日常的にスノボを楽しみたいなら移住がおすすめ
数あるウィンタースポーツの中でも人気のあるスノーボード(スノボ)。中には、冬になると必ずスキー場へ滑りに行くというほどスノボ好きの人もいるのではないでしょうか。
スキー場がある地域にもともと住んでいるのであれば、自分の好きなタイミングで、そこまでのお金や手間をかけずにスノボを楽しめるでしょう。しかし、雪がほとんど降らない地域に住んでいると、スキー場に行くまでに時間やお金がかかってしまいます。
そんなスノボ好きな人におすすめしたいのがスノボ移住です。スノボ移住とは、スノボができるスキー場の近くに移住することです。スキー場の近くに移住することで、移住前よりも思う存分スノボを楽しめるようになります。
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スノボ好きな人がスキー場の近くに移住するメリット
ここでは、スノボ好きな人がスキー場の近くに移住するメリットを確認しておきましょう。
いつでも気軽にスノボを楽しめるようになる
スキー場の近くに移住することで、スノボなどのウィンタースポーツを日常的に楽しめるようになるでしょう。
さらに、スキー場にも短時間で行けるので、移住前よりも長くスノボを楽しむ時間を確保できます。ときには、仕事終わりにひと滑りといった楽しみ方もできるかもしれません。
スノボの回数が増えれば上達速度の向上も期待できる
スキー場の近くに住んでいると、仕事が休みの日以外にも、仕事終わりなどのタイミングで訪れることができるかもしれません。
1シーズンのうちに滑る回数が必然的に増えていくので、より早いスノボの上達が期待できるでしょう。
自然を感じられる機会が多くなる
山の傾斜を利用して作られるスキー場は、雪がたくさん降る自然豊かな場所に立地していることがほとんどです。
スキー場の近くに移住することで、自然を感じられる機会が多くなるでしょう。冬の雪景色はもちろんのこと、春や夏には青々とした山の景色、秋は紅葉など四季折々の自然を満喫できます。
オフシーズンには夏のアクティビティを楽しめる
雪が降らない時期は放置されていると勘違いされがちなスキー場ですが、最近はオフシーズンならではのアクティビティを用意するなど、多くの施設が有効活用されています。
たとえば、ハイキングや登山、ジップラインなどのさまざまなアクティビティを楽しむことができるようです。
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スノボを仕事にして移住するのもひとつの方法
スノボを楽しむためにスキー場の近くに移住することにはさまざまなメリットがあることがわかりましたが、せっかく移住するのであれば自分の好きなことを仕事にして移住をしてみてはいかがでしょうか。
スノボが好きなら、スノボ関係の仕事をするために起業をするという手もあります。たとえば、スノボの腕前に自信があるなら教室を開校し、インストラクターとして生徒に教えるのもよさそうです。
また、スノーボード用品を取り扱うショップを開業してショップ店員になるのもよいかもしれませんね。
スノボ移住をするならUIJターン補助金の活用を検討しよう
スノボ移住をすることを考えているなら、UIJターン補助金の活用を検討するとよいでしょう。なぜなら、地方移住をすると補助金をもらえる場合があるからです。
世帯の状況や所在地によって支給条件や金額などが異なりますが、補助金をもらえるだけでも移住にかかる費用や起業をする場合の費用に活用することができるでしょう。
たとえば、UIJターンをする際に利用できる補助金には、大きく分けると国と地方自治体による2つの支援があります。ここでは、それぞれの支援内容を確認しておきましょう。
国による支援金
国による支援は、移住支援金と起業支援金の2つがあります。
【移住支援金】
移住支援金は、東京23区に在住または通勤している方が東京圏外へ移住して起業・就業する際に支援金を支給する事業です。
この支援事業では、世帯の場合が最大100万円、単身の場合は最大60万円が支給されます。国による支援制度ですが、地方公共団体が主体となって実施するため、開始時期や支給額などは地方公共団体によって異なります。
【起業支援金】
起業支援金は、地域の課題に取り組む社会的企業を新たに起業する方を対象にした支援事業です。
都道府県が選定する執行団体が計画の審査や事業立ち上げに向けた伴走支援を行いながら、起業などに必要となる経費の2分の1に相当する額を支給してくれるそうです。
出典:移住支援金/地方創生
出典:起業支援金/地方創生
地方自治体による支援金
地方自治体の中には、以下のような支援を導入しているところがあるようです。
- マイホームの取得を支援
- 住宅リフォームを支援
- 家賃の一部を補助
これらはあくまで一例であるため、各地域の支援金の詳細を知りたい場合は、それぞれの自治体の移住ポータルサイトなどを確認するようにしましょう。
特色のあるUIJターン補助金制度を実施している地方自治体
ここでは、特色のあるUIJターン補助金制度を実施している地方自治体を確認しておきましょう。
北海道ニセコ町
豊かなパウダースノーが特徴の北海道ニセコ町では、起業や事業継承などをする際にかかる工事費の補助を行っています。
たとえば、ニセコ町内で新しいお店を出店したり既存のお店を拡張したりする場合に利用できます。
補助対象経費となるのは、改築・増築・新築にかかる工事費です。1事業あたり100万円以内で補助してもらえます。
出典:ニセコ町にぎわいづくり起業者等サポート事業助成制度/ニセコ町
富山県南砺(なんと)市
富山県の南西端に位置する南砺市では、市に新たに転入する方の暮らしを応援するために「住みたい南砺応援金制度」を実施しています。
市外に5年以上住んでいた方や5年以上南砺市で住み続ける意思のある方など、交付対象にいくつかの要件が設けられています。要件を満たせば、以下のような補助を受けられます。
- Uターン応援金:10万円(3年間)
- IJターン応援金:5万円(3年間)
- ウェルカム応援金:5万円(1年間)
なお、利用する応援金によって対象年齢が異なるので注意が必要です。
鳥取県鳥取市
鳥取県の東部・因幡地方に位置する鳥取市では、UIJターンの移住をサポートする支援制度も充実しています。
たとえば、Uターンをして鳥取市内で就職活動をする人に交通費の一部を補助する制度、若者夫婦、子育て世帯に対する補助などを実施しています。
出典:鳥取市Uターン者就職活動 交通費支援事業補助金(概要)/鳥取市
出典:鳥取市ふるさとでの新しいライフステージ支援事業補助金/鳥取市
地方自治体のUIJターン補助金制度を活用してスノボ移住を検討しよう
スノボを楽しむためにスキー場の近くに移住することには、さまざまなメリットがあります。
せっかく移住するのであれば自分の好きなことを仕事にして移住をしてみてはいかがでしょうか。スノボが好きなら、スノボ関係の仕事をするために起業をするのもひとつの方法です。
スキー場のある地域を含め、今では多くの地方自治体でUIJターン補助金制度を用意しています。
UIJターン補助金を活用することで起業にかかる費用を抑えることができるので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
スノボ移住を成功させるためにも、まずは気になっている地域のUIJターン補助金制度を調べてみましょう。