大分県国東市ってどんなところ?
大分県国東市は、国東半島のおよそ東半分を占める地域です。2023年7月末時点で、人口は2万5882人となっています。
温暖で雨の少ない気候に恵まれているため、豊かな自然を有しているのが特徴。国立公園や自然公園、国指定名勝に指定されるなど、多くの自然に囲まれています。
また、市内のいたるところに寺院や神社が点在していることから、「仏の里くにさき」と呼ばれることもあるようです。
さらに、国東市には大分の空の玄関口である大分空港があるため、交通のアクセスがよいという一面もあります。
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国東市で暮らす魅力
自然が多く、仏教文化が色濃く残る国東市。ここでは、そんな国東市の魅力をご紹介します。
海の幸が豊富
国東市は瀬戸内海に面した立地なので、海の幸が豊富です。太平洋の温かい海水と瀬戸内海の栄養豊富な海水の影響を受けた海域の豊後水道で獲れた魚は、身が引き締まっていて新鮮だと評判なのだとか。
特に太刀魚がよく獲れ、肉厚でコリコリとした歯ごたえのある食感、脂がのった甘みのある味が楽しめるとして人気です。
文化財の宝庫
国東市は、国・県・市指定の有形・無形の文化財の数において、大分県でもトップクラスを誇ります。指定以外の文化財においても、信仰の対象となったたくさんの石造物が点在しているのが特徴です。
また、国東市では1300年以上の歴史を誇る仏教文化が根づいているため、由緒ある寺院が各地に点在しています。特に有名なのは、国東半島一帯に広がる寺院群である六郷満山です。
六郷満山に残る石窟や石仏の数々は、国の名勝にも指定されています。歴史的にも貴重な遺物として、毎年多くの観光客が訪れているようです。
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大分県国東市が取り組む移住支援をご紹介
国東市では、市内への移住希望者に向けて、さまざまな取り組みを行っています。ここでは、国東市がどのような移住支援を行っているのか確認しておきましょう。
就業ムービング応援補助金事業
国東市では、就業・起業などで市内への移住を考えている60歳未満の人向けに、引っ越し費用を補助するという取り組みを行っています。
補助の対象になるかは、転入日に60歳未満である、転入後5年以上継続して定住する見込みがあるなどのいくつかの条件を満たさなければなりません。補助金は、1世帯につき1人あたり5万円で最大15万円までとなっています。
移住応援給付金
国東市では、移住を促進させることを目的に、市内へ転入された方を対象にした給付金を交付しています。補助内容は、世帯状況によって異なります。
- 県外転入子育て世帯:30万円
- 県外転入その他世帯:20万円
- 県内転入世帯:10万円
なお、補助を受けるにはいくつかの条件を満たす必要があるので、利用前に確認するようにしましょう。
参考資料:国東市移住応援給付金/国東市
移住者ペーパードライバー卒業応援事業
車の運転に不安を抱える移住者を支援するため、国東市ではペーパードライバー講習にかかる費用を助成する事業を行っています。
転入日から5年以上継続して市内に定住することを確約しているなどの条件を満たせば、利用可能です。講習に要する受講料の助成は1回当たり5010円を上限としており、2回まで助成してもらえます。
参考資料:【令和5年度新設】国東市移住者ペーパードライバー卒業応援事業/国東市
お試し移住施設利用促進補助金
国東市への移住を検討している方を対象に、宿泊費の一部を補助するお試し移住施設利用促進補助事業を行っています。
つまり、国東市内の宿泊施設を利用すると、宿泊費を4日分まで1日上限6000円で補助してもらえるということです。
たとえば、1日8600円の宿泊費がかかった場合、6000円までは補助の対象となり、残りの2600円は自分で負担するということになります。
なお、補助対象になるには国東市空き家バンクの利用登録が済んでいるなどのいくつかの条件を満たさなければなりません。
空き家見学ツアー
国東市では、空き家見学ツアーの参加者を募集しています。空き家だけでなく、実際に移住し、生活することを考え、近隣の学校やスーパー、施設などの見学も可能です。
事前に空き家バンクへの登録が必要ですが、あらかじめ見学したい物件を1週間前までに国東市役所に連絡すれば、空き家を案内してくれます。観光地や海、畑なども見学できるので、移住を検討する際の参考になるでしょう。
参考資料:国東市空き家見学ツアー 随時受付中/あるじゃん、くにさき。
移住支援を利用して国東市でゆったり過ごそう
国東市では、さまざまな角度からの移住支援に力を入れています。対象となる条件は支援内容によって異なりますので、ご自身が該当するかどうかの確認をしっかりとチェックするようにしましょう。
もし、自然が多く、歴史に触れられるところに移住をしたいとお考えでしたら、移住先の候補として国東市を検討してみてはいかがでしょうか。
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