転職する際は上司に相談が必要?上司への転職相談はどう伝えるべき?

転職は新たな職場を探すのも大変なことですが、今の会社を退職することにもエネルギーが必要ですよね。円満に会社を去るには退職の意志を上手に伝えることが必要です。転職が決まる前の時点に、上司に相談は必要なのでしょうか。スムーズに転職の話を進めるためのポイントを解説します。

目次

    転職の相談を上司にするべき?

    転職しよう!と思ったとき、現在の勤務先にその旨を切り出すことは精神的なハードルになりますよね。はっきりと転職の意思表示をする前に、直属の上司に相談するべきか悩むこともあるでしょう。

     

    在職中にお世話になった相手に義理を感じるのは当然のことですが、管理職という立場の人には、転職・退職の希望者を引き止める義務があるので要注意です。伝え方によってはしつこく引き止められたり、現場が混乱することが考えられます。

     

    円満な退職をするためには、上司に事前の相談はするべきなのでしょうか。また、相談するとすればどのように伝えれば良いのかを見ていきましょう。

    転職の話を最初にするべき相手は直属の上司

    まずは、転職の話をする際の基本的なマナーは押さえておきましょう。転職確定前の相談は必ずしなければならないというものではありませんが、誰かに相談するとすれば最初に話すべきはやはり、直属の上司です。

     

    直属の上司が転職のことを何も聞いていないのにさらに上の上司に相談するのはマナー違反なので注意しましょう。退職フローを確認したい時も、直接人事に聞いてしまうと直属の上司が「監督不行き届き」と思われる可能性があります。

     

    また、先輩や同僚などは身近な仲間として何かと相談しやすい存在ですが、退職の相談を安易に持ちかけるのも良くありません。「まだみんなには秘密にしてくださいね」と伝えても、話はどこからか漏れてしまう可能性があるからです。

     

    転職の相談事は、直属の上司に打ち明けるまでは社内の人にはしない方が無難でしょう。

    上司に転職の相談は「報告スタイル」でポジティブに

    笑顔で報告

    taka- stock.adobe.com

     

    以前の相談は必須で無いとはいえ、いきなり「転職が決まったので来月で会社を辞めます!」と言い放つのは考え物です。しかし「転職したいと思っているのですが…」などの曖昧な伝え方をしたのでは「まだ意志を固めたわけではない」と思われて話が先に進みません。

     

    また、実際にはっきりと意志が固まらないうちに相談しても、自分が納得できる結論は出にくいでしょう。

     

    上司に転職の相談をするのであれば、辞める意志をしっかり固めてから報告スタイルで伝えると良いでしょう。「申し訳ないのですが、転職が決まったため来月一杯で退職します」というように、言い切るのがポイント。

     

    転職することは報告し、退職の手続きや引継ぎのスケジュールなどは相談するというイメージです。しかし、どんなにきっぱりと転職の意向を伝えても十中八九は引き止められます。

     

    そこで心がけたいのは「転職の理由をネガティブなものにしない」ということです。今の職場ではチャレンジできないことをやるため、スキルアップのためなど前向きな理由を伝えてください。引越しや家族の都合などやむを得ない理由を使うのも良いでしょう。

     

    実際は今の会社に不満があって辞めるのであっても、ネガティブな転職理由では、ほぼ各術に引き止められます。また、たとえ大きな不満があったとしてもお世話になった会社を辞めるのに、わざわざ嫌なことを伝える必要は無いでしょう。

     

    退職後のアンケートなどがあれば、残った仲間たちのために正直に書いても良いですが、不平不満は言わないことが円満退職のポイントです。

     

    引き止められない退職理由や、引き止められた場合の対処方法についての詳細は以下の記事をご参照ください。

     

    引き止めで仕事が辞められない時はどう動く?引き止められても確実に仕事を辞める方法

     

    退職の引き止めはなぜ行われる?退職ひきとめの理由や対処法を解説!

     

    引き止められない退職理由を用意して退職の引き止めを回避しよう!

    転職の相談・報告を上司にする時はタイミングが重要

    タイミング

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    転職の話をする際は、きちんとアポを取って上司と2人きりになれる場所に移動しましょう。上司の席で「今よろしいでしょうか」などと言って、そのまま転職の話をするのはNGです。

     

    周囲の人に聞かれて噂が立ったり、上司の心の準備ができていなくてきちんと対応してもらえない可能性がありるためです。また、転職の話をするタイミングは転職先が決まって最終出勤日を具体的に決められるようになってからがベストです。

     

    ただし、仕事が忙しくて退職してから転職活動をしたい場合や、労働環境が悪くてひとまず早く辞めたい!という場合はその限りではありません。就業規則を守り、退職希望日の1ヶ月~3ヵ月前程度に話すと良いでしょう。

    「相談」の段階なら上司に転職の相談するかどうかを考える

    転職活動を始めたばかりなど、本当に「相談だけ」の段階であれば、打ち明けるべきかどうか良く考える必要があります。明確な意志や方向性が決まっていない段階で相談すると、引き止められて自分がどうしたいのか分からなくなりやすいのです。

     

    また、転職や退職の相談をすることで「一度辞めようとした人」という印象が付きまとい、その後会社に居づらくなることも考えられます。

     

    心から信頼を寄せる上司で「この人に相談したい、この人からは的確なアドバイスが貰えるだろう」と思うなら別ですが、無暗に相談しない方が良い場合もあるので慎重に行動してくださいね。

    上司に転職の意向を伝える前に転職エージェントに相談してみよう

    転職を視野に入れているなら、上司に打ち明ける前に転職エージェントに相談してみましょう。キャリアや希望に一致する転職先の候補や、今の会社を辞めるタイミングなど、何かと相談に乗って貰えるはずです。

     

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