ホテル暮らしが気になる!
「ホテルで暮らしてみたい」と思ったことはありませんか?
旅行の宿泊先として定番のホテルには、非日常を味わえる空間や豪華な客室、便利なサービスなど、ホテルにしかない魅力がたくさんあります。
その一方で、ホテルでの暮らしには優雅なイメージがあり、高収入の人しか利用することができないと思っている方も少なくないでしょう。
この記事では、ホテル暮らしのメリット・デメリットから、ホテル暮らしの魅力や注意点について探っていきたいと思います。
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ホテル暮らしのメリットとデメリット
ホテル暮らしにはメリットとデメリットがあります。それぞれご紹介しましょう。
ホテル暮らしのメリット
まず、ホテル暮らしにおけるメリットには、以下のものが挙げられます。
- 家具や家電が揃っている
- 家事をする手間が省ける
- 水道光熱費の契約が不要
- インターネット利用可能
- 引越しや初期費用が不要
- さまざまな場所に住める
- 館内の施設を利用できる
- 安心で安全な環境がある
- リッチな気分を味わえる
利便性が高く気軽に生活できる環境が整っていることが、ホテル暮らしのメリットと言えるでしょう。ホテルで設定されている宿泊料金には、滞在中の光熱費やインターネット回線などの使用量が含まれています。そのため、自分で契約する必要がなく、宿泊代金以外に別途支払う費用もありません。
また、ホテルには、生活に必要な設備やアメニティなどの備品が充実しています。さらに、ホテルのスタッフが清掃してくれるので家事をする手間が省け、有料のランドリーサービスなども受けられます。
ホテル暮らしのデメリット
一方、ホテル暮らしのデメリットとして、以下のものが考えられます。
- 費用が高い、コストがかかる
- 廊下や隣室の音が響きやすい
- 乾燥しやすく喉を痛めやすい
- 室内の照明が仕事に適さない
- 自炊ができず外食が多くなる
ホテルは本来、ゆっくりと睡眠を取るための場所です。そのためロビーや室内の照明が抑えてあることが多く、仕事には適さないホテルもあります。
また、ホテル暮らしでは外食が増えます。食費がかかるだけでなく、栄養バランスも偏りやすくなってしまうので注意が必要です。
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ホテル暮らしの注意点
メリットの多いホテル暮らしですが、ホテル暮らしで注意すべきこともあります。ご紹介しましょう。
持ち込める量には限りがある
選ぶ客室にもよりますが、ホテルの客室はそれほど広くありません。ホテルにたくさんの荷物を持ち込んでしまうと、別のホテルに移動する際に不便です。
そのため、私物が多い人は積極的に減らす必要があります。どうしても減らせないものがある場合は、実家に置いてもらったり、レンタル倉庫や荷物の預かりサービス利用なども検討してみましょう。
宿泊者以外は入ることができない
ホテルは宿泊者のみが利用できる場所です。そのため、友人や知人はもちろん、たとえ家族であっても部屋に招くことはできません。必要がある場合は、ホテルのラウンジやホテル以外の場所で会うようにしましょう。
住民票の登録ができない場合もある
住民票は居住の証明であり、各種行政サービスを受け取るために必要な書類です。そのため、ホテル暮らしにおいては、ホテルの住所を住民票に登録したい方もいらっしゃるでしょう。
しかし、数週間程度の滞在ではホテルの住所を住民票に登録することは難しく、半年~1年以上の場合でも住民票の登録住所として認められないケースもあります。
ホテル暮らしを考えるなら、メリット・デメリットを把握しておこう!
新型コロナウイルス感染症の流行により、私たちの生活や働き方は大きく変化しました。そんな中、ホテル暮らしという生活スタイルが注目され、ホテル側もさまざまな取り組みを行っています。
当然のことですが、ホテルでの暮らしにはメリットだけでなくデメリットもあります。そのため、ホテル暮らしを検討するのなら、メリット・デメリットの両面を把握したうえで判断することが大切です。
ここでご紹介した内容を踏まえ、ご自分の生活スタイルに合った「ホテル暮らし」を考えてみてくださいね!