働く上で知っておきたい一の俣温泉の特徴
一の俣温泉は、山口県下関市豊田町一ノ俣に位置します。地名は「一ノ俣」ですが温泉地のことは「一の俣」と表記します。
1913年から、独特のぬめりのある泉質で人々を癒やし、温泉情報誌や温泉評論家からも高い評価を得てきたそう。ここでは、一の俣温泉の概要や特徴について解説します。
一の俣温泉の概要とアクセス
森林と田園に囲まれた一の俣温泉は、夏には蛍が飛び交う自然豊かな温泉地です。
公共交通機関でのアクセスは、最寄りのJR小月駅からバスで約60分で到着します。車の場合は中国自動車道の小月IC、もしくは美祢で降りて、それぞれ約40分の距離です。
ルートによっては険しい道もあるようなので、慎重に運転してくださいね。
一の俣温泉の歴史
1877年に温泉開発が着手された一の俣温泉ですが、本格的に開発が進んだのは第二次世界大戦の後だそうです。
1963年に源泉組合ができ、1966年に民間企業による温泉の経営がスタートしました。その後多くの旅館や公衆浴場ができましたが、次第に減少し現在は数件の宿が営業中です。
一の俣温泉の泉質
一の俣温泉の泉質は、アルカリ単純硫黄温泉です。独特のぬめりが強く、肌に絡みつくような感触で、1度入るとファンになる人が多いのだそう。
また、高アルカリで石鹸と同じく肌の角質を分解する働きがあるため「湯上りはつるつるの肌になれる」と評判です。アトピーや尋常性乾癬、慢性湿疹など、皮膚病の改善にも効果があるといわれています。
一の俣温泉の周辺観光地
一の俣温泉付近で人気のスポットといえば「一ノ俣桜公園」で見られる水没林です。この公園にはダム湖があり、水中から木が生えているという幻想的な光景を望めます。
水がとてもきれいに澄んでおり、風のない日などには水面が鏡のように見え、さらに神秘的な雰囲気になるのだそう。
SNS映えスポットとしても注目されていますが、晴天が続くと水が干上がってしまうので、水没林の見え方は天気次第です。前後の天気を確認して行くと良いでしょう。公園までのアクセスは、温泉地から車で5分ほどです。
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一の俣温泉の旅館・ホテルでの働き方
こぢんまりとした温泉地である一の俣温泉。宿泊施設は数軒のみです。
軒数は少ないながらも、高級感のある立派な施設が営業しているため、時期によっては求人情報が見つかるかもしれません。素晴らしい泉質を誇る一の俣温泉の宿泊施設は、和風ホテルが中心。和食調理や仲居といった職種で募集がかかる可能性があります。
スキルやホスピタリティをみがきながら、求人情報をこまめにチェックしてくださいね!
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心穏やかなひとときを提供する一の俣温泉で働こう!
一の俣温泉の周辺には温泉施設以外の建物は少なく、広々とした青空が拝めます。
また、周囲に広がる田んぼも、初夏には水をたたえた一面の緑、秋には黄金色の絨毯となって心を和ませてくれるでしょう。「自然に囲まれた静かな温泉地で働いてみたい!」という方は、一の俣温泉周辺で働くことを考えてみてはいかがでしょうか。
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