そもそもホテルはどんな人材を求めてる?
ホテルの職務経歴書の自己PRを作成する前に、そもそもホテルはどのような人材を求めているのでしょうか?
当サイト「おもてなしHR」に掲載されている求人情報から、求める人材についていくつかピックアップしました。
下記を参考に、アピールできる強みを探ってみましょう!
- ・日常会話/ビジネスレベルの英語力を持っている人
- ・接客経験がある人
- ・積極的に行動しようとする人
- ・元気にあいさつができる人
- ・自然な笑顔でコミュニケーションが取れる人
- ・人と接する仕事が好きな人
- ・人を喜ばせることが好きな人
- ・夜勤勤務が可能な人
- ・まちづくりに興味がある/好きな人
- ・プロを目指して努力できる人
- ・責任感を持って取り組める人
- ・チームで仕事に取り組める人
- ・主体性をもって仕事に取り組める人
- ・経営に興味がある人
自己PRでは、応募先ホテルの求める人材にピンポイントでマッチさせられるかが勝負です。
ホテルの採用担当者に「欲しい!」と思ってもらえるように、職務経歴書を作成していきましょう!
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
【書き方・例文】ホテルの職務経歴書の自己PR
職務経歴書の自己PRは、履歴書の内容と多少被ってしまっても問題はありません。
ただし、全く同じ内容はNGです。履歴書に入らなかったことを盛り込んだり、より具体的に書いたりと変化をつけましょう。
また、職務経歴書は文字数が多くなってしまいがちです。採用担当者が見やすいように作ることを第一に考えてくださいね。
では、職務経歴書の書き方を例文付きで2パターン紹介します。
書き方①
1つ目は、文章で伝える一般的なパターンです。
ストーリーで伝えられるため、「人柄」を強くアピールしたいときに向いています。
【例文】
現在、私は○○ホテルでレストランサービススタッフとして働いています。私のモットーは基本のことでも徹底して努めることです。
お客様同士の会話が弾んでいるときは邪魔をしないように食事を提供したり、静かに食事を楽しんでいるときは雰囲気に合わせて穏やかな声色で話しかけたり、当たり前と思われることをしっかり成し遂げることを念頭に置いて勤めています。
お客様からは「配慮が感じられて居心地の良さが増した」とお声をいただくこともあれば、「電話対応の印象が良かったのでこのレストランを予約した」とお話ししてくださったこともありました。
今後は、多様なお客様と出会いたいという気持ちから、規模の大きい貴ホテルにて、これまでの業務経験をいかして多くの方に喜び・感動を与えていきたいと思っております。
書き方②
2つ目は、箇条書きで伝えるパターンです。
強みが伝わりやすいため、「スキル・経験」を強くアピールしたいときに向いています。
【例文】
貴ホテルのホームページにて事業計画と方針を読み、貴ホテルのフロントスタッフとして役立つと感じた経験とスキルを列挙します。
◇接客・販売経験
➡立ち居振る舞い・言葉遣いなどのビジネスマナーや接客用語を習得。お客様に快適な時間・充実したサービスを提供できるよう気配りに努める
➡英語での対応が可能
◇在庫管理業務
◇清掃業務
◇マネージャー補佐業務
➡代理としてスタッフ全員への業務指示・声がけや業者との交渉をおこなう
▼ホテルの職務経歴書の書き方はこちらをチェック!
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【採用ポイント】ホテルの職務経歴書の自己PR
ホテルの内定を勝ち取るためにも、職務経歴書の自己PRを作成する際は、以下のポイントを参考にしてください。
ホスピタリティが感じられる内容にする
ホテルは人柄が重視される業界です。
そのため、自己PRでは、
- ・相手を思いやって起こした行動
- ・自分が起こした行動で誰かの役に立てた経験
- ・自分が起こした行動で喜んでもらえたエピソード
など、おもてなしの心が備わっていることを積極的にアピールしましょう。
経験がなくとも、ホスピタリティに対する自分なりの考えを用いてもOKですよ。
丁寧さ・正確性を重視する
ぱっと見で職務経歴書のレイアウトがいまいちだと、「だらしない」「仕事も雑に扱いそう」と思われるおそれがあります。
ホテルは丁寧な仕事が求められる場所です。第一印象が悪いと、その時点で不採用となってしまうかもしれません。
職務経歴書もいわば業務のひとつです。与えられたことに対して、漏れなく遂行できるかどうかが見られています。
また、手書きの場合は字にも気をつけましょう。
受けるホテルに応じて内容を変える
先述した通り、自己PRは「応募先ホテルが求める人材」に合致するように作成することが望ましいです。
同じホテルでも各々コンセプトや方針は異なりますよね。求める人材もさまざまです。
応募先のホテルに魅力を感じてもらわなければ、どれだけ質が良い自己PRでも損な結果を得てしまいます。
企業研究を念入りにおこない、企業が求めているものをきちんと理解した上で臨みましょう。
職歴から自己PRを抜き出すと説得力が増す
自己PRを書くときは、自身の職歴を参考にすると作成しやすいです。
職歴からアピールポイントを抜き出すことで、職歴が自己PRの根拠となるため、説得力を持たせられます。
具体性・オリジナル性を出すことにもつながりますよ。
職務経歴書が不安……。ホテルに転職をお考えの方は
ホテルに転職をお考えの方は、当サイト「おもてなしHR」にお問い合わせください!
内定獲得まで、充実したサポートを無料で受けられます。
職務経歴書や履歴書を企業に提出する前に、転職のプロに目を通してもらえるため、不安も軽減できるはずですよ。
求人紹介のサポートもおこなっていますので、「落ちたときのために求人をキープしておきたい」「応募範囲を広げて採用の可能性を高めたい」方も、ぜひご活用ください。