リゾートホテルの特徴3選
リゾートホテルはシティホテルやビジネスホテルとはどのような違いがあるのでしょうか。どういったホテルがリゾートホテルに分類されるのか、特徴を見てみましょう。
立地場所が観光地
リゾートホテルは観光旅行のための滞在を提供するホテル。就職・転職すると、観光地で働くことになります。
南国や離島、山奥といった自然が美しい場所や、海水浴場、スキー場、テーマパークの近くを中心に存在しています。各観光施設と提携しているホテルが多いことも、リゾートホテルの特徴と言えるでしょう。
設備・サービスが充実している
設備・サービスは高級路線のシティホテルと同等であることが一般的。
また、シティホテルと同じく、ドアマンやベルボーイを配置して手厚いサービスを提供しているホテルが多いでしょう。リゾートホテルで働くのであれば、一流のホスピタリティが必要です。
客層は家族連れやグループ、カップルなどが中心
シティホテルやビジネスホテルには、出張など、働く目的で利用するお客様が多く見受けられます。
一方、シティホテルに滞在するお客様の目的は主にレジャー。そのため、客層は家族連れ、グループ、カップルなどが中心です。
ワーケーションでの利用など、ビジネス目的でのお客様も増えつつありますが、プライベートで遊びに来ているお客様が大半でしょう。
雰囲気が開放的
リゾートホテルは高級路線でも対応がフレンドリーだったり、スタッフのユニフォームがアロハシャツだったりと、開放的な雰囲気を演出している場合があります。
肩ひじ張らずにリラックスして楽しめることも、リゾートホテルの特徴なのですね。
イベントが多い
自然豊かな立地場所や近隣の観光資源をいかして、さまざまなイベントを開催しているリゾートホテルもあります。
たとえば、スキー教室やトレッキング、ナイトハイキングといったアクティビティやクリスマスパーティー、子どもを対象とした工作教室などが挙げられます。
このようなイベントにスタッフとして参加することは、リゾートホテルで働く人ならではの楽しみではないでしょうか。
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リゾートバイトの仕事内容は他のホテルと違う?
ホテルの仕事として代表的なものはフロント・ベル・レストランなどでの接客や、調理、客室清掃などです。
リゾートホテルの場合はこれらに加えてプールの監視員やエステティシャン、マッサージ師、アクティビティのインストラクターといった仕事も多い傾向にあります。
業務内容そのものはシティホテル・ビジネスホテルと大きな違いはありません。しかし、接客に対する心構えはビジネス利用のお客様が利用するホテルとはやや異なります。
丁寧で気持ちの良い接客を提供するという点は共通ですが、リゾートホテルのお客様は観光を楽しみに来ているため、明るさや笑顔、親しみやすさが特に重要と言えるでしょう。
また、悪天候で予定していた観光スポットに行けなくなった、タクシーがなかなか捕まらないといったことをフロントに相談するお客様も居るため、臨機応変な対応を求められる機会が多いのです。
案内にもたつけばお客様の観光プランが希望通りにいかなくなり、失礼な対応をすればバカンス気分が台無しになってしまいますよね。
リゾートホテルの仕事においては、通常のホテル業務をそつなくこなすだけでなく、お客様の楽しみに寄り添った対応が必要なのです。旅を楽しむ心を持っている人に適した職場ではないでしょうか。
なお、以下の記事では転職成功者へのインタビューを掲載しています。ぜひご一読ください。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
住み込みのリゾートホテルで働くメリット
リゾートホテルは山のふもとや離島、港町などに立地していることが多く見受けられます。景観が良く、非日常を味わえる場所ですが、通勤は困難でしょう。そのため、従業員向けの寮を用意しているリゾートホテルは少なくありません。
住み込みのリゾートホテルに就職・転職するメリットを見ていきましょう。
現在の居住地に関係なく応募できる
就職先・転職先を選ぶ際、ほとんどの場合は自宅から通勤できるかどうかを考えますよね。しかし、寮付きのリゾートホテルであれば現在の居住地を気にせず応募できます。
就業後の生活拠点だけでなく、面接時の交通費や引っ越し費用も負担してくれる場合もあるので、思い切って新天地に飛び出して行けそうですね。
また、寮はホテルの近くに作ることが一般的です。不規則なシフトでも、電車の時間を気にせず働けるでしょう。
観光地を満喫できる
リゾートホテルの周りには、観光スポットが盛りだくさんです。トレッキングやマリンスポーツ、温泉巡りなど、休日には羽を伸ばして思い切り楽しめるのではないでしょうか。
また、地域の観光地に足を運ぶことで、お客様からの質問に答えられるようになる、お客様の好みに応じた観光スポットを提案できるようになるはず。
自分自身が楽しんだ経験を、お客様に伝えられるのは大きな魅力です。
貯金しやすい
ホテルによっては無料や格安で寮に入れる、無料のまかないが付いている場合があります。家賃や水道光熱費、食費がほとんど掛からないのでお金がたまりやすい点はメリット。
また、寮生活では電車の時間を気にしなくて良いため、割増賃金が発生する深夜のシフトも安心して働けますよね。大きく稼いで貯金を増やしたい!という人には特におすすめです。
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以下の記事では、リゾートホテルで働きたい方に向けて役立つ情報を紹介しています。併せてご参照ください。
住み込みリゾートホテルで働く際の注意点
住み込みのリゾートホテルで働くことにはさまざまなメリットがある半面、注意したいポイントもあります。就職・転職の前に理解しておきたいデメリットを見ていきましょう。
相部屋になるかもしれない
リゾートホテルの寮は個室を使える場合もありますが、相部屋も少なくありません。特に、短期間のリゾートバイトではその傾向が強く、5.6人のルームメイトが居ることも考えられます。
人によっては共同生活を楽しいと感じるかもしれませんが、プライバシーの確保は難しいのではないでしょうか。また、物音や話し声に注意して暮らさなければなりません。
寮付きのリゾートホテルに応募する際には、寮が何人部屋なのかをよく確認し、自分に向いているところを探しましょう。
私生活が不便かもしれない
リゾートホテルが寮を設けるのは、通勤に不便なエリアであるからです。そのようなエリアにはコンビニエンスストアやスーパーなどもなく、私生活に不便を感じやすいかもしれません。
ただし、送迎バスに乗せてもらえるホテルや、タクシーの往来が多い地域もあります。遊びに行きたい、買い物したいという時にどのような移動手段があるのかを確認しましょう。
寮に「あたり・はずれ」があるかもしれない
ホテルの寮には「あたり・はずれ」が存在します。リフォーム済みのきれいな寮もあれば、すきま風が吹くような寮もあるでしょう。また、同じホテルの寮でも新しい棟と古い棟があったり、Wi-Fiが使えたり使えなかったり。建物や設備に差があるかもしれません。
建物・設備だけでなく寮生活の規則もホテルによってさまざま。リゾートホテルで働こうと考えるのは、旅好きの自由人ではないでしょうか。そういうタイプの人が規則の厳しい寮に入ると、窮屈さを感じてストレスになるかもしれません。
以下の記事では、住み込みで働くことのメリット・デメリットについて解説しています。併せてご一読ください。
リゾートホテルの求人情報を見てみよう
リゾートホテルで働く場合、どのような仕事があって給料はどのくらいなのでしょうか。おもてなしHRが掲載しているリゾートホテルの求人情報を見てみましょう(2023年4月時点の情報)。
香川県のリゾートホテル・宿泊予約スタッフ
瀬戸内海の島に位置する、あるリゾートホテルでは宿泊予約スタッフを募集しています。このホテルは館内各所にアート作品が設置されていることが特徴で、国内外から多くのお客様が訪れるのだそう。
具体的な業務内容は、一般のお客様や旅行会社からの予約受付や管理です。海外からのお客様に対応する機会も多く、語学力が求められます。
雇用形態は正社員で、給与は月給20万円〜27万9000円。格安の社員食堂や、資格取得支援制度があるなど、福利厚生も充実しています。
三重県のリゾートホテル・レストランサービススタッフ
2023年に三重県で新規オープンする、あるリゾートホテルではレストランのサービススタッフを募集しています。
接客やオーダー取り、レジ対応などのレストランサービス全般に加え、お客様の送迎やアクティビティの運営などにも携わるとのこと。ホテルの新規オープンに、1から携われることは貴重な経験となるでしょう。
雇用形態は正社員で、給与は年俸315万円〜345万円。定年退職後の再雇用制度もあるので、長く働きたい人におすすめです。
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