ホテルの内装デザイン!3つの基本「非日常感」「清潔感」「統一感」を押さえて高稼働を目指そう!

ホテルの内装デザインは、ホテルの顔とも言える存在です。館内の印象が良ければ、お客様が写真をSNSにアップし、知らぬところで宣伝効果を発揮することになったり、「また来たい!」とリピーターが増えることにも繋がります。ホテルの内観デザイン設計の基本、採用されることの多いデザイン、デザイン設計のポイントをご紹介しますので、ぜひホテルの新設・リフレッシュのヒントにしてみてください。

内装がおしゃれなデザインのホテルに泊まりたい!

ビジネス・旅行・記念日など、お客様がホテルを利用するには何かしらの理由があります。ビジネスの利用であれば値段や利便性が重視される傾向にありますが、そうでない場合には空間やサービスを重視するお客様も多いはずです。

 

ただ、サービスは目に見えません。よって集客を考えるうえでは、お客様にわかりやすく魅力を伝えられるモノが必要です。その大部分を占めるのは、ホテルの内装デザインでしょう。

 

お客様は、同じ値段・同じサービスであれば、内装デザインにこだわったホテルに泊まりたいと考えるものです。では、お客様に興味を抱いてもらいやすい内装デザインの設計は、どのようにして考えれば良いのでしょうか。

 

新設を検討している、フルリノベーションを予定している、内装を変えリフレッシュオープンを検討しているというホテル担当者は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ホテルの内装デザイン設計の基本

iStock.com/freemixer

 

ホテルの内装デザインの設計には3つの基本があります。それぞれ詳しく解説します。

 

非日常感

ホテルは、お客様にとって日常と切り離されている存在です。メインターゲットがビジネスマンであるため、機能性が第一というホテルでは内装デザインにそこまでこだわりを持つ必要はありませんが、そうでない場合にはささやかでも非日常感を演出するようにしましょう。

 

入館後、ロビーを通りフロント・エレベーター・廊下を移動し、客室へ到着するまでの導線や、レストラン・大浴場への移動でさえ期待感を持つお客様もいます。お客様の感情を動かす演出があれば、ホテルへの評価もより一層高まるはずです。

 

清潔感

清潔感のあるホテルでなければ、お客様は快適に過ごすことができません。これは物理的なものと同様に、内装デザインにも同じことが言えます。

 

あまりにもゴチャゴチャしたインテリアや、ホテル側の趣味嗜好が前面に押し出された内装デザインを見せられたお客様はどんな気持ちになるでしょうか。きっと、あまり心地よい感覚は受けませんよね。

 

ホテルはあくまでお客様に気に入られることが重要です。よって、多くのお客様に利用してもらいたいと考えるホテルであれば、万人受けする清潔感を演出する内装デザインにするのが得策です。

 

統一感

内装デザインと一口に言っても、壁・床・インテリア・照明などと要素は多岐に渡ります。そのため、素材や色が大きく異なっていればお客様が心地よいと感じる空間から遠のいてしまいます。

 

また、外観・香り・自ホテルのホームページの色やフォントなどと内装デザインが統一されていなければ、同じくお客様は違和感や不信感を抱くことに繋がります。

 

ホテル全体の統一感を持たせることもまた、デザインを設計するうえで重要となるということを覚えておきましょう。

 

ホテルの内装デザインの種類1:シンプルモダン

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内装デザインはホテルにより大きく異なりますが、お客様に好まれやすいデザインはいくつかの共通点があります。国内のホテルで多く用いられているデザイン様式を4つに大別しましたので、どのような様式なのかをみていきましょう。

 

はじめにご紹介するのは、「シンプルモダン」です。シンプルモダンは直訳すると「単純で飾り気のない、現代的」なデザインとなります。

 

直線的で無機質なデザインが多く、基調色は白が一般的、差し色も黒・グレーなどその名の通りシンプルとなっているため、多くのお客様に受け入れられやすいデザインです。

 

インテリアや小物の素材は、ガラス・金属・プラスチックなどが用いられることが多くあります。

 

内装デザインをシンプルモダンなデザインにすることで、お客様にはクールでスッキリとした印象を与えることができる一方、高級感を演出には広い空間が必要になります。よって「お客様に贅沢さを味わってもらいたい!」と考えるホテルには不向きなデザインかもしれません。

 

ホテルの内装デザインの種類2:クラシック・エレガント

iStock.com/sl-f

 

続いてご紹介するのは、「クラシック」と「エレガント」です。

 

「古典的」という意味を持つクラシックは、デザイン面においても伝統を感じさせるものが多く、創業が古いホテルや高級ホテル・シティホテルなどで採用され続けています。「優雅・上品」という意味を持つエレガントも、高級ホテルなどでの採用が多い内装デザインです。

 

両者ともディティールにこだわった繊細なデザインが多く、棚やテーブルなどの家具をはじめ、壁紙やソファークッション、壁掛けの鏡や照明など細部にこだわりを見せることで、気品を感じられる空間演出が可能です。素材選びも重要となります。

 

また、テイストは全体クリーム色やを基調としたやわらかなものから、ブラウンやゴールドを基調とした重厚なものまでと幅広い表現が可能です。

 

よって、高級感のあるホテルを目指すのであれば、クラシックやエレガントな内装デザインを取り入れるのが良いでしょう。ただし、デザイン費やインテリアの値が張ることは覚悟しておいた方が良いかもしれません。

 

ホテルの内装デザインの種類3:ナチュラルモダン

iStock.com/KatarzynaBialasiewicz

 

「ナチュラルモダン」は、エコホテルや郊外にある自然派ホテルなどで取り入れられることが多いデザインです。

 

「自然」という意味を持つナチュラルと、「現代的」という意味を持つモダンが組み合わさったこのデザイン様式は、ところどころに木や緑の温もりを感じることができ、シンプルモダン同様、流行に左右されず多くの人に受け入れられやすいデザインとなっています。

 

テイストは、淡いトーンの中に、差し色として木調の家具や観葉植物のグリーンが使われる程度で、奇抜な色味が採用されることはほとんどありません。

 

提供する食事が、自然派素材や地産地消を使用しているホテルは、ナチュラルモダンな内装デザインを採用してみてはいかがでしょうか。昨今日本でも人気が高い北欧テイストを含む、ヨーロッパインテリアに関する知識を深めたい方は、下記記事も参考にしてみてくださいね。

 

ヨーロッパのインテリアを使ったホテルが人気!北欧やフレンチテイストのホテルにするポイント

 

ホテルの内装デザインの種類4:ユニーク

iStock.com/ozgurcankaya

 

「他社には無いテイストを内装デザインに反映させたい!」と考えるホテルは、自ホテル独自の内装デザインを検討してみましょう。

 

予約が取れないと話題の海外のとあるホテルでは、壁紙・床・インテリアまで全て白一色で統一しているようです。真っ白な空間の中に色を感じられるのは人間だけとなれば、異空間・非日常感を感じずにはいられませんよね。素敵な体験デザインです。

 

また、かの有名なリゾートホテルグループでは各客室ごとにコンセプトを設定し、客室ごとに異なる世界観を演出しています。「まるで物語の世界の中にいるかのような感覚を味わえる」と人気を集めています。こんな仕掛けがあれば、別の部屋にも泊まってみたくなりますよね。

 

ただし、奇抜すぎるデザインを用いるのは注意が必要です。あくまでホテルは「快適な時間」を提供しているので、お客様に過度なストレスを与えるような空間にならないよう、心がけてくださいね。

 

ホテルの内装デザインで注意するポイントは?

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ホテルの内装デザインを考えるうえでは、どのような注意すべきなのでしょうか。3つのポイントをご紹介しますので、内装デザインの設計にお役立てください。

 

コンセプト・ブランドとマッチしているか

自ホテルがどんなホテルなのかを表すのが、内装デザインと言っても過言ではありません。

 

仮に、フードロスの削減や環境問題に真摯に向き合っているホテルであるとして、内装デザインがカラフルで色に統一感がないポップなスタイルであれば、コンセプトとのギャップにお客様は混乱してしまいます。

 

また、カジュアルなホテルブランドを打ち出しているにも関わらず、きらびやかなソファーやシャンデリアが置かれていれば、こちらもブランドとのギャップにお客様を混乱させることに繋がります。

 

よって、内装デザインの設計時には、自ホテルのコンセプト・ブランドと内装デザインの全てに統一感を持たせることを意識しましょう。

 

ターゲットとマッチしているか

たとえ自ホテルのコンセプト・ブランドと内装デザインがマッチしていると考えても、それを受け取るお客様にマッチしていなければ、狙ったターゲットの利用客が増えることはないでしょう。

 

高所得層に優雅な時間を過ごしてもらいたいと考えるホテルが、ゲーミングチェアや無人チェックイン機など、機能性に特化させた内装デザインを施した場合、セレブよりもビジネスマンに人気のホテルとなることでしょう。

 

ターゲットがズレてしまえば広告宣伝の方法が変わる、必要備品異なるなど、想定外の対応が必要となり経営に遅れを取ることになります。ターゲットともズレが無い内装デザインを設計するよう、注意してくださいね。

 

インテリアとマッチしているか

前項まででもインテリアについて多く触れてきましたが、壁紙や床などの大部分を占める内装デザインと同じように考える必要があるのはインテリアです。

 

ヨーロッパの古典様式を演出したホテルに、アメリカ製の家具が置かれている場合、目の肥えたお客様に失望されかねません。

 

機能性とデザイン性を兼ね備え、ホテルのコンセプト・ブランド・ターゲットともマッチしたインテリアを選ぶようにしましょう。下記の記事もぜひ参考にしてみてください。

 

ホテルのインテリアはどのように決まっていくの?くつろぎの空間ができるまでの流れを解説!

 

内装デザインはホテル全体の印象を決める!

iStock.com/zhudifeng

 

お客様はホテルという「建物の中で過ごす時間」を買っています。そのため、見方によっては外観デザインよりも内装デザインに力を入れた方が良いと考えることもできるでしょう。

 

ご紹介したシンプルモダン・クラシック・エレガント・ナチュラルモダンは、デザイン様式の中のごく一部です。何百にも渡るデザイン様式が存在しますので、自ホテルの求めるお客様と目指すべき姿を映し出せる内装デザインを採用するよう、検討を重ねてくださいね。

 

内装デザインの他、ホテルの印象を大きく左右するのはそこで働く従業員です。いくら見栄えが良いホテルであっても、ホテルの目指す接客ができる従業員がいなければ、魅力は半減してしまいます。

 

自ホテルにぴったりの人材を探したいということがあれば、当サイト「おもてなしHR」がお力添えできますので、ぜひ気軽に頼ってくださいね。人材・内装デザインを含め、素敵なホテル作りができるよう応援しています。

 

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