1800年の歴史と昭和の風情漂う温泉街、杖立温泉。概要と暮らしについて

杖立温泉は、熊本県小国町に位置する温泉地です。開湯から1800年もの古い歴史と豊かな効能を持つ泉質は、湯治客をはじめとして多くの人々に愛されてきました。近年では美肌の湯としても評判が高く、女性客にも人気の温泉地となっています。今回の記事では、杖立温泉の概要や歴史についてご紹介します。

杖立温泉とは

温泉の湯舟

iStock/Yulia-Lisitsa

 

立ち昇る湯けむりと昭和の面影を残す街並みが、懐かしい雰囲気を醸す杖立温泉。ここでは、杖立温泉の概要や歴史についてご紹介します。

杖立温泉の概要とアクセス

杖立温泉は熊本県の最北端、大分県との県境に位置する温泉地です。杖立川の渓谷沿いに広がるこの温泉地は、街のあちこちから湯けむりが立ち昇り、昭和の面影を残す街並みが独特の温泉風情を漂わせています。杖立温泉の最寄り駅は久大本線の天ヶ瀬駅で、駅から温泉地までは車で28分ほどの距離になります。

杖立温泉の歴史と現状

杖立という名前の由来は平安時代に遡り、旅の僧侶がこの地を訪れた際、温泉の効能に感銘を受け、持っていた杖を立てると、杖の節々から枝や葉が生えてきたという伝説が語り継がれています。また、老人や病人など杖をついて湯治にやって来た人も、温泉から帰る頃には杖を忘れるくらいに元気になったという説もあるそうです。

 

昭和初期から中期頃には「九州の奥座敷」とも呼ばれ、歓楽街温泉として栄えましたが、バブルの崩壊と共に客足が減少し、華やかだった温泉街は衰退していきました。現在では歴史的由来や温泉情緒を活かしたまちづくりを推進し、昭和レトロな風情溢れる景観が雑誌にも取り上げられるなど注目を集め、映画や音楽のロケ地としても親しまれています。

杖立温泉の泉質と温泉街

露天風呂

iStock/ES3N

 

美肌効果も期待できると、女性客にも注目されている杖立温泉。ここでは、杖立温泉の泉質や効能についてご紹介します。

杖立温泉の湯量と泉質について

杖立温泉には源泉が26カ所あり、98~100℃という高温の湯が自噴しています。街のあちこちから立ち昇る湯けむりは、この高温の湯ならではの景観です。無色透明でやさしい湯ざわりが特徴で、泉質は中性に近い弱アルカリ性の弱食塩泉です。効能はリュウマチや皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、慢性消化器病、痔疾、切り傷、やけどなど、さまざまな症状が挙げられます。天然の保湿成分とされるメタケイ酸を多く含有していることから、肌なじみがよく、美肌効果も期待されています。

 

参照:温泉の紹介/杖立温泉公式HP

杖立温泉の温泉街

昔ながらの細い路地裏のことを、杖立では「背戸屋(せどや)」と呼び親しまれています。昭和の時代に増改築が繰り返され、現在の景観が形成されました。かつて、この裏路地は子どもたちの遊び場となっていたそうです。この昭和の風情漂う路地裏も、杖立温泉ならではの独特の雰囲気を醸し出し、現在は情緒あふれる散策路となっています。

 

また、杖立温泉は川に並んだ「鯉のぼり祭り」の発祥の地でもありますが、その鯉のぼりをイメージして、杖立川に架かる橋には、願い事が書かれた「絵鯉」と呼ばれる「絵馬」のような杉板が吊り下げられています。「こい(恋)」の願いに効果があると評判で、パワースポットとしても人気です。

杖立温泉にあるホテルや旅館での働き方と暮らし

旅館の女将とお客さん

iStock/recep-bg

杖立温泉の旅館やホテルで働く

杖立温泉には、20数件ほどの旅館やホテルが建ち並んでいます。江戸時代から昭和初期に創業された歴史ある温泉宿も多く、1日3組限定のこじんまりした湯治宿から、客室数190室といった大型の観光ホテルまで個性豊かな温泉宿が揃います。創業から300年以上続く歴史ある宿では、職種別に異なる育成プログラムが組まれています。

 

サービス部、予約営業部、総務部、調理部、施設部といった5つの部署が挙げられますが、それぞれがプロとして自律した仕事を発揮することにより、部門間の連携がうまく行われ、お客様から高い満足度を得られているそうです。また、杖立温泉で働く人は効能豊かな温泉に毎日浸かっているからか、元気で肌のきれいな人が多いとも言われています。

杖立温泉の暮らし

杖立温泉から車で10分ほどの所には、小国町の中心市街地があります。スーパーやホームセンター、学校や病院などもあり、日常の生活に不便を感じることはないでしょう。また、車で40分~50分ほどの距離には、阿蘇市や日田市の中心部があり、大型ショッピングモールなどもあります。

 

小国町では移住促進政策の効果もあり、近年、若い夫婦や単身女性の移住も珍しくなく、移住者が新たな移住者を呼び込んでいるとも聞かれます。何組の移住者からは赤ちゃんも誕生しており、過疎化が進んでいた街に明るさと活力が与えられているということです。

自然と温泉、人が優しい小国町で暮らす

杖立温泉

iStock/Ayakochun

 

小国町は阿蘇山の裾野に広がる、美しく豊かな自然が魅力のまちです。清澄な水と空気に育まれ、大らかで芯の強い人柄が多く、移住者からは「自然と温泉、人が優しい」という声が多く聞かれるそうです。小国町では「小国暮らしの窓口」を設置し、移住者向けの相談を電話やメールなどでも受け付けています。小国町に興味のある方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

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