フレアバーテンダーとはどんな仕事?バーテンダーとの違いやフレアバーテンダーのなり方を紹介

ボトルやシェイカーを使って曲芸を披露する「フレアバーテンダー」という仕事をご存じでしょうか?華やかな技を使ってカクテルを作るフレアバーテンダーに、憧れている方もいるはずです。当記事では、一般的なバーテンダーとの違いやフレアバーテンダーになる流れについて紹介します。フレアバーテンダーを目指したいという方は、参考になさってくだい。

目次

    フレアバーテンダーとは?

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    フレアバーテンダーとは、シェイカーやボトル、グラスなどを使用してパフォーマンスを行いながらカクテルを作るバーテンダーのことを言います。

     

    「フレア」とは英語のスラングで「自己表現」を意味する言葉。

     

    フレアバーテンダーによるパフォーマンスはBGMに合わせたダイナミックなもので、エンターテイメント要素が大きなショーが行われることもあります。カクテルを作る技術だけでなく、大勢の人を楽しませる技術も必要です。

     

    フレアバーテンディングの起源は1849年ごろ、アメリカのバーテンダーによるパフォーマンスがはじまりと言われています。

     

    日本国内に広まったのは1990年代後半で歴史は浅いですが、フレアバーテンディングの技術を競う世界大会で優勝した日本人フレアバーテンダーがいることから、知名度は上がっています。

     

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    バーテンダーとフレアバーテンダーの違い

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    カクテルを作りお客様に提供するという点では、バーテンダーもフレアバーテンダーも同じですが、カクテルの提供方法や必要なスキルには違いがあります。それぞれの違いについて紹介します。

     

    カクテルの提供方法

    一般的なバーテンダーは、バーでカクテルなどのお酒を作り、お客様に提供します。落ち着いた店内で静かにお酒を楽しむお客様に、カウンター越しからカクテルを提供するバーテンダーの姿を想像する方も多いのではないでしょうか。

     

    一方、フレアバーテンダーはカクテルを作る行程を様々な技巧を披露しながら行い、お客様を目で楽しませるエンターテイナーです。バーのカウンターの中で、パフォーマンスを披露しながらカクテルを作り、お客様に提供することもあります。

     

    求められるスキル

    バーテンダーは、旬の果物を使ったものや、お客様の好みや要望に合わせたカクテルを考案するなど、お酒の知識も豊富です。また、お客様との会話を大切にしながら居心地の良い空間をつくるための接客スキルも必要です。

     

    ゆったりとした空間で、バーテンダーとの会話を楽しみにしているお客様も多く、コミュニケーションスキルを磨くことも大切です。

     

    フレアバーテンダーは、空中の投げたボトルをシェイカーに入れる「カップイン」、ボトルを腕の上で止めてバランスを取る「ハンドバランス」といったサーカスの曲芸のようなパフォーマンス技術を持っています。この技術はフレアバーテンディングと呼ばれます。

     

    お酒の知識やカクテル作りの技術を持つことはバーテンダーと同様ですが、フレアバーテダーの大きな違いはエンターテイメント性にあり、フレアバーテンディングの習得には手先の器用さや運動神経が必要です。

     

    活躍する場

    バーテンダーが活躍するのは、飲食店街にあるバーや、ホテルのラウンジ・バー などです。バーは個人経営も多く、バーテンダーが独立して自らバー経営をするケースも少なくありません。

     

    一方、フレアバーテンダーによるフレアバーテンディングは、大規模なパーティーや結婚式のゲストとして披露されることが多く、出張を依頼されることもあるようです。また、フレアバーテンディングを披露するショータイムを設けているバーもあります。

     

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    フレアバーテンダーになるには?

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    フレアバーテンダーには資格は不要ですが、どうすればなれるのでしょうか。フレアバーテンダーになるための流れを紹介します。

     

    まずはバーテンダーとして働く

    エンターテイメント性の高さが特徴のフレアバーテンダーですが、バーテンダーとしての基礎知識は必要です。

     

    そのため、お酒の知識やカクテル作りの技術を習得するために、はじめは一般的なバーテンダーとして働くのが一般的なようです。

     

    フレアバーテンディングを習得する

    お酒づくりについての知識や経験を得たら、フレアバーテンディングを習得しましょう。

     

    • ・カップイン
    • ・ハンドバランス
    • ・サイドスロー
    • ・バックスロー
    • ・背面キャッチ

     

    フレアバーテンディングには、上記のようなさまざまな技があります。これらはあくまでも一例であり、この他にも、複数のカップを組み合わせた技や複数人で行う技もあるため、習得には相当な練習量が必要です。

     

    独学で練習したりスクールに通ったりする方法がありますが、いずれにしてもバーテンダーとして勤務しながらフレアバーテンディングを習得しなければなりません。

     

    フレアバーテンダーとして活躍できるまでは、数年かかる場合もあるようです。

     

    大会に出場する

    フレアバーテンダーとして知名度をあげたり、技術を向上させたりするためには、大会への出場も必要でしょう。

     

    フレアバーテンダーは、習得した技術を駆使してお客様を楽しませなければなりません。大勢の観客の前でフレアバーテンディングを披露する機会を得ることも、大会に出場する目的です。

     

    もちろん、受賞することができれば知名度は上がりますし、活躍の場は格段に広がります。

     

    フレアバーテンダーを目指すならホテルのバーテンダーがおすすめ!

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    フレアバーテンダーになるには、バーテンダーとしての基礎知識が欠かせません。お酒の知識や高い接客スキルを身につけるには、ホテルのバーテンダーがおすすめです。

     

    結婚式やパーティーなどでフレアバーテンダーによるショーが披露されるホテルもあるため、バーテンダーとして働きながらフレアバーテンダーとして活躍する機会も得られそうです。

     

    ホテルのバーテンダーとして働きながらフレアバーテンダーを目指したいという方は「おもてなしHR」にご相談ください。

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