バックオフィスの仕事とは？

iStock.com/kokouu

営業管理部門を後方から支え、縁の下の力持ち的な存在と言われる「バックオフィス」。

バックオフィスの仕事として挙げられるのは、経理事務や人事・総務事務、営業事務、一般事務など、一度は耳にしたことのあるものばかりのはずです。

バックオフィスは、フロントオフィスと呼ばれる営業職の人たちが、会社の売上にしっかり貢献できるようにサポートする必要があります。

当記事では、会社にとってなくてはならないバックオフィスのやりがいや、この仕事に向いている人の特徴について紹介するので、最後までご一読ください。

バックオフィスの仕事のやりがい4選

iStock.com/key05

ここでは、バックオフィスの仕事のやりがいを4つ紹介します。

フロントオフィスに感謝される

バックオフィスの仕事は、フロントオフィスの人たちを裏からサポートする重要な役目を担っています。

ほとんどの会社では、見積作成や受発注処理、問い合わせ対応など、フロントオフィスの人ではなくてもできる業務はバックオフィスがおこなうそうです。

そのため、フロントオフィスの人たちから「ありがとう」「本当に助かったよ」など、お礼の言葉を言われることが多いので、フロントオフィスのやりがいにつながるのですね。

会社の縁の下の力持ちとして活躍できる

バックオフィスは、会社全体を支えるいわば縁の下の力持ち的な存在なので、あらゆるポジションで活躍できます。

例えば、フロントオフィスの営業フォローなどをおこなう営業事務、施設全体のお金の動きを全て把握する経理事務などさまざま。

バックオフィスによっては表舞台に立ったり、目立ったりすることはないかもしれませんが、会社を裏側から支えることには変わりないでしょう。

あらゆる業務に対応できるスキルが身につく

バックオフィスの仕事を経験すると、あらゆる場面で対応できるスキルが身につきます。

バックオフィスの仕事を通して身につくスキルを以下にまとめてみました。

上記のスキルは、プライベートでもいかすことができますし、今後のキャリアアップにもつながるでしょう。

会社の問題解決に携わり達成感を味わえる

バックオフィスは、社内の問題解決に貢献することで大きな達成感を味わえる仕事です。

例えば営業事務の場合、お客様から依頼された注文内容に誤りがあり、どうしても明日中に商品が欲しいと依頼されたとします。

そんなとき、仕入先業者に関する知識が豊富であれば、スムーズに交渉して無事に受注につなげることができるでしょう。

会社のトラブル解決に貢献できるだけではなく、お客様とフロントオフィスの信頼も得られるということですね。

バックオフィスの仕事に向いている人

iStock.com/maruco

バックオフィスのやりがいを感じながら、楽しく働ける人とは一体どんな人でしょうか？

ここでは、バックオフィスの仕事に向いている人の特徴を4つ解説します。

同じ作業をコツコツと取り組める人

バックオフィスは、基本的に毎日ほぼ同じ業務をこなすので、同じ作業に飽きずにコツコツと取り組める人に向いています。

バックオフィスは、環境・仕事の変化が少ない仕事と言われているため、飽きずに一つの業務に集中できることが必要です。

「自分のペースでコツコツ作業したい」「繰り返し作業が好き」という方には、ぴったりな仕事でしょう。

コミュニケーション能力が高い人

バックオフィスは、社内とのコミュニケーションが必要不可欠な仕事です。

ただ、あなたが担当する部署・仕事内容によっては、内部だけではなく、外部の人たちと関わる機会があるかもしれません。

そんなとき、コミュニケーション能力が高ければ、スムーズに業務を進めることができるでしょう。

人をサポートしたい人

バックオフィスは、「人の役に立ちたい」「人をサポートしたい」と思う人に向いている仕事です。

そもそも、バックオフィスの仕事は部署全体をサポートする仕事なので、人を支えることにやりがいを感じられないと向いていないかもしれません。

あなたのサポートで、部署全体が滞りなく仕事を進められれば、大きな喜びを感じられるのではないでしょうか。

スケジュール管理ができる人

受発注業務などをおこなうバックオフィスの場合は、スケジュール管理が必要になります。

例えば、フロントオフィスから依頼された資材を希望納期までに現場へ納品する場合は、日程に余裕を持って仕入先業者と交渉しなければなりません。

バックオフィスは、日頃から予定管理することに抵抗がない方にも向いている仕事だと言えるでしょう。

バックオフィス業務ができるおすすめの業界は？

iStock.com/Dimensions

ここまでで、バックオフィスの仕事に興味を持った方も多いのではないでしょうか？

この項目では、バックオフィス業務ができるおすすめの業界を3つ紹介します。

【お金の扱い方をマスターできる】金融業界

金融業界のバックオフィスは、企業の内部統制や営業支援がメインとなります。

主な仕事内容は、契約書作成・保管や売買取引の事務処理、電話対応などさまざま。

また、窓口業務では、口座開設や支払処理でお金を扱うこともあるので、適度な緊張感を持つ必要があります。

金融に関する知識やお客様とスムーズにやり取りできるコミュニケーション能力などがあれば、即戦力として活躍できるでしょう。

【幅広い知識や経験が身につく】広告業界

広告業界のバックオフィスは、意欲次第で業務の幅を広げられるなど、多くの知識や経験が身につくチャンスにあふれています。

主な仕事内容は、フロントオフィスのスケジュール管理、会議室予約、電話・来客対応、データ入力など。

会社によっては、バックオフィスの意見を採用してくれるなど、自分の力で会社全体を支えている醍醐味（だいごみ）を感じさせてくれるかもしれませんよ。

【施設運営全般を支える力が身につく】宿泊業界

宿泊業界のバックオフィスは、施設を裏側から支える仕事です。

主な職種は、施設全体のお金の動きを把握している経理、お客様におもてなしができる「人」を採用・育成する人事、労働環境・施設管理を担う総務などさまざま。

お客様と直接関わることは少ないものの、お客様に唯一無二の滞在時間を提供できたことに喜びを感じられるやりがいのある業界です。

「お客様に喜んでほしい」「施設全体を後方から支えたい」という方は、宿泊業界にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

バックオフィスのやりがいを通して幅広いスキルを身につけよう！

iStock.com/chachamal

バックオフィスのやりがいは、人の役に立つことに喜びを感じつつ、日々自分自身の成長を実感できることです。

幅広いスキルを身につけて、会社にとってなくてはならない存在になりましょう！

もし、バックオフィスのやりがいを感じたい人の中に、宿泊業界の仕事に興味がある人がいたら、当社サービス「おもてなしHR」にご相談ください。