コミュニケーション検定とは？試験の概要から合格率などを詳しく解説

コミュニケーション検定という資格があることをご存知でしょうか。

この検定は、「話す」「聞く」などのコミュニケーションに関するスキルを持っていることを証明するものです。試験は初級と上級の2種類があります。

今回はコミュニケーション検定の試験概要から合格率などの情報を詳しく解説するので、受験しようと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

コミュニケーション検定とは？

コミュニケーション検定とは、日常生活からビジネスシーンまでさまざまな状況に応じたコミュニケーションスキルを客観的に証明する検定です。

初級と上級の2つの試験がありますが、どちらの級もパソコンやタブレットを利用するリモートWebテストに対応しているため、在宅・在社で受験できます。

特に受験資格なども設けられていないので、どなたでも受けることが可能。ここでは、各級の試験概要や合格発表の目安などをご紹介します。

初級

初級では、「話す」「聞く」などで円滑にコミュニケーションを取れるか、社会活動の場面で第三者に対して自分の考えを正しく伝達できるかが測定されます。

上級

上級では、シチュエーションに応じて言語・非言語を使い分けたコミュニケーションが展開できるか、社会活動の場面で第三者に対して自分の考えや主張を整理して効果的に伝達できるかが測定されます。

試験結果の発表は試験終了後から3週間ほど経ってから

コミュニケーション検定の試験結果は、試験が終わってから3週間ほどでメールにて通知されます。

サーティファイの資格受付ONLINEのマイページにログインして、合否結果を確認するという流れです。また、合格者にはデジタル認定証が発行されます。

コミュニケーション検定の合格率はどれくらい？

garage38-stock.adobe.com

資格検定を主催するサーティファイによると、2024年度試験の平均合格率は92％だったようです。

級ごとに発表されていないため、初級・上級それぞれの合格率まではわかりませんが、この結果を見ると、コミュニケーション検定は合格率が比較的高い検定だとわかります。

コミュニケーション検定は団体受験も可能

MANPUKU / stock.adobe.com

これまでご紹介した内容は個人で受験する方向けですが、実はコミュニケーション検定は企業・各種法人・教育機関などの団体受験にも対応しています。

団体受験を希望する場合は、設置・保有する施設を試験会場とするための申請手続きが必要です。受験者が1名以上であれば実施可能で、試験日も団体側が自由に設定できます。

コミュニケーション検定の勉強方法

ijeab-stock.adobe.com

コミュニケーション検定を受けるために、勉強をしたいと考えている人もいるでしょう。ここでは、おすすめの勉強方法をご紹介します。

サンプル問題を解いてみる

コミュニケーション検定のホームページでは、初級と上級のサンプル問題が公開されています。

どのような問題が出るか、傾向が確認できるので、試験勉強に役立つでしょう。

また、資料請求をすれば正答と解説が入ったサンプル問題を全問ダウンロードできます。

試験対応書籍をみる

コミュニケーション検定の対策として、テキストと問題集の要素をまとめたガイドブックがいくつか用意されています。試験対策に役立つ試験対応書籍は、以下の通りです。

各級の出題範囲をフルカバーしており、チェック問題や練習問題などが掲載されています。試験問題のレベルや出題内容を把握できる他、答案練習を繰り返し行うことが可能。

また、上級のガイドブックには面接試験の練習問題も記載されているので、面接対策にも有効です。

コミュニケーション検定は接客や営業などの仕事で役立つ資格

コミュニケーション検定は、接客や営業などの仕事をする上で相手と上手にコミュニケーションを取る能力が学べる資格です。

取得することで、一定のコミュニケーションスキルがあると証明されるため、シチュエーションにあった対応力が身につくでしょう。

試験は初級と上級に分かれていますが、合格率は90％以上と高めなので、事前にしっかりと勉強をしておけば難しくはないかもしれませんね。

今後接客業や営業などの仕事で働くことを検討している場合は、コミュニケーション検定の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

おもてなしHRでは、コミュニケーション検定の資格を活かせる求人を多数掲載しています。

ホテルや旅館などでお客様を接客する仕事をしたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。