ベルボーイ・ベルガールにはどのくらいの英語力が必要?
ホテルで働くスタッフのほとんどには、ある程度の英語力が求められています。
そのなかでも、常にホテルのロビーや玄関でお客様の対応をしているベルスタッフは、一定以上の英語力が必要な業務の一つでもあります。
ホテルのタイプによって必要な英語スキルのレベルに違いはありますが、とりわけ都心部・空港付近・有名な観光地周辺にあるホテルは、多くの外国人観光客が滞在する可能性があるので、より高度な英語力が必要でしょう。
さらに、ベルスタッフは外出するお客様から、ホテル周辺にあるオススメの場所を尋ねられる機会も豊富です。
そのため、ご案内の方法や周辺の地理関係も覚えておいたほうが良いかもしれません。お客様からの質問にも迷いなく答えることが求められるので、ベルボーイの英語力は必要不可欠でしょう。
お出迎え:ベルボーイ・ベルガールに必要な英語力
ベルスタッフの仕事は、主にドアマンから引き継いだ後からが出番です。お客様のお出迎えをする際に、必要最低限の英語をご紹介します。
Good morning (afternoon, evening), madam/ma’am/sir.
おはようございます。(こんにちは、こんばんは)
Welcome to the 〇〇 Hotel.
〇〇ホテルへようこそ。
Will you be checking in to our hotel today ?
チェックインでございますか?
荷物の運搬:ベルボーイ・ベルガールに必要な英語力
お客様の荷物を運ぶことも、ベルスタッフの欠かせない仕事です。スムーズなやり取りができるよう、必要な英語力を磨きましょう。
Do you have any other luggage ?
他にお荷物はございますか?
How many bags do you have in all ?
全部でお荷物はいくつございますか?
Let me take your luggage for you.
お荷物をお持ちいたします。
客室への案内:ベルボーイ・ベルガールに必要な英語力
お客様を客室へご案内する際は、高いコミュニケーション能力や接客マナーが必須です。ホテルならではの「おもてなし」も英語で表現できるよう、最低ラインの英語はおさえておきましょう。
Shall I carry your luggage up to your room ?
お荷物をお部屋にお持ちしましょうか?
I will escort you up to your room.
私がお部屋までご案内いたします。
Where would you like your luggage placed ?
お荷物はどちらに置きましょうか?
May I leave your luggage here ?
お荷物はこちらに置いてもよろしいでしょうか?
Please enjoy your stay with us.
ごゆっくりお過ごしくださいませ。
ベルボーイ・ベルガールの英語力がホテルの印象につながる
ベルスタッフは「ホテルの顔」として、非常に重要な役割を担っています。お客様のお出迎えからお見送りまで、お客様がホテルに対して抱く最初と最後の印象を、ベルスタッフが左右するのです。
海外のお客様に気持ちよくホテルに滞在してもらうためには、ベルスタッフの英語スキルが鍵を握っていると言っても過言ではありません。
これからベルスタッフを目指す方は、少しでも日々英語に触れる時間を持ったほうが良いでしょう。
今回はベルボーイ・ベルガールの接客英語を紹介しましたが、ほかの部署にいる場合の接客英語について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてくださいね。