シフト制の休日はどうなってるの?
シフト制の仕事はサービス業に多いことから、休日が少ない、平日休みが多いという印象を持つ方も多いでしょう。
ですが、シフト制だからといって休日が少ないことはありませんし、固定シフト制にするか自由シフト制にするかによっても変わります。
シフト制の休日に対するイメージだけで仕事を判断してしまうのはもったいないことです。シフト制の休日の仕組みを知って、仕事選びの選択肢を広げていきましょう。
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シフト制の仕事は休日がカギ!?
シフト制の休日にネガティブなイメージを持つ方は少なくありません。実際のところ、シフト制の仕事をしている人にとっても、休日が仕事の満足度を左右する場合があります。
シフト制の仕事では、次のような休日の悩みを抱えている方もいるようです。
- 希望日に休めない
- 土日は休みづらい
- 平日の休みが多い
- 長期の連休がない
- 予定が立てづらい
シフト制は自分の都合に合わせて働くことができるというメリットがありますが、勤務先の規模によっては、必ずしも希望通りにはなりません。
また、職場の環境や人間関係にもよりますが、自分の休みを調整する際、職場の先輩などに譲るケースもあるでしょう。
さらに、サービス業などの場合は一般的な休日にあたる土日が繁忙期となるため、平日しか休めない、連休や長期休暇を取りにくいなども考えられます。
休日が定まっていないと予定が立てられないという不便さを感じるのもシフト制ならではの悩みかもしれませんね。
ですが、言い換えれば、しっかりと休日の確保ができれば、シフト制でも仕事の満足度を高められるということでもあります。
シフト制で休日の確保をするためにはどうすべきかを、次の項目でご紹介していきます。
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シフト制で確実に休日を取得するなら?
シフト制の仕事で休日を確保したい場合、「固定シフト制」「自由シフト制」のどちらを選ぶかによって変わります。
固定シフト制と自由シフト制、それぞれの特徴から考えてみましょう。
固定シフト制の特徴
固定シフト制とは、決められた曜日や時間帯に働くスタイルのことです。シフト勤務とはいえ、安定した働き方ができます。
仕事の日が固定されていることでオン・オフの切り替えがしやすく、先の予定も組みやすいというメリットはありますが、急な休みが取りにくいというデメリットもあります。
自由シフト制の特徴
自由シフト制とは、希望の曜日や時間帯を会社側に申告して働くスタイルのことです。
自分のスケジュールに合わせて勤務・休日を決められるというメリットはありますが、シフトが決まっていない期間は先の予定を立てることが難しいでしょう。
また、職種によっては土日の勤務や急な出勤が必要な場合もあり、家族や友人と休日を合わせるのが難しかったり、生活リズムが安定しない可能性も考えられます。
こうして二つの特徴を比較してみると、毎週決まった休日を確保したい人には「固定シフト制」、急な出勤の可能性はありつつも、自分の好きなタイミングで休みを取りたい人には「自由シフト制」が向いているといえるでしょう。
どちらにしても、仕事をするうえで休日を取ることは可能ですから、自分のタイプに合わせてシフト制の種類を選ぶことをおすすめします。
シフト制の仕事でも休日は確保できる!
シフト制の仕事と聞くと、忙しそう、休日が少なそうと思う人は少なくありません。
しかし、シフト制でも休みはありますし、シフト制の種類によっては固定勤務の人と同様に休日を確保することも可能です。
イメージだけが一人歩きしているところもあるので、「シフト制」について知識を深め、仕事を選ぶ際の視野を広く持ってくださいね。