ホテル勤務ならではのあるあるはたくさん!
ホテルには、毎日多くのお客様が来館します。そんなホテルを支えているのは、フロントや客室清掃員をはじめとしたホテルスタッフですよね。
ホテルスタッフは勤務時間が長く、スタッフ間で話をする機会も多いものです。仕事・お客様・プライベートの話などたくさんの話題がある中でも、全員で共通して盛り上がる話題は「あるある話」なのではないでしょうか。
過去、あるある話で盛り上がった経験があるという方も少なからずいらっしゃることでしょう。当記事では、そんな「わかる~!」というフロント・客室清掃員のあるあるをまとめました。
スタッフ間の仕事の息抜きのネタとして、またはこれからホテルスタッフを目指す方の参考として、気軽な気持ちで読み進めてみてくださいね。
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宿泊業界での職務経験はありますか?
ホテルのフロントあるある4選!
早速、ホテルフロントのあるあるをみていきましょう。
クレームは全てフロントが受ける
フロントはホテルの顔とも呼び声の高い花形職種ですよね。
何か困ったことがあればフロントに問い合わせることで解決に向かうと考えるお客様も多いものです。
その職種の性質から、自分に一切非の無い事柄に対してもお客様からクレームを受けるということはホテルフロントのあるあるのようです。
「なんで私に…」と思うクレームにも、顔色ひとつ変えずに対応するプロ意識には脱帽です。
ネット予約なのに領収書を要求される
昨今、宿泊予約サイトを経由した予約が増えています。もちろん領収書は、宿泊代金を支払う宿泊予約サイトで発行されます。
しかし、ネットリテラシーの低いお客様にはこの仕組みが理解し難いようで、説明に骨が折れるということもフロントあるあるのようです。
「なんでホテルで領収書が出せないんだ!」と半ばクレームのように声を荒げられても、どうすることもできません。困りものですね・・・・・・。
夜勤明けは口が回らない
前日からの長時間シフトの場合、チェックアウト対応の際に口が回らないということもフロントあるあるです。
まさに、ホテルならではのあるあるですよね。
「頭ではわかっているのに、顔がまだ起きていない」という方も多いようですが、長時間勤務ならある程度仕方の無いことと受け取るお客様も多いはずです。
ご自身がお客様の立場でホテルを利用する際も、優しく見守ってあげましょう。
チェックアウト時に清算ゼロが続くと嬉しい
宿泊予約サイトで事前決済を行っていた場合、お客様はルームキーを返却するだけでチェックアウトできますよね。
忙しい朝の時間帯に清算ゼロが続き、スムーズにお客様を捌けることがちょっとだけ嬉しいと密かに喜ぶこともフロントあるあるです。
あるあるを見てもわかる通り、フロントは多くのお客様と接するため大変だと感じることも多い職種です。
しかし、それだけ大きなやりがいを感じることができます。フロントを目指す方は、下記記事も参考にしてみてくださいね。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
ホテルの客室清掃員あるある4選!
お客様が宿泊した客室をスピーディーかつ正確に綺麗に仕上げるホテルの客室清掃員は、何かと苦労が絶えないことでしょう。そんな客室清掃員のあるあるをみていきましょう。
ベッドメイキングが一番大変
ホテルの客室清掃員は、掃除機がけ・ゴミの片付け・アメニティの補充・忘れ物の確認など短い時間で多くの作業をこなすことが要求されます。
どの作業も甲乙つけがたいほど手間がかかるものですが「ベッドメイキングが一番大変」というのは客室清掃員のあるあるのようです。
何部屋ものシーツを取り換え、布団を綺麗に整えるのは体力との勝負になるので、納得のあるあると言えます。
ゴミの分別が苦痛
仕事だとわかってはいるものの、ゴミの分別をすることが苦手・苦痛と感じるのも客室清掃員のあるあるです。
赤の他人が出したゴミに対し、抵抗を持つのは無理もありません。
特に、マスクや飲みかけの飲料、分別も無しにひとまとめにされたうえ、きつく縛られたゴミ袋に嫌気がさすというのは客室清掃員ならではのあるあるです。
シャンプー・コンディショナーが盗まれる
あるあるとして意外性があったのは、シャンプーやコンディショナーの盗難です。
液体だけを抜き持ち帰るという非常識な利用客がいることに驚きを隠せませんが、客室清掃員からすればあるあるのようです。
前日に補充したにも関わらず、盗まれてしまったおかげで「シャンプー・コンディショナーが無い!」とクレームを受けることもあるようです。確認を怠った客室清掃員に非が無いとは言い切れませんが、とても迷惑な話ですよね。
客室はお客様・清掃員の性格が表れる
「美人なのに客室は荒れ果てていた」「不愛想なのに客室が綺麗に使われていた」など、客室の状態によってお客様の性格が見えるということも、客室清掃員になってわかるあるあるです。
清掃員にも同じことが言え、清掃員間でも「ちょっとあの人は雑かも・・・・・・」と思うこともあるようですよ。
利用客・清掃員双方が次の方のことを考え、気持ちよく過ごせるような行動を心がけたいものです。
これまで辛いあるあるを多く取り上げてしまいましたが、客室清掃の仕事は辛いばかりではありません。
楽しさ・メリットもたくさんありますので、客室清掃員を目指している方は下記の記事も参考にしてみてください。
ホテルの宿泊者あるある5選!
フロント・客室清掃員のホテルスタッフのあるあるをご紹介しましたが、宿泊者が思うあるあるもたくさんあります。
お客様心理を理解し、より良い仕事をするためにも頭の片隅に入れておきましょう。
ベッドにダイブ!
ホテル利用者の誰もが一度は経験したことがあるのは、ベッドへのダイブでしょう。
洗い立てのまっさらなシーツ、家よりもふかふかなベッドは思わずテンションがあがり、ダイブをしてしまいたくなるものですよ。
人によっては、ホテル利用時の通過儀礼として捉えている方もいるかもしれませんね。
普段しないエアコンの温度設定に挑戦する
自宅では、エアコンにかかる電気代を気にして控えめの温度設定にするものの、電気代を気にする必要の無いホテルでは普段よりも涼しい・暖かいを感じられる温度設定にする方も多いようです。
宿泊者にとって夏は長袖、冬は半袖で過ごすような贅沢な時間は、ホテルならではの体験でしょう。
チェックアウト後に冷蔵庫の飲食物を思い出す
「わかる!」と共感の声が多くあがるあるあるは、冷蔵庫への飲食物忘れです。客室清掃員にとっても、あるあるなのではないでしょうか。
要冷蔵のちょっとしたお土産品や、飲み切れなかったアルコール飲料などはうっかりしていれば忘れてしまうものです。
わざわざ取りに戻るほどでもないという飲食物は、名残惜しくもそのままにしてしまうという方が多いようです。
ゴミはゴミ箱の横に並べがち
ホテルの客室内のゴミ箱が小さい、と感じたことがある方も少なくないはずです。
特に単身出張のビジネスマンがホテルを利用する場合、コンビニでお弁当や飲料を購入、食事後にゴミがゴミ箱に入りきらないというのはあるあるですよね。
致し方なく、缶やペットボトルをゴミ箱の横に並べることもあるあるです。
「少し広めのお部屋をご用意しました」
頻繁にホテルを利用する方のあるあるは、客室のアップグレードです。ホテルのさまざまな事情により、無料でアップグレードされることはよくあります。
ただ、ホテルの事情を知らない方からすれば純粋に嬉しい計らいと捉えてもらえるのではないでしょうか。
ホテルによっていろいろなあるあるがある!
フロントならではのあるある、客室清掃員ならではのあるあるなど、業種や職種によって多くのあるあるが存在します。
ホテルのあるあるはスタッフ間の共通言語にもなるため、気分転換に話をすると盛り上がるかもしれません。
また、複数のホテルを経験してみれば、あるあるを含めてご自身の世界観が広がるはず。今働いているホテルのあるあるで不平不満が並ぶようであれば、転職を検討するの良いかもしれませんね。
なお、宿泊業界に転職をお考えの方は、当サイト「おもてなしHR」をご活用ください。