最終面接に向けた準備とは?
選考の最終局面である最終面接。
「最終面接まで到達できれば安心」「意思確認をされるだけ」など、最終面接は内定をもらえる可能性が高いと思っている方も多いかもしれません。
しかし、一般的に最終面接の通過率は50%程度とも言われており、2人に1人は落とされる割合のようです。
気を抜いて面接に臨んでしまうと、望まない結果となってしまうことも。
もちろん、必ずしも2人に1人落とされるということではなく、企業の判断によってさまざまです。しかし、いずれにしても、採用を目指してきちんと対策しましょう。
では、最終面接に向けてどのような準備をおこなえば良いのでしょうか?
最終面接に向けて準備することについて確認していきましょう。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
最終面接の準備4つ
最終面接に向けて準備することを4つ紹介します。
志望動機や自己PRを見直す
最終面接においても志望動機や自己PRが聞かれることは多いです。
この2点については、しっかり答えられるように見直しておくと良いでしょう。
また、最終面接は企業の役員の方が面接官としておこなわれるケースがほとんどです。
自分が回答したことに関して、深堀りされる可能性が高いため、事前にどのような質問が投げかけられそうか、予想をつけておくといざという時に役立つかもしれません。
企業情報を確認する
公式ホームページや採用情報ページ、IR情報など、企業情報を確認しておきましょう。
一次面接や二次面接を通して、企業について理解を深められた方は多いはずです。新たに思うことがあった方もいるかもしれませんが、原点を見失わないことを意識してください。
- ・なぜその企業に応募したのか?
- ・企業のどこにひかれたのか?
- ・その企業はどのような事業を展開しているのか?
などを再度確認しておくことで軸がブレることを防ぎ、最終面接でボロが出てしまうリスクを減らせます。
質問に対する回答を改めて確認する
過去の面接を踏まえた上で、質問に対する回答を改めて考え直すなど、自己分析に磨きをかけていきましょう。
先述通り、最終面接の相手は経験豊富な社会人です。
深いことを聞かれる可能性が高いため、丁寧に洗い出しておいてくださいね。
逆質問を用意しておく
一次面接や二次面接の終盤に「何か質問はありますか?」と聞かれた方は多いかもしれません。
最終面接でも同じように質問される可能性が高いため、逆質問の準備をしておくと安心です。
面接を進める中で疑問があれば、その点を質問するだけでも十分ですが、アドリブが不安な方は事前にいくつか準備しておきましょう。
<逆質問の例>
- ・御社には求める人物像があると思うのですが、具体的にどのように活躍してほしいのかがつかめておりません。御社が新入社員に期待していることはありますでしょうか?
- ・一次面接にて御社は集客戦略として〇〇を展開しているとお聞きしましたが、現在は集客を課題に活動されているのでしょうか?
最終面接では、役員クラスの面接官がいるため、企業の経営について深堀りしても特に問題はありません。
質問がなくなったときは、他に質問はありますか?と聞かれるはずですので、「十分ご説明いただきましたので、特にございません。」と言って締めればOKです。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
最終面接の採用ポイント
最終面接を突破するために、面接官の着眼点について学んでおきましょう。
最終面接では、主に「個人の特徴・志望度・求める人物像との合致」を意識して見られています。
企業側からすると、入社後すぐに辞められてしまったり、活躍してもらえなかったりすると採用の意味がなくなってしまうのです。
そのようなミスマッチを避けるために、志望度は高いか?自社の社風やビジョンと合っているか?などと確認を取ります。
キャリアプランを聞かれることが多いのもこのためです。会社の方向性と応募者の方向性が合っているかを知りたいという背景があります。
希望を満たせていないと、窓際族になってしまったり早期離職につながったりすることもあるため、応募者の将来を思って目を光らせている一面もあるのです。
採用につながる!最終面接の対策法
この項目では、最終面接の対策法について紹介します。
志望意欲を示す
最終面接では入社意欲を示すことを意識しましょう。
応募者の中には、内定をゴールとして見ている方が多いかもしれません。しかし、企業のゴールは応募者が入社すること。
入社してもらえない、内定を辞退されると意味がないため、最終面接では「弊社が第一志望ですか?」「内定を出したら承諾してもらえますか?」と質問されます。
はっきりと「はい、第一志望です」と答えるようにしてくださいね。
一次面接や二次面接と異なる回答はしない
最終面接では、一次面接や二次面接と同じ質問をされることがあります。
これは、一次面接や二次面接と違う方が面接官を担当しているためです。
あらかじめ面接をおこなった担当者に聞いている部分はあるものの、自分の耳で確かめておきたいという意図で同じ質問をされるのだとか。
同じ質問をされた場合は、必ず同じ内容で伝えるようにしましょう。異なる内容を伝えると、面接官が混乱してしまったり、統一性がないことで信頼を失ったりするおそれがあります。
理解しようとする姿勢をみせる
面接官を理解しようとする姿勢、仕事を理解しようとする姿勢を大切にしてください。
相手の面接官は数々の経験をこなし、優秀な経歴を重ねてきた方であることはもちろん、人によっては年齢に大きな差がある方もいるでしょう。
そのため、立場的に面接時間内で完璧に理解し合うのは少々難しい話です。
だからこそ、理解しようとする姿勢をみせることで面接官から好印象を抱いてもらえます。
就職・転職エージェントを活用する
就職・転職エージェントは、求職活動をサポートしてくれる存在です。
面接対策はもちろん、書類の添削や求人紹介などとさまざまなサービスを利用できます。
就職・転職のプロがキャリアアドバイザーとしてついてくれるため、1人で進めるよりも安心して求職活動をおこなえるでしょう。
企業とのスケジュール調整なども代行してくれるため、仕事で多忙な方などは、1〜2社ほど活用を検討してみるのもアリですよ。
最終面接の対策ならエージェントにお任せ!
面接に不安・悩みがあるときは、就職・転職エージェントの活用をご検討ください。
エージェントを活用することで、面接のコツを教えてもらえるだけでなく、自分の希望条件に合った求人を紹介してもらえることも。
ホテル業界の就職・転職であれば、当サイト「おもてなしHR」が無料で求職活動をサポートいたしますので、ぜひお問い合わせください!