ホテル業界のボーナス事情が知りたい!ボーナスはいつもらえる?いくらくらい?

求職活動を進めるにあたって、月収や年収などの収入は、だれもが気にすることでしょう。労働条件を知るにあたり、求人票の中でまっさきに確認する事項かも知れません。しかし、毎月の給料だけでなく、ボーナスも重要なポイント。ボーナスは、支給の有無や支給額に企業ごとで大きな違いがあります。ホテル業界ではどうなっているのか、詳しく見ていきましょう。

もうすぐ夏のボーナス!ホテル業界のボーナス事情が知りたい

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ホテル業界への就職や転職を考えている方の中には、ボーナスがもらえるのかもらえないのか、支給額はいくらなのか、といったボーナスに関わる事情が気になっている方は多いはずです。

ボーナスがいつもらえるのかが気になっている方もいるかもしれません。

ホテル業界のボーナス事情について詳しく見ていきましょう。

ホテル業界のボーナス事情

求職活動を進めるにあたり、ボーナスの有無は応募するかどうかの判断基準のひとつ。

月給のほかにボーナスがあれば、生活にゆとりがうまれたり楽しみが増えたりするものです。できれば、ボーナスが支給されるホテルで働きたいと思いますよね。

ボーナスの支給は、法律で定められたものではありません。支給するかどうかは、企業の規定によるもので、金額や回数についても企業が独自に決めています。

厚生労働省による調査では、2023年の夏季賞与を支給した企業は全体の65.9%、年末賞与を支給した企業は全体の69%となっています。

6割から7割の会社がボーナスを支給しているということを考えると、ボーナスが支給されるホテルを探すのは決して難しいことではないでしょう。

ただし、ボーナスは業績に応じて支給されるものです。業績が悪化したり十分な利益が出なかったりした場合には、支給されないことがあるのです。

ホテル業界は、社会情勢や景気に左右されやすい傾向があります。実際に、新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年頃は、ボーナスの支給がなかったり支給額が減ったりしたホテルがあったようです。

外国人観光客の受け入れが緩和されたことで、ホテル業界の景気は回復傾向にあります。ボーナスの支給が復活したというホテルもあるようですが、必ず支給されるものではないことを心得ておきましょう。

また、ボーナスの有無や支給額は、ホテルの規模やランクによっても異なります。ボーナスを重視してホテルを選ぶのであれば、規模・ランクにこだわって応募先を選ぶと良いでしょう。

ホテルのボーナスはいつ支給される?

ホテル業界に限らず、ボーナスが支給されるタイミングは夏と冬であることが一般的です。

支給回数は企業によって異なりますが、夏と冬の2回、夏か冬のいずれかということが多く、中には、年3回という企業もあるようです。

支給月や支給日についても企業によってさまざまですが、夏は6月下旬から7月上旬頃、冬は12月中に支給されることが多いようです。

ホテルの求人を見ても、ほとんどの求人で夏のボーナス支給は6月か7月、冬のボーナス支給は12月と記載されています。

参考:毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等/厚生労働省
毎月勤労統計調査 令和5年9月分結果速報等/厚生労働省

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ホテル業界でボーナスが高いホテルは?

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ボーナスの支給があるのか、いつ支給されるのかだけでなく、いくらもらえるのかも大事な話です。支給額は業績によって変動するものでもありますが、多い方がよいというのが本音でしょう。

ボーナスを期待したいのであれば、ボーナス額が高い傾向にあるホテルを選ぶことも重要です。どのようなホテルが該当するのか見ていきましょう。

外資系ホテル

外資系のホテルは、ラグジュアリーな施設で宿泊料金が相場より高いことが多く、ボーナスの支給額も高い傾向にあります。また、年功序列が重視される日本企業とは違い、実力・実績が評価される成果主義であることが多いようです。

経験やスキルがあれば、勤続年数にかかわらず短期で給与が上がり、それに伴ってボーナスの支給額も増額される可能性があります。

鉄道グループ系ホテル

鉄道グループ系のホテルは、豊富な資産をいかしたリゾート開発や、ラグジュアリーホテルの運営を進めています。

客単価が比較的高いため、売上も高く、給与は高水準であることが多いと言われています。

ホテル以外のさまざまな事業も展開しているため、安定した利益を得られることも特徴です。

ただし、鉄道系グループの場合、昔ながらの体制が残されていたり、従業員数が多かったりすることから、短期間で支給額が大幅に上がるということは少ないようです。

なお、ホテル業界のボーナス事情について詳しく知りたいという方は、宿泊業界特化の転職支援サービス「おもてなしHR」にご相談ください。

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ホテルの求人からボーナスについて見てみよう!

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ホテルのボーナス事情は、求人情報から知ることができます。おもてなしHRに掲載中の求人では、ボーナスについてどのような記載がされているのかを具体的に見てみましょう。(2024年6月時点)

大手グループのホテル

2020年に大阪に開業した大手グループが運営するホテルでは、正社員のフロントスタッフを募集しています。

完全週休2日制で、残業は月平均15時間と少なめで、働きやすさが魅力のホテルです。

月給は17万4300円〜35万1400円で、交通費や時間外手当が別途支給されます。昇給は年1回あり、等級に応じて月給が上がります。

ボーナスの支給は7月と12月の年2回。業績に応じて支給され、2022年度は年間1カ月分、2023年度は年間2カ月分支給された実績があるようです。

外資系グループのホテル

ユニークなホテル創りがコンセプトの長崎にあるホテルでは、正社員のマーケティングマ―ネジャーを募集しています。

業績目標の達成に向けたプロモーション立案やターゲット分析、プランの作成など、充実感とやりがいのある業務を担当します。

月給は40万円〜45万円。役職者のため時間外手当は対象外となっていますが、借り上げ社宅や賄いがあったり、退職金制度があったりと、福利厚生が充実しています。

ボーナスの支給は6月と12月の年2回で、2023年には年間4.25カ月分が支給された実績があります。マネージャーの年収例は650万円〜720万円となっており、高収入が期待できる求人です。

新規オープンのリゾートホテル

2024年3月に岐阜県にオープンした会員制リゾートホテルでは、レストランサービススタッフを募集しています。

会員制であるため、お客様一人ひとりと長いお付き合いができるのが特徴です。お料理の好みやご趣味、記念日、家族構成などの情報をデータ化し、お客様の人生に寄り添う質の高いサービスが提供できる環境が整っています。

手厚い研修やサポートがあったり年間休日数が120日であったりと、働きやすさが魅力の求人です。

月給は23万5100円〜37万4600円で、交通費、時間外手当、住宅手当が別途支給されます。

ボーナスの支給は7月と12月の年2回です。新規オープンのため過去の実績はありませんが、同グループのホテルでは年間4.5カ月分が支給された実績があります。

なお、ボーナスの支給額の基にされるのが「月給」か「基本給」かは、ホテルの規定によって異なります。詳しい支給額は就業規則などを確認するようにしましょう。

また、ボーナスが支給されるホテルで働きたいという方は「おもてなしHR」にご相談ください。過去の実績などを参考にして、ボーナス額が期待できる求人を紹介させていただきます。

ボーナスがもらえるホテルで働きたいなら「おもてなしHR」に相談しよう

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薄給と言われることが多いホテル業界ですから、ボーナスがもらえるかどうかは重要な要素ですよね。

業績などに左右されるものであるため必ずもらえるものではありませんが、ボーナスを支給しているホテルは少なくありません。

求人を探す際には、ボーナスの支給について記載があるか、過去の実績があるかをチェックしましょう。

また、ボーナスの支給額は基本給をベースに計算されるため、ボーナスの額が気になる場合は、月給にも注目するようにしてくださいね。

ボーナスがもらえるホテルで働きたいという方は「おもてなしHR」にご相談ください。

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