さらに、コロナ禍になってからは新型コロナウイルスの感染が社会全体で懸念され続けています。

そのため、感染が疑われる症状がでた場合は出社を断っている企業がほとんど。

発熱の症状があり、咳やくしゃみのような飛沫感染の恐れがあるときは、休むことを優先し、病院で診断を受けるようにしましょう。

参考:新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安/厚生労働省

どうしても休めないときは?

体調不良のときは、無理をせず休むことを最優先にするべきですが、業務の状況によってはどうしても休めないということもあるでしょう。

特に、ホテルや旅館などの宿泊業は、一人ひとりに求められる業務量が多いといわれています。

たった1人欠けるだけで、ほかの方にかかる負担が膨大なものになってしまうことも。

どうしても休めない、出勤するしかない!という方は、できるだけ体調不良を緩和させて仕事へ向かいましょう。

すぐにできる対策を以下の通りまとめました。

<すぐにできる!体調不良を緩和させる対策>

  • ・のどスプレー・のど飴を持参する
  • ・薬を服用する
  • ・インナーを着込み、しょうが湯を飲んで体をあたためる
  • ・マスクを着用する

感染を拡大させないためにも、マスクの着用や消毒など衛生管理も忘れずにおこなってくださいね。

出勤しなければいけない状況でも、倒れるまで無理をしないようにしましょう。

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入社してすぐに体調不良で休むときの注意点

注意

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入社してすぐに体調不良で休む際には、きちんとマナーのある対応を心がけることが大切です。

休むときに気を付けたいポイントをみていきましょう。

(1)仕事を休む理由は明確に伝える

発熱の症状がないのに「熱が38度ある」と言ったり、病院にいくつもりがないのに病院へ向かうと伝えたり、嘘をついて休むことがないようにしましょう。

しっかりと正当な理由をもって休むことが大切です。

無断欠勤もしないように注意してくださいね。

(2)引き継ぐ必要がある業務は報告する

引き継ぎをお願いしなければいけないときは、必ずその旨を報告しましょう。

伝える内容が短い場合は、口頭でも構わないかもしれません。

しかし、引き継ぐ内容が複雑であったり量が多かったりする場合は、メールで送るほうが望ましいことも。

状況に応じて、相応しいと思う対応を心がけましょう。

(3)時間に余裕をもって連絡する

休みの連絡は、最低でも始業の15分程前にいれることが好ましいです。

仕事が始まってからでは、周りに迷惑をかける恐れがあるだけでなく、「遅刻をしている」と思われるかもしれません。

自身の信用にも関わってくるため、時間に余裕をもって連絡をしましょう。

ただし、始業前は電話を営業終了アナウンスに設定している企業もあります。

電話が繋がらないときはメールを送信しておき、後ほど繋がるタイミングで電話をかけるようにするといいでしょう。

(4)試用期間中のお休みは解雇される恐れがある

一般的に企業は、試用期間を3カ月〜6カ月ほど設けているようです。

この期間中は新入社員の適性をはかっており、本当に雇ってもいいかどうかを見極めています。

そのため、この段階で休んでしまうと解雇されるリスクが高くなることが。

1日、2日休む程度であれば、比較的問題ないかもしれません。

しかし、入社してすぐに1週間以上と長く休みをとる場合は、注意が必要になりそうです。

入社してすぐに体調不良で休むときの伝え方

連絡

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一般的に連絡の手段は、電話かメールに分かれるでしょう。

ここでは、体調不良で連絡をいれるときの例文をご紹介します。

電話で伝えるとき

突然の連絡となるときは、基本的に電話で連絡しましょう。

<例文>

「お疲れ様です。おもてなし太郎です。

突然のご連絡、申し訳ございません。

昨晩から発熱の症状があり、現在も体調があまり優れない状態のため、本日お休みをいただいてもよろしいでしょうか?

明日以降の出勤については、病院で診断を受けてから改めてご連絡いたします。

(業務の引き継ぎがあれば、内容を伝える)

電話には可能な限りでるようにいたします。

急ぎの用件があるときは、ご連絡いただければと思います。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

メールで伝えるとき

メールは記録に残ります。

失礼がないように、丁寧な文で書くことを心がけましょう。

<例文>

件名:【勤怠連絡】体調不良による欠勤のご連絡(おもてなし太郎)

 

△△部

〇〇〇〇様

 

おはようございます。おもてなし太郎です。

お忙しいところ突然のご連絡、申し訳ございません。

昨晩から発熱の症状があり、現在も体調があまり優れない状態です。

本日は療養に専念したいと考えているのですが、お休みをいただいてもよろしいでしょうか。

明日以降の出勤については、後ほど病院で診断を受けてから改めてご連絡いたします。

(業務の引き継ぎがあれば、内容を伝える)

電話には可能な限りでるようにいたします。

急ぎの用件があるときは、ご連絡いただければと思います。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

おもてなし太郎

チャットやSMSを利用している企業もあるため、事前に連絡方法を確認し、規則に従って対応してくださいね。

入社してすぐに体調不良、休みが続く方へ

体調不良

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体調不良は、気を付けていたとしても起きてしまうものです。

特に、ホテルや旅館は、ハードな仕事内容や不規則な生活リズムから体調を崩しやすい業界ともいわれています。

入社してすぐということもあり、休むことを躊躇する方も多いでしょう。

しかし、無理に出社して迷惑をかけてしまうことがないように、よく考えて判断してくださいね。

中には職場環境が合わないことによるストレスで、体調不良を招いている方もいるかもしれません。

そのような方は、転職を視野に入れることも一つの手ですよ。

入社してすぐだからと躊躇していたり、転職活動をするのが億劫だったりするときは、転職エージェントに頼るという手もあるので利用を検討してみてくださいね。

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